クリエイティブ・シティ・コンソーシアムでは、未来を担う子どもたちのクリエイティビティ育成のために、後援会員NPO法人CANVASとともに、カタリストBAで継続的に「カタリストキッズ」ワークショッププログラムを開催しています。
5月から8月にかけては、ベネッセ文章教室・サイエンス教室とのコラボレーションによるプログラムでした。
5月13日(日)「文章表現のイロハを学ぼう!」で「なぜ、ひよこは黄色いのか?」「なぜ、シマウマはシマシマ模様なのか?」など、原因と結果のつじつまが合うような文章構成を学んだ後、6月10日(日)の「オリジナルデジタル絵本をつくろう!」では、グループで考えたストーリーを、パソコンを使って世界に一つのオリジナルなデジタル絵本を作成しました。
生き生きした文章に動きがつくことで、子どもたちの世界が無限に広がっていきます。
7月8日(日)「アニメの原理を実験で学ぼう!」では、少しづつ違う動きの絵を回転させ、懐中電灯の光を当てることで絵が動いているかのように見える「ゾートロープ」を手作りしました。
そして8月12日、夏休み真っ最中のカタリストBAに約65名の小学生が集まりました。今日のテーマは「オリジナルアニメーションをつくろう!」。
まずコバ先生から、『アニメはラテン語で「魂」という意味の"anima"が語源』と学び、実際にカラー粘土のボールをデジカメでコマ撮りし、少しずつ動かして簡単なアニメを作っていきます。
次に、粘土のボールを動物のキャラクターに変身させたり、動物同士の動きを絡ませてストーリー仕立ての動きにしていきます。撮った映像は、楽しい音楽をのせてアニメーションに仕上げて出来上がり。各グループの作品の鑑賞会を行いました。
立体的な動きを表現したり、イルカをはじめいろんな動物が次々輪くぐりをするアニメなど、工夫を凝らしたアニメ映像が次々スクリーンに映されます。オリンピックの五輪と金メダルをモチーフにしたアニメも発表されました。子どもたちの作品はこの後WEBでも公開されます。
粘土の細かい造作に没頭する女の子、規格外(?)に大きな生き物を作った男の子、まさに粘土に魂を吹き込むように、子どもたちは自分でつくったキャラクターにスラスラと迷うことなくストーリーを創り、それを動きとして表現していきます。
最後は、自分で作ったキャラクターを大事そうに箱に入れて持ち帰りました。お家でも家族に続きのお話ができるといいですね。
子どもたちの素敵な作品はこちらをご覧ください
http://www.canvas.ws/catalystkids/ws/gallery.html