2016.12.09

フューチャーワークWG「欧州におけるリビングラボの調査研究報告」を開催しました。

フューチャーワークWG 公開ディスカッション

欧州におけるリビングラボの調査研究報告と日本におけるオープンイノベーションの可能性

 フューチャーワーク・ワーキンググループは、未来の働き方やワークプレイスの実践的な研究開発を行っています。クリエイティブ・シティ・コンソーシアムの活動拠点であるカタリストBAも同ワーキンググループでコンセプト開発されたものです。今、市民参加のイノベーションやリビングラボへの注目が高まっていますが、国内外の大学やシンクタンクとも連携しながらこれらの情報を集め、日本における展開の可能性を探っています。

 21世紀は都市の時代と言われていますが、2050年には世界人口の70%が都市に暮らすと言われる一方、高齢化や交通渋滞、食糧など多くの課題を抱えています。また、急激な人口減少、財政、医療や教育等の問題に取り組むために、公民連携やセクターを越えたソーシャルイノベーションの例も増えています。リビングラボはこれらの社会課題に対して生活者起点でのイノベーションを実践する場やプロジェクトです。

 ワーキンググループのリーダーであるコクヨ株式会社と東京急行電鉄株式会社は、これらの研究の一環として、昨年から今年にかけてコペンハーゲンIT大学等で実施した、欧州の複数国にわたるリビングラボの調査に協力しています。その成果報告会を9月27日に開催し、約50名の方に参加いただきました。ゲストスピーカーとして、本調査を実際に行ってきた安岡先生、上平先生をお招きし、また、日本におけるリビングラボの研究を進めている西尾様も交えてパネルディスカッションを行いました。  

 参加者にはリビングラボの研究者や実践者の方々もいらっしゃって、今後の活動につながる活発な意見交換の場となりました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

                                                       ■開催日 9月27日(火) 15:00~18:00 コクヨ品川オフィス エコライブスタジオ

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                                                       ■ゲストスピーカー

○リビングラボの調査報告

 ・コペンハーゲンIT大学 助教授 安岡美佳氏

 ・専修大学ネットワーク情報学部 教授 上平崇仁氏

○日本におけるリビングラボの報告とその可能性

 ・富士通総研 経済研究所 上席主任研究員 西尾好司氏

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                                                       ■調査内容

○Give & Take プロジェクト(デンマーク、オーストリア、ポルトガルの3国連携)

○デザイン幼稚園サンセスロッテ(デンマーク)

○オーデンセ・ヘルスケア・イノベーション(デンマーク)

○マルメ・リビングラボ(スウェーデン)

○カロリンスカ・イノベーション・インテグレートエコシステム(スウェーデン)  

                                           

リビングラボは日本においてまだ試行段階ですが、フューチャーワーク・ワーキンググループでは引き続き、未来の働き方とイノベーションについて研究と実践を進めていきたいと考えています。

                                           

WGリーダー コクヨ株式会社 齋藤敦子