第4回総会レポート
【2013年5月31日15:30-16:30】 第4回総会
5月31日(金)、15時半よりカタリストBAで第4回総会を開催しました。小宮山会長による挨拶の後、2012年度事業報告及び決算報告、役員の選任、2013年度事業計画及び予算計画ともに賛成多数により承認されました。
その他、事務局から、各WG・プロジェクトの活動状況、ブレスポの開催、当コンソーシアムの会員であるGMOリサーチと夏目総合研究所によるコラボレーション事業等の報告がありました。各WG・プロジェクトの活動状況の報告では、Segwayを使ったプレゼンや小宮山会長からの質問・提案があるなど、活発な意見交換が行われました。
設立4年目の当コンソーシアムは、法人会員・幹事会員78社、個人会員6名、学術会員17名、研究会員2名、後援会員20団体となりました。
【2013年5月31日16:30-】 セミナー・懇親会
総会終了後、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授であり、外交ジャーナリスト・作家の手嶋龍一氏による基調講演「インテリジェンスの三都物語 ~上海・ウィーン・ベルリン~」をいただきました。手嶋氏の独特の語り口に、参加者全員が引き込まれていました。
ご講演では、冷戦時代以前の上海、ウィーン、ベルリンでは「情報」が重要な役割を果たしたことを皮切りに、膨大な情報(インフォメーション)の中から本質を見抜き、情報が意味する全体像を描き出す「インテリジェンス」について、飯島勲氏の訪朝、核ミサイル6ヶ国協議、北朝鮮の拉致被害者といったタイムリーなニュースを例に解説していただきました。また、情報の収集・分析・精査による「インテリジェンスサイクル」の考え方、「インテリジェンス」を磨くことの大切さなど、クリエイティブな仕事を志向する参加者にとって示唆に富んだお話を聞くことができました。
講演会後の懇親会も、いつもどおりの和やかな雰囲気の中で行われました。また、手嶋氏には著書へのサイン会を開催していただき、長蛇の列ができました。一人ひとり、一冊一冊、大変ご丁寧にサインをしていただきました。手嶋先生、お忙しいところ、大変ありがとうございました。
以上