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イベント

Open Lab. 2012.9.27

懇親会20120727_202134.jpgのサムネール画像 二子玉川をモデルに、未来志向でクリエイティブな人々が集い、交わり、価値の創出を目指す、クリエイティブ・シティ・コンソーシアム主催のオープンラボです。
 より便利に、より安心安全に、より楽しく、いつまでも健康で快適な暮らしのため、
「スマートライフWG」は、健康に役立つ情報とサービスの融合によって、個人の生活を支援しライフスタイルを提案できるサービスモデルの検討を進めています。

 今回のオープンラボは、測定器やレシピ本で脚光を浴びている株式会社タニタヘルスリンクの坂井社長をお迎えし、

『タニタのすすめるヘルスケアサービスの紹介と同市場での成功へのヒント』

についてプレゼンテーションして頂きます。


 体脂肪計の世界No1シェアを持つタニタは、健康機器メーカーとしての成長と並行して、健康サービスの分野でも新たなチャレンジを続けています。
 IT
を活用した一般消費者向け健康サービスや特定保健指導、今話題の社員食堂のレシピ本ビジネスなどタニタのヘルスケアサービス事業をご紹介し、また同市場の将来性、陥りやすい罠や成功へのヒントについてお伝えします。


《坂井康展氏 プロフィール》
株式会社タニタヘルスリンク代表取締役社長

ニューヨーク州立大学卒業後、アクセンチュア株式会社にてコンサルティング業務に従事し、2006年に株式会社タニタに入社。

ネットヘルスケアを手がける株式会社タニタヘルスリンクを立ち上げ、2007年より現職。

厚労省「保健指導等の健康サービス産業調査研究」委員

経産省「新ヘルスケア・サービス産業創出懇談会」委員 など

 

 後半は、スマートライフWGのリーダーである富士通より、今秋いよいよ実証実験のフェーズに入る活動についてプレゼンテーションしていただきます。
 ヘルスコンシャスな方はもちろん、ヘルスケアビジネスにご関心をお持ちの方は、奮ってご参加ください。


 【概 要】

■日 時: 927日(木) 19時~ 21時半

■場 所: カタリストBA (世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ・オフィス8 F)        

 
http://catalyst-ba.com/access.html
■お申込み:

http://kokucheese.com/event/index/51976/

■参加費: 2,000
 ※20時を過ぎて入館される方は、カタリストBA03-6362-3443)までご連絡ください。

■スケジュール:    

 1900分 坂井社長プレゼンテーション         

 1940分 スマートライフWGプレゼンテーション

 2000分頃~ 意見交換・懇親会

 21時頃   閉会


★皆様のご参加をお待ち申し上げております。

 

お申し込みは、こちら

 → http://kokucheese.com/event/index/51976/

 

City Summit 2012

クリエイティブ・シティ・コンソーシアムは、2010年8月の設立より3年目を迎えました。

その間、多様な民間企業、学識者、行政、各団体、個人が連携して、"オープンイノベーションによるクリエイティブシティの実現"を目指し、都市で人々がクリエイティブに働き、遊び、暮らす環境の在り方を模索して活動しています。

このたび、次世代の街づくりを推進している4都市(富山市、横浜市、石巻市、および二子玉川)による、

 City Summit 2012 ~次世代に繋ぐ未来の都市(まち)づくり~

を渋谷ヒカリエホールにて開催いたします。

ご関心をお持ちの皆様のご来場をお待ちしております。

 詳細はこちらをご覧ください。City Summit 2012応募要項.pdf

City Summit .pdf 121012_シティサミットリリース.pdf

【参加申し込みは9月28日をもって締め切りました。多数のお申し込み、まことにありがとうございました。

抽選の上、10月4日を目途に受付事務局よりご招待メールを配信いたします。】

開催概要

日時  2012年10月12日(金) 13:30~17:00 (※その後会員懇親会がございます)
場所 渋谷ヒカリエホール ホールA
【会場へのアクセス】〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ9F
東急田園都市線、東京メトロ副都心線「渋谷駅」15番出口直結。 東急東横線、JR線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」と2F連絡通路で直結。
定員 800名
参加費 無料
出演者 

<オープニング>
 小宮山 宏氏(クリエイティブ・シティ・コンソーシアム会長)
<基調講演>
 安藤忠雄氏(建築家・東京大学名誉教授)  「魅力ある都市」
<プレゼンテーション> 
 「二子玉川に創るクリエイティブシティ」 松島克守氏(クリエイティブ・シティ・コンソーシアム副会長)
 「コンパクトシティ戦略による富山型都市経営の構築」 森 雅志氏(富山市長)
 「横浜市が実現する環境未来都市とスマートシティ」 浜野四郎氏(横浜市温暖化対策統括本部長)
 「石巻市の挑戦 「世界の復興モデル都市」を目指して」 亀山 紘氏(石巻市長)
<ナビゲーター>
 村木美貴氏 (千葉大学大学院工学研究科建築・都市科学専攻准教授)

主催 クリエイティブ・シティ・コンソーシアム
後援 経済産業省、国土交通省、プラチナ構想ネットワーク、東洋経済新報社
協賛 株式会社イトーキ、株式会社岡村製作所、三機工業株式会社、セコム株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、富士通株式会社、株式会社三菱総合研究所、株式会社LIXIL、富士フイルムイメージングシステムズ株式会社、 コクヨファニチャー株式会社、シスコシステムズ合同会社、株式会社日建設計、東京急行電鉄株式会社
応募方法 参加申込受付は終了しました。
応募開始日 <コンソーシアム会員>2012年8月27日(月)       
<一般>2012年9月3日(月)
応募締切日 2012年9月28日(金) 24:00
ご招待 ご応募いただいた方の中から抽選の上、 事務局よりご招待メールを差し上げますので、 当日会場までメール(出力)をお持ちください。
※詳細については、お申込み時にサイト上にてご確認ください。
問い合わせ summit@creative-city.jp までお問合せください。

 

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クリエイティブ・シティ・コンソーシアムでは、2012年8月1日(水)~8月5日(日)の間、二子玉川ライズにて「節電縁日2012」を開催いたしました。

「電気を消して街へ出よう!」を合言葉に地域の方々が自宅の電気を消して同じ場所に集まり、楽しみながら節電について考え、共感することを目的として、天の川プロジェクトの協力によるソーラーLEDランタンを皆で作るワークショップを始め、節電について学ぶすごろくや電気を面白く学べるなおやマンのサイエンスショー、白井貴子さんのトーク&ライブ、そして縁日屋台などを行いました。

message.JPG本イベントには非常に大勢の方に参加いただき、それぞれの節電の取り組みについてメッセージを書いていただきました。

レポートはこちら

また、当日の模様がTOKYO MXのニュースで報道され、アーカイブされています。




クリエイティブ・シティ・コンソーシアムでは今後もよりクリエイティブに節電や「創電」を考え、推進していきます。

クリエイティブ・シティ・コンソーシアムでは、未来を担う子どもたちのクリエイティビティ育成のために、後援会員NPO法人CANVASとともに、カタリストBAで継続的に「カタリストキッズ」ワークショッププログラムを開催しています。

5月から8月にかけては、ベネッセ文章教室・サイエンス教室とのコラボレーションによるプログラムでした。

5月13日(日)「文章表現のイロハを学ぼう!」で「なぜ、ひよこは黄色いのか?」「なぜ、シマウマはシマシマ模様なのか?」など、原因と結果のつじつまが合うような文章構成を学んだ後、6月10日(日)の「オリジナルデジタル絵本をつくろう!」では、グループで考えたストーリーを、パソコンを使って世界に一つのオリジナルなデジタル絵本を作成しました。

生き生きした文章に動きがつくことで、子どもたちの世界が無限に広がっていきます。

7月8日(日)「アニメの原理を実験で学ぼう!」では、少しづつ違う動きの絵を回転させ、懐中電灯の光を当てることで絵が動いているかのように見える「ゾートロープ」を手作りしました。

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そして8月12日、夏休み真っ最中のカタリストBAに約65名の小学生が集まりました。今日のテーマは「オリジナルアニメーションをつくろう!」。

まずコバ先生から、『アニメはラテン語で「魂」という意味の"anima"が語源』と学び、実際にカラー粘土のボールをデジカメでコマ撮りし、少しずつ動かして簡単なアニメを作っていきます。

次に、粘土のボールを動物のキャラクターに変身させたり、動物同士の動きを絡ませてストーリー仕立ての動きにしていきます。撮った映像は、楽しい音楽をのせてアニメーションに仕上げて出来上がり。各グループの作品の鑑賞会を行いました。

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立体的な動きを表現したり、イルカをはじめいろんな動物が次々輪くぐりをするアニメなど、工夫を凝らしたアニメ映像が次々スクリーンに映されます。オリンピックの五輪と金メダルをモチーフにしたアニメも発表されました。子どもたちの作品はこの後WEBでも公開されます。

粘土の細かい造作に没頭する女の子、規格外(?)に大きな生き物を作った男の子、まさに粘土に魂を吹き込むように、子どもたちは自分でつくったキャラクターにスラスラと迷うことなくストーリーを創り、それを動きとして表現していきます。

最後は、自分で作ったキャラクターを大事そうに箱に入れて持ち帰りました。お家でも家族に続きのお話ができるといいですね。

子どもたちの素敵な作品はこちらをご覧ください 
http://www.canvas.ws/catalystkids/ws/gallery.html

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8月18日(土)、世田谷区・川崎市の多摩川花火大会に合わせて、コンソーシアムの会員交流会が開催され、カタリストBAに会員のご家族を含め90名ほどが集まり賑わいました。
15時半より開かれた臨時総会では、松島副会長によるご挨拶の後、規約の一部改定と、幹事会員として新たに大日本印刷株式会社が加わることが承認されました。
設立3年目のコンソーシアムは、8月時点で法人会員79社、個人会員5名、学術会員16名、研究会員2名、後援会員17団体という大所帯となりました。

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会員交流会では、主なワーキンググループとプロジェクトからの現況報告・成果発表として、新しいモビリティを通じてコミュニケーション・コミュニティの活性化を図る「スマートモビリティWG」、2012年秋より二子玉川地域でユーザー検証実験を実施する予定の「スマートライフWG」、二子玉川を"位置情報のメッカ"として注目を集めつつある「位置情報サービスWG」より、最新の活動や動向についてプレゼンテーションがされました。また松島副会長からは、クリエイターのネットワークをサイトとして構築する「J-Creatorsプロジェクト」への参画呼びかけが行われました。

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続いて、グランドデザイン2015委員会より、コンソーシアムが考える二子玉川をモデルとしたクリエイティブシティのあり方、クリエイティブシティのビジョンについて委員会で議論した成果の発表がありました。発表の後は、会員から、個人として企業人として興味あること、取り組んでみたいことなどのアイデアを募り、ボードはたくさんのアイデアで埋まりました。

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10月12日には、グランドデザインはさらに進化した形で渋谷ヒカリエホールで開催される「シティ・サミット2012」で披露されます。この日は次世代の街づくりを推進する4都市からのプレゼンテーションを主とするサミットに続いて、夜は渋谷エクセルホテル東急にて会員交流会が開かれる予定です。

休憩を挟んで、恒例の新規入会会員の2分間スピーチが行われました。入会予定も含め20社余りが自社事業の説明とPR、コンソーシアムでの活動への期待を披露しました。
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外が次第に暮れていくなかで、co-labの中安さん、コンシェルジュの佐中さんよりカタリストBAの利用案内が行われ、続いて今月カタリストBAに導入された知的照明システムの紹介とデモンストレーションが同志社大学の三木先生より行われました。

そして、いよいよ花火の打ち上げを前に懇親会がスタートしました。理系女子大生コミュニティ凛の池田さん、白石さんの紹介も行われました。
19時、世田谷と川崎の花火が多摩川を挟んで同時に打ち上げが始まりました。カタリストBAからは、二子玉橋下流の川崎市側の花火がガラス一面に広がり、子どもたちは大喜び。花火とともに食も進み、懇親会は盛会のうちに終わりました。
来年もまたぜひ、花火大会でお会いしましょう!

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クリエイティブ・シティ・コンソーシアムでは、今年も電力不足が懸念される夏季期間に、『電気を消して、街に出よう!』を合言葉に、会員有志により節電縁日2012を開催いたします。

 本イベントは、環境省の推進するクールシェアの取り組みに賛同して企画するものです。電力ピークカットが必要な平日を含めた午後に、家の電気を消して二子玉川ライズに楽しく集えるクールシェアスポットを創出し、地域の方々がご自宅から、もしくはオフィスワーカーの方々が職場から家に帰る前に二子玉川ライズで「涼」をシェアすることで、ご家庭で使用する電気の「節電」に協力します。また、本イベントを通じて、一人ひとりが節電を「自分ごと」としてとらえ、「節電」に関する共感の連鎖をつくることを目指します。

 これらのイベントに参加することで節電縁日のみで通用する「節電ポイント」がもらえ、ポイントを利用して縁日に参加したり、景品と交換できます。

 また、コンソーシアムとして「一般社団法人スマートプロジェクト」による「家庭の節電行動2012」とも情報発信等での連携を図り、節電行動を広めてまいります。

期 日
2012年8月1日(水)~2012年8月5日(日)各日13:00~
場 所 二子玉川ライズ・ガレリア(http://www.rise.sc/access/
主 催
クリエイティブ・シティ・コンソーシアム 節電縁日2012実行委員会
(東京急行電鉄㈱  ビッグバンハウス㈱  ㈱ビットメディア)
協 力
二子玉川ライズ  ㈱アクアカラー  離島経済新聞社
後 援
世田谷区  玉川町会  一般社団法人スマートプロジェクト
実施概要
①街で遊ぼう!ワークショッププログラム
 ・ソーラーLEDランタン製作ワークショップ(8/1~8/3)
 ・その他プログラム(8/3~8/5)
  -離島経済新聞バッグ製作ワークショップ他
②街で集おう!節電縁日
 ・縁日屋台(8/3~8/5)
 ・節電すごろく(8/3~8/5)
 ・ステージプログラム
  -白井貴子トーク&ライブ(8/3)
  -なおやマンのへんてこパーティ(8/3)
  -熱帯極楽音楽ライブ(8/3~8/5)
お問合せ
info@creative-city.jp(土日対応) 03-3477-6038(平日のみ)

節電ポイントについて

本イベントでは、プログラムに参加して「節電ポイント」を交付するもの、「節電ポイント」を使用して参加するものがあります。ポイントは、チケットの形で発行します。
※二子玉川ライズ・ショッピングセンター内では利用できません

ポイント一覧

参加してポイントがもらえるプログラム
項目
 日程 発行ポイント
 ソーラーLEDランタン製作ワークショップ参加  8/1~8/3 13:00~18:00  5ポイント
 ピークカット来場ポイント(先着100名)  8/1~8/3 13:00~15:00  2ポイント
 節電すごろく参加  8/3~8/5 13:00~18:00  参加賞1ポイント+順位賞
 森の香りクイズ参加  8/4 14:00/16:00  3ポイント
 防災ワークショップ参加  8/5 13:00~16:00  3ポイント
 節電アクションメッセージの記入  8/3~8/5 12:30~19:00  1ポイント
ポイントを使用して参加するプログラム
項目
 日程 使用ポイント
 節電縁日屋台利用  8/3~8/5 13:00~20:00  1ポイント
 離島経済新聞バッグワークショップ参加  8/4 13:00/15:00/17:00  2ポイント
 アロマハンドトリートメント利用  8/4 14:00/16:00  4ポイント
 復興支援アクリルたわしプレゼント  8/4 13:00~19:00  3ポイント
紋きりうちわワークショップ参加  8/5 16:30~18:30  2ポイント
 節電縁日プレゼント  8/1~8/5 15:00~19:00  1ポイント

プログラム詳細

ソーラーLEDランタン製作ワークショップ&点灯式

太陽の光を集めて光るランタン、みんなでつくって会場を飾ろう。

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水がスイッチになる太陽電池のLEDランタンの入れ物をみんなでつくります。2Lのペットボトル容器とアルミホイルでソーラーLEDランタンを1000個つくり、ガレリアを光のオブジェで飾ります。

初日からは製作ワークショップを行い、3日の夜からは参加型の点灯式を行います。みんなでガレリアを飾りましょう。


  • 製作ワークショップ

  日時:8月1日(水)~8月3日(金) 各日13:00~18:00
  発行ポイント:5ポイント
  ※ご自宅より空の2Lのペットボトルをご持参ください
  ※製作したランタンは全てオブジェに利用いたします。お持ち帰りできませんことを予めご了承ください

  • 点灯式
  日時:8月3日(金)~8月5日(日) 各日19:00
  ポイントに関係なくご参加いただけます

ステージプログラム

なおやマンのヘンテコパーティ

視点を変えて電気を学ぼう

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ヘンテコで楽しいショーアップしたワークショップを通して、こども達の毎日をわくわくに変えてえていく活動を全国で展開しているなおやマンが節電縁日にやってきます。

今回は『どっちのエネルギーショー~でんか・ひでんか ひえひえバトル~』と題した参加型のパフォーマンスを行います。


日時:8月3日(金) 13:00~/16:00~

ポイントに関係なくご参加いただけます

<なおやマン (島崎直也)プロフィール>
ヘンテコないつもと違う視点で体験・体感するショーアップしたワークショップを通して、こども達の毎日をワクワクに変えていく活動を全国で展開している軽井沢在住の ワークショップエンターテイナー。
  学習院大学理学部化学科卒業。東京ガス株式会社環境エネルギー館インタープリター(教育プログラムの企画運営)を経て、2004年にケミカルエンターテインメントを設立。
現在、NPO法人CANVASフェロー、軽井沢中部小学校クラブ講師などの活動を行っている。
白井貴子トーク&ライブ

感性電気力、一緒に発電しよう。

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「青空の好きなロックシンガー」白井貴子さんが二子玉川ライズのガレリアにやってきます。

音楽ライブだけでなく、節電行動やエコに関するトークショーも行います。感性の面から節電を考えましょう。

日時:8月3日(金) 15:00~

ポイントに関係なくご参加いただけます

<白井貴子プロフィール>
1981年デビュー。「CHANCE」のヒットをきっかけに女性初の10日間連続ライブ・西武球場ライブを成功させ、女性ポップロックの先駆者的存在に。
1988年より2年間、ロンドンに移住。
2005年 「愛・地球博」市民パビリオンで「BAOBAB」がテーマソングとなる。
2010年 春 第61回全国植樹祭かながわ大会テーマソング
       「森へ行こう!」を雨の中120人の子供達と発表。
2011年 夏 陸前高田復興祭「きてけらっせ」にて「松の花音頭」発表。    
2012年 夏・「松の花音頭」・NPO法人鶴見川流域ネットワーキングの岸由二教授と子供達で作った「マッカチ・カニカニ音頭」発売予定。 
神奈川県初の環境大使・横浜YESアンバサダー・
小田原ふるさと大使・海老名市「森の楽校」アドバイザー
熱帯極楽音楽ライブ

節電縁日で「Cool Club Band!」結成

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1930年代のスウィングジャズを華やかにオシャレに再現したバンドとして活躍する「HOT倶楽部イクスプレス」のメンバーを中心に、節電縁日のためのオリジナル セッションバンドを結成!

ワークショップで作った楽器で一緒に演奏もできます!

日時:8月3日(金)~8月5日(日)

ポイントに関係なくご参加いただけます

<出演リスト>
  • 8月3日
14:15~14:35 スティールパン 伊沢 陽一
17:15~18:00 Cool Club Band Uk浦上/Ac丸茂/Sp伊沢/Db,Vln太田Vo繭本/G 山本
  • 8月4日
13:00~13:20 Uk 浦上/Ac 丸茂/Hla 加花/G 山本Vo繭本
14:30~14:50 スティールパン 伊沢 陽一
16:00~16:20 スティールパン 伊沢 陽一
17:15~18:00 Cool Club Band with  リサイクル楽器を創った子ども達
Uk浦上/Ac丸茂/Pc小川/Vo繭本G 山本/ Hla 加花     
  • 8月5日
13:00~13:20 Uk 浦上/Ac 丸茂/Hla 加花/G 山本Vo繭本
14:30~14:50 アコーディオン 丸茂 睦
16:00~16:20 アコーディオン 丸茂 睦
17:15~18:00 Cool Club Band with  リサイクル楽器を創った子ども達
Uk浦上/Ac丸茂/Pc成田/Db,Vln太田/Vo繭本/G 山本/Hla 加花

縁日屋台

さあ、さあ、ポイントを集めたら屋台へいらっしゃい、懐かしい遊びたちがまってるよ。

縁日写真3.bmp

昔懐かしい縁日屋台がガレリアに出現します。

スーパーボールすくい/ヨーヨーつり等の涼を感じさせる水ものの屋台を出展します。


日時:8月3日(金)~8月5日(日) 13:00~20:00

使用ポイント:1ポイント

節電すごろく

電気を創る「発電」と電気を減らす「節電」。
電気をゆずる「ピークシフト」電気を分かち合う「ピークカット」がわかる双六。

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友達同士やご家族で参加!2名から4名程度の参加者を募って個人対戦方式で開催する「節電スゴロク」。

参加者には色別されたメッシュのビブスを着用していただき、MCの進行でエキサイティングに楽しみながら節電について学んでいただきます。

日時:8月3日(金) 13:00~/16:00~

発行ポイント:最も早くゴールにたどり着いた参加者には5ポイント、2等には2ポイント。3位以下の参加者には参加賞1ポイントをプレゼントします。


節電アクションメッセージ

あなたの節電アクションは? 
思いついたアイディアをメッセージボードにはり出そう。

message2.JPG「エアコンの設定温度を下げる!」
「家族みんな一緒の部屋で遊ぶ」
「電球をLED電球に変える!」
「ピーク時間に家の電気を消して、街に出る!」

来場者それぞれの節電アクションメッセージを節電宣言としてメッセージボードに掲出。

 

日時:8月3日(金)~8月5日(日) 12:30~19:00

発行ポイント:1ポイント

ワークショッププログラム

離島経済新聞バッグ製作ワークショップ

自分だけのエコでおしゃれで以外に丈夫な新聞バッグを創っちゃおう!

ritokei.jpeg離島経済新聞バッグは、読み終わった新聞を再利用して作る今注目の新聞紙を再生して創る」エコでオシャレなバッグ。日本最後の清流、四万十川の中流域で生まれました。「もったいない」と「おりがみ文化」が融合した機能的で美しいバッグとして、海外のミュージアムショップで販売されたり、いろいろなメディアに取り上げられています。

自分で作ってみれば、きっと新聞の読み方も変わるはず。

 

日時:8月4日(土) 13:00~/15:00~/17:00~

使用ポイント:2ポイント

~復興支援~元気を送るアロマ隊ワークショップ

被災地に元気を送り続けているアロマ隊が、今日は節電で頑張る人の疲れを癒す。

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2011年3月11日に起きた東日本大震災の直後から、 各地のアロマテラピストたちが自発的に活動を始めています。

「元気をおくるアロマ隊」がハンドトリートメント、森の香りクイズを行うほか、被災地の仮設住宅の方々の手作りのアクリルたわしを節電ポイントで交換します。


日時:8月4日(土) 13:00~/16:00~


  • ポイントを使用して参加するプログラム
-ハンドトリートメント
 アロマボランティアを実践するセラピストによる、ハンドトリートメントを体験できます。トリートメントオイルは、宮城県気仙沼大島で作られた「椿オイル」を使用します。

使用ポイント:4ポイント

-アクリルたわし交換
 「元気をおくるアロマ隊」が応援する、福島県広野町と宮城県気仙沼市の仮設住宅に住むお母さんたちの手づくりによる、『アクリルたわし』。洗剤いらずの『アクリルたわし』は、水の節約になり、買い手にも作り手にもうれしい1品です。

使用ポイント:3ポイント

  • 参加してポイントがもらえるプログラム
-森の香りクイズ
 木の写真(パネル)と木の精油で、どれがどれかを当てるクイズ。
 答え合わせをしながら、森の香りを学びます。

発行ポイント:3ポイント
子供を守る、防災ワークショップ

「知る」と「やる」とは大違い、まさかのときにこんなこと。こどもたちに体験させたい。

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NPO法人ぴっぴが、東日本大震災により被災を受けた人々、避難所生活をされた人々、ボランティア、メディア、支援に入られた医師や行政の立場の人と、できるだけ多くの様々な立場からの視点でヒアリングをする中から生みだした子どもを守る防災ワークショップ。

「ビニール袋の簡単雨カッパ製作」「防災ゲーム『なにをもってにげる?』」を行います。

 

日時:8月5日(日) 13:00~15:00

発行ポイント:3ポイント


紋きりうちわワークショップ

昔懐かしい紋きり遊びでウチワ作り。究極のクールビズアイテムで街へGO!

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少し年配の方なら、お母さんが障子や襖の破れに桜の花の形に切った紙を貼っていたのを覚えているはず。紋切り形は江戸時代の紋章上絵師たちの仕事の中から生まれた、紙を折って切ることで美しい形をつくる紙切り遊び。終戦までは学校でも教えられていました。

その紋切り形のノウハウを取り入れ、より簡単にアレンジしたプログラムで、団扇を飾ります。


 

日時:8月5日(日) 16:00~18:00

使用ポイント:2ポイント

リサイクル楽器ワークショップ

シェーカーつくって、シェーカーふって、みんなでホンモノの音楽を奏でよう。


乳酸飲料のボトルにビーズを入れてテープで繋ぐだけ。「シェーカー」を創るワークショップ。入れるビーズの大きさや量で音が変わるので、いい音のする「シェーカー」づくりは中々大変。


「シェーカー」を創ったら「シェーカー」を振って、プロのミュージシャンとセッション!


日時:8月4日/5日(日) 各日16:45~17:15
    17:15~ステージで「Cool Club Band」とセッションします。

使用ポイント:2ポイント

012.png■■  2012年度 第2回Open Lab.                        

『リンクドオープンデータ』と『クラウドファンディング』  

 ~"つながり"が導くイノベーション~

お申込は下記サイトより ↓

 http://kokucheese.com/event/index/43886/ 

詳細はこちらよりご確認ください ↓

オープンラボ#2_120727のご案内.pdf

設立3年目を迎えるクリエイティブ・シティ・コンソーシアムは、約80社の法人企業が参画し、業種は多岐にわたります。
「普段接点のない企業が注力する取り組みについて、気軽に聴けてオープンに対話できる場があったらいいのに!」
そんな声にこたえて、事務局では話したいテーマ、聴きたいテーマのアンケートを開始しました。
今回のオープンラボは「話したい!」と手をあげてくださった中から、選りすぐりの旬の2テーマで開催します。高橋さん、笹本さんが熱い思いで語るセッションに、皆さまの新たな気づき、ビジネス課題解決のヒントがあふれています。

【セッション1】 Linked Open Data  ~ データのWebの時代へ
 <プレゼンター>
 インディゴ株式会社 シームレス空間基盤研究開発センターセンター長 高橋陽一氏
   〔Profile〕
 出版社での編集職を経て、2000年よりインディゴ株式会社。
受託研究開発案件(レコメンデーションエンジン他)のPM業務や自社製品の企画開発/マーケティング全般を担当。社外では、位置情報関連の標準化等の活動に加え、「Linked Open Data チャレンジJapan」の実行委員としての活動等に注力。

〔内容〕  
 分野やデータセットを超えて、モノやコトに関する記述を多義的に"つなぐ"。
知のネットワーク基盤として、昨今注目を集めている Linked Open Data (LOD)について紹介します。
なお、セッションでは、可能な限り分野や立場に囚われずに自由にLODについて語ることを試みますので、会場の皆様とともに、Webデータを横断的に"つなぐ"ことの意味や効用について考えてみたいと思います。

【セッション2】 クラウドファンディングが変える地域活性・製品開発の在り方
 <プレゼンター> 
 株式会社ドリーム・フォー代表取締役社長 笹本 裕氏
   〔Profile〕
 リクルートでインターネット事業を立ち上げ後、独立、レストランガイドasku.comを立ち上げインターネット黎明期にコミュニティサービスの可能性に着目。その後MTVへと転職し、映像ビジネスに携わる。2007年より、米国マイクロソフト社日本法人にて常務執行役員、2008年からはマイクロソフトシンガポールにてアジア太平洋地域統括責任者。2011年より現職にて日本初・唯一の複数のポイントで支援が出来るクラウドファンディングのWESYMを運営・管理。

〔内容〕  
 従来のビジネスモデルでは製品・サービスはマスまたは最大公約数に依存した開発がされてきましたが、少数でもコストを賄えれば製品化・サービス化できる逆の発想がクラウドファンディングによって、可能となります。
 ―クラウドファンディングとは?
 ―地域活性化に利用する事例とその可能性は?
 ―リスクなく新製品の開発へ取り組める効用は?
ご紹介するクラウドファンディングの活用事例から日ごろのジレンマ解決の糸口が見つかるかもしれません。

             記
■日時: 7月27日(金)19時~(18時半開場)
■場所: カタリストBA http://catalyst-ba.com/

 TEL 03(6362) 3443 
 世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ・オフィス8 F
■主催: クリエイティブ・シティ・コンソーシアム
■スケジュール
  19:00-19:30 セッション1:「リンクドオープンデータ」
  19:30-20:00 セッション2:「クラウドファンディング」
 -----以後、飲食を交えて------
 20:00- ディスカッションタイム 21:00頃 終了
■会費 2,000円
■お問合せ先  
 コンソーシアム事務局(info@creative-city.jp)

"つながり"によるイノベーションを志向する皆様のご参加をお待ちしております!

クリエイティブ・シティ・コンソーシアム主催
「節電縁日2012」 キックオフイベント
二子玉川で語ろう 「節電井戸端会議」

縁日写真3.bmp

                                                  (イメージ:節電縁日2012)

 昨年に続き、電力不足の暑い夏がやってきました。
二子玉川から地域で節電行動を推進していくことに貢献するため、クリエイティブ・シティ・コンソーシアムでは、8月に環境省のクールシェアの取り組みに賛同し、会員有志により二子玉川の街ぐるみで

 「電気を消して街へでよう<節電縁日2012>」「たまがわスターウォッチング2012」等のイベントを予定しております。

このイベントに先立ち、地域住民の方やご関心の高い皆様をお招きして対話型ワークショップ(ワールドカフェ)を行います。

今後の省電力社会に向けて、一人一人が生活者として「自分ごと」としてとらえたライフスタイルを語り合い、行動を考えていきましょう。

■ information ■
「節電縁日2012」キックオフイベント『節電井戸端会議』

●テーマ
今回のテーマは節電。みんなで節電のためのピークシフト・アイディアやエネルギーとの新しいライフスタイルについて
考えましょう。
●日時
7 月21日土曜日13:00~17:00
●場所
カタリストBA(世田谷区玉川2-21-1二子玉川ライズ・オフィス8 F)
http://catalyst-ba.com/access.html


●お申し込みは下記サイトより ↓↓
http://kokucheese.com/event/index/40144/

皆様のご参加をお待ちしております。

◆チラシはこちら 

節電井戸端会議_0721のご案内.pdf

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【予告】 節電縁日2012のご案内


●8月1日(水)~5日(日)<予定>
●内容 LEDランタン製作ワークショップおよび節電縁日など
●場所:二子玉川ライズガレリア
●主催:クリエイティブ・シティ・コンソーシアム節電縁日2012実行委員会
  メンバー:東京急行電鉄株式会社、ビッグバンハウス株式会社
  株式会社:ビットメディア
  協力:二子玉川ライズ・ショッピングセンター
  後援:一般社団法人スマートプロジェクト
  玉川町会、世田谷区(予定)


以上

◆◆ Open Street Mapによるインドアマッピングワークショップ開催のご案内 ◆◆

 

 クリエイティブ・シティ・コンソーシアム位置情報サービスワーキンググループでは、

位置情報サービスに関わる技術やサービスについての、各種実験・検証・情報交換などを

進めてきております。

 今回、位置情報サービスのなかでも注目される「屋内」でのサービス展開に

かかせない「屋内地図」に焦点をあて、OpenStreetMapOSM※)を使った

二子玉川ライズの屋内地図を作成するワークショップを開催いたします。

 ワークショップでは、OpenStreetMap Foundation Japanの副理事で、

マップコンシェルジュ株式会社の古橋大地さんに手ほどきを頂きながら、

参加者全員で屋内地図を作成していきます。

(※OSMはフリーの地図データを作成することを目的としたプロジェクトです。

 誰もが自由に参加して、自由に地図を編集でき、自由に地図を利用する事が出来ます。)

 

■イベント名: 「OpenStreetMapによるインドアマッピングワークショップ」

■主催   : クリエイティブ・シティ・コンソーシアム位置情報サービスWG

■協力   : 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科、OpenStreetMap、東急電鉄

■日時:2012625日(月)13:00-17:00

■場所:二子玉川ライズ8F カタリストBA ( http://catalyst-ba.com/access.html )

■当日のスケジュール:

 12:30~    開場・受付開始

 13:00-13:30  OSMと作成ツールJOSMの説明

    13:30-15:00  JOSMによる入力

    15:00-15:30 ディスカッション

    15:30-16:00 現地確認

    16:00-17:00 インドアマッピングマニュアル作成とまとめ

■ご参加にあたって:

 ネットワーク環境利用可能なノートパソコン、マウスをご持参下さい。

 (※なお、会場には無料で利用できる無線LAN環境がございます)

■参加料  : 無料

■お申込  :

以下のアドレスまで、【6/25イベント参加希望】のタイトルで、

お名前、ご所属、を明記の上ご連絡を御願いいたします。

  慶應義塾大学大学院SDM研究科 中島(do6670ma5859z6.keio.jp

(■を@マークに置き換えてご連絡下さい。)

 

実際にワークしながら位置情報サービスの世界を体験できる"公開WG"イベントです。

日にちが迫ってからのご案内となりますが、ご関心のある方のご参加をお待ちしております。

 

2012年度第1回オープンラボ

クリエイティブ・シティ・コンソーシアム

×

まち塾・まちライブラリーコラボレーション企画

 

『いま私が節電するということはどういうことなのか?

~一人ひとりが発電所!?~』

 

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    日 時:201265日(火)19時~

  場 所:カタリストBA

  参加者:約30

  条 件:参加者は「エネルギー」「節電」「省エネライフスタイル」等について

      考えさせられる本を各自1冊持参のこと。

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DSCN3177.JPG

                           ライブラリを前に(右:早稲田大学 友成先生)

 

12_original.jpgカタリストBAライブラリ内のまちライブラリー:蔵書の数も増えて充実しつつあります。受付にて貸し出しも可能です。

 

  

 今年度初のオープンラボは、昨年もコラボレーションした森記念文化財団の礒井純充氏が主宰する「まち塾・まちライブラリー」との共同企画です。

 前回のお題は「クリエイティビティ」でしたが、今回は「節電」です。

 おりしも日本の原子力発電所が一時的にせよ全て止まり、電力料金も値上げの動きが現実化し、また関西など一部地域では計画停電の噂まで飛び交う2012年の夏。節電のことを考えるには絶好の機会ですが、今回のオープンラボでは、国策、マクロとしての節電アクションではなく、ミクロ、すなわち我が事に置き換えて、「なぜいま節電をしなくてはならないのか?」ということを多角的な角度から議論するセッションとなりました。

 

 

57_original.jpgまず冒頭、クリエイティブ・シティ・コンソーシアムを代表して東急電鉄の東浦亮典氏から、今回のオープンラボ×まち塾・まちライブラリーセッションの趣旨説明を行いました。

次にまち塾・まちライブラリーを代表して森記念文化財団の礒井純充氏から、まちライブラリーの説明、各自が持参した本を通じた自己紹介のやり方等について説明がありました。

 

 基調トークは、早稲田大学の友成真一先生による「ミクロからみた節電」という情報インプットの時間です。友成先生は、元通商産業省官僚で、かつてエネルギー庁にも在籍されていたので、日本のエネルギー政策の中枢にいたわけですが、現在は学術に身を置かれているので、要はエネルギー問題の裏表を知り尽くす立場にあります。

 今回も持論の「蛸理論(問題の本質は、蛸壺ではなく蛸にある)」を援用して、ときに哲学的に、またあるときは政治的、社会学的に節電問題の本質に切れ込んでいきます。

 メディアを含めて原発、エネルギー問題は百家争鳴状態ですが、良くも悪くも政府や官僚はエネルギー問題を支配しようとしてきた歴史があります。そのなかで、国民に対しては巧妙にエネルギー問題の本質に気付かれないような情報操作をしてきたとも言えます。

 一方、国民側も問題をマクロ化、外部化することによって、我が事意識を忘れ、お金を支払うことによって、快適な生活を送るために、電気をいつでも、いくらでも使える錯覚を植えつけられてきたとも言えるかもしれません。

 今回の節電問題を契機に、どこでどのように電気は作られているのか、自分のライフスタイルに照らして、どの程度の電気が必要なのか、どのような生活を送っていけばよいのかを一人ひとりがミクロ視点で考えていくことが大切ではないかという視座を与えてくれました。

 

 

35_original.jpg二番目の登壇者は、クリエイティブ・シティ・コンソーシアム法人会員でもある、ビッグバンハウスの小川巧記氏です。小川氏は、名古屋での「愛・地球博」や横浜での「Y150・横浜開港150周年」の市民創発イベントのプロデューサーを務められた方ですが、今回二子玉川を基点に「節電縁日2012」という市民創発イベントを仕掛けようと考えられています。今回は「二子玉川での節電縁日の夢を語る」というテーマでお話をいただきました。

 小川氏は「愛・地球博」での事例をひいて、いかに市民が自発的、能動的に創発活動をしていくかを考えていくプロセスの中で、「コ・ココ・ココロ・ココロミ」という語呂合わせのようなコンセプトを提唱しています。まず「個」で考え、「ココ」で行動を起こす。「心」が通い合うメッセージを発し、新たな「試み」を仕掛けていく。

 こうした実績をもとに、二子玉川から市民を巻き込んで、節電メッセージとアクションを起こそうと企画しており、今日のオープンラボを皮切りに、721日には「節電井戸端会議」をカタリストBAで開催し、まずは玉川町会はじめ、地元の方々とともに我が事としての節電問題を考えてもらいたいと語っています。続いて、こどもが参加できるペットボトルとLEDライトを使った節電ワークショップを開催したり、夏には古き良き縁日の雰囲気を活かした「節電縁日」を開催し、夕涼みを兼ねて、多くの市民が二子玉川に集うことによって、各家庭での使用電力を削減し、ピークカットに地域として貢献しようと呼びかけました。

 

 

41_original.jpg 三番目の登壇者もコンソーシアムの法人会員、ビットメディアの高野雅晴氏です。高野氏は、本業としてICT技術を活用した使用電力のみえる化に関する取り組みをしていることもありますが、ご自身も二子玉川周辺に居住されていることもあり、日本全国の中でも世田谷区、二子玉川が地域として最も節電アクションに熱心に取り組む場所にしたいという思いもあり、「ICTを活用した創電「電気玉」プロジェクトの夢を語る」というテーマでお話いただきました。

 高野氏は小宮山宏先生が会長を務める一般社団法人スマートプロジェクトも運営しており、現在「家庭の節電行動2012」という活動も推進しています。これは各個人が専用Webサイトに登録し、独自に行った節電行動を記録し、達成度に対して企業協賛による景品を得られるというもの。

 東京電力および関西電力管内では、こうした節電エコポイントとネガワットというコンセプトで具体的な節電行動を国民に呼びかけているので、世田谷区、二子玉川でも「お出かけ節電キャンペーン」と銘打って、ピーク時間帯に特定の場所に買い物、飲食、エンターテインメント目的で外出し、地域として節電してはどうかという提案をしていただきました。この節電行動は、地域での創電と同じ意味を持つので、ドラゴンボールの「元気玉」をもじって、「電気玉」と称して、明るく楽しく行動しようということです。1万人の節電アクションは、メガソーラー発電に匹敵するので、「節電縁日2012」のコアコンセプトとして、今夏二子玉川で取り組みましょうという夢を語っていただきました。

DSCN3181.JPG このあと、友成先生、小川氏、高野氏の3名で鼎談方式で、お互いの論点確認を踏まえ、言及しきれなかった視点の共有、意見交換を行い、議論を深めていきました。

 会場の参加者からの質疑応答も交え、ここまでミクロ視点に落として節電について考えたことは未だかつてなかったのではないかという意義深いセッションとなりました。

 

 最後は、参加者が持ち寄った「エネルギー」「節電」「省エネライフスタイル」等の本をもとにテーブルごとに自己紹介および今日の議論をベースにした各自なりの節電アクション等についてお酒を酌み交わしながらディスカッションを行い、オープンラボ×まち塾・まちライブラリーセッションを楽しく終えました。

 

以  上

 

<レポート:東急電鉄 東浦>

2012年5月23日、第三回クリエイティブ・シティ・コンソーシアム総会の終了後、慶應義塾大学SFC環境情報学部で実世界指向情報環境、インタラクティブメディア、メディアアートの研究活動を手掛けられる筧康明(かけひやすあき)准教授にお越し頂き、「デジタルメディアで拡張される実空間のデザイン」と題してご講演を頂きました。

開催日時 2012年5月23日 17:30~18:30
開催場所 二子玉川ライズ・オフィス8F カタリストBA

【講演録】

二子玉川には、学生時代以来久しぶりにきたが、かなり環境が変わっていて驚いた。本日は、研究者として、またクリエーターとして進めてきた様々な取り組みをご紹介させて頂きたい。そのご紹介から、今日御参加の皆様とも何かのコラボレーションが生まれると非常にうれしく思っている。

大学の研究は大きくいうと「インタラクティブメディアの開発」ということで、インタラクティブメディアを駆使した情報表現について研究・開発をしている。情報工学のエンジニアとしての観点と、クリエーターとしての観点と、ふたつの観点から取り組んでいる。

「インタラクション」というと、一般的には、コンピュータと人(ヒューマン)とのインタラクションが、ここ50年あるいは100年と、中心的に語られてきていたが、ここ最近で少し変革が生じてきていて、「コンピュータと人」ではなく「人とリアル世界の関わりをコンピュータが繋ぐ」というインタラクションの構図が出てきている。背景には、タッチパネルのような直観的な操作が可能なデバイスが、アイデアベースではなく実生活の実利用の画面で浸透してきたことや、ゲームコントローラーなども直観性・身体性に基づいて操作できるもの(情報を意味ではなく体で直接とらえることができるもの)が登場してきたこと、などがある。個人的には、これらの新しいインタラクションから、人の行動や考えにどのような変化が起こせるか、というのが興味関心のテーマである。

学生時代、携帯電話ではi-modeがでてきた時代だったが、そのころから、「コンピュータとのコミュニケーション」というものに少し違和感を感じ、「コンピュータがリアルのコミュニケーションを助ける」仕組みについていろいろと考えていた。たとえば

  • (スクリーンやプロジェクションで)窓や壁に、その場所の情報が表示される仕掛けを通じて、「その場所の記憶や思い出」を、場所自体が覚えているような見せ方ができるのではないか
  • 例えば国技館で、土俵の空間に(スクリーンやプロジェクタ等で)昔の大一番を投影し、過去起こった一番をその場でもう一度ライブ視聴させる、ということができないか
  • 街の中で、「たまたますれ違ったり、たまたま隣同士になっりしたこと」ことを、投影映像等を通じて強調して可視化することにより、本来だったら発生しなかったコミュニケーションを発生させるようなことができるのではないか

など、を考えて、イメージシーンのイラストを書いたりしていた。

デジタルメディアによるコミュニケーションの発達について、「いつでも・どこでも」ではなく「いまだけ・ここだけ」というように、時間や空間を広げていくのではなく、「その場」「その時」に強度をもっていくようなかたちを目指したい、と考えていた。


作品紹介① at<case edo-tokyo>

http://www.plaplax.com/legacy/artwork/minim++y.kakehi/at-e.htm

東京の航空写真が床面に投影されており、その上を人が自由に歩けるようになっているが、人が歩きに反応して、歩いている足元部分のところだけが江戸の地図にかわる。また、人の「足跡」が、投影空間に入ってきた方角の十二支(さるやネズミなど)の足跡として表示される。二人の人が投影空間ですれ違うと、すれ違ったことによって「十二支」の動物がぱっと投影画面に現れる仕組みになっている。

展示空間を観察していると、「(航空写真や地図などに興味があって)じーっとみている大人」もいれば、「(自分の行動に反応して映像が変わることが楽しくて)元気に遊んでいる子供」などいろいろな人がいる。作品への参加の仕方が全く違う人がひとつの空間のなかですれ違うことによって、「動物が現れる」というサプライズが起こる。実世界をベースにして、デジタルメディアにより意味や関係性を強調させることにより、幅のあるインタラクションを引き出すことができている。

上記の作品のなかでも気をつけたことだが、コンピュータとのインタラクションではなく実世界と人とのインタラクションにおいては、

  • デジタルメディアで新たな「実世界」をつくること
  • モノとコトとを融合させること
  • 自然なかたちのインタラクションの演出(「参加」のハードルを持たせない)
  • メディアに幅を持たせる(余白を残す)こと

などが重要だと感じている。

作品紹介② Lumisight table

http://nae-lab.org/~kakehi/Lumisight/

ディスプレイをどの方向から見るかによって、同じディスプレイで別々のものを見させることができるディスプレイ。たとえば、ある人が座っている方向からは日本語で表記されている画面が、別の人が座っているところからはフランス語で表記されている画面に見える、といった仕組み。「非対称性のあるメディア」を使いながら人と人がコミュニケーションをすることで、どのような新しいコミュニケーションが生まれうるか、という観点での取り組みとなっている。

作品紹介③ Murmur sky

http://www.youtube.com/watch?v=QHNTlegPFVo

天井部におおきな円形のスクリーン設置、その外周6箇所に指向性のあるスピーカーを真下に向けて設置したものと、糸電話のようなマイクを垂らした仕掛け。糸電話で話した「声」は、天井部のスクリーンに「雲」を模して表現され、その「雲」がいきついた先のスピーカーだけに音が流れる仕組みになっている。天井部のスクリーン上には「風」が吹いていて、風により雲(声)が予想しない方向に流されてしまうので、「この人に向けて話そう」と思った声が、その人に届かず別の誰かのところに聞こえてしまったりする、というような構造になっており、意図しないコミュニケーションを生むしかけとなっている。

作品紹介④ Through the looking glass

http://nae-lab.org/~kakehi/TLG/

鏡が設置された台の上で、自分を前にしたテーブルホッケーゲームを行う仕掛け。正面の鏡には自分が写っているが、鏡のなかの自分の手元のホッケーゲームは、自分とは違う動きをするような仕組みになっており、「自分が自分と違う動きをする」と感じるようなものになっている。これによって、普段は「自分自身」である鏡のなかの自分が、突然「敵」になり、勝負に負けて悔しい自分の前に、なぜか勝負に勝ったのに悔しそうにしている自分が現れたりする、といったものになっている。

上記までの例のように、多人数参加型のコミュニケーション環境下に、局所性や指向性をもたせて情報を埋め込む(非対称な)メディアを入れ込むことで、デジタルメディアを通して新しい「現実」が付加される。それにより情報の関係性が変化して認識されることに

なり、参加者のコミュニケーションを助けられたり、逆にあえてハードルが作られることでコミュニケーションが深まったり、また通常は生まれにくいコミュニケーションを発生させることができたりする。

また、こういったインタラクションを発生させる仕掛けは、カメラやスピーカー等のいわゆるデジタルメディアを利用しないと発生させられない、ということではないと考えており、「身近なモノの特性を活かしたインタラクティブメディア」「実世界の素材をメディアにしてインタラクションに接続する」ということに興味関心をもって取り組んでいる。

作品紹介⑤ Force tile

http://www.xlab.sfc.keio.ac.jp/?page_id=85

テーブル型のディスプレイ上に置いた「ゲルでできている板辺」によって、画面が操作できるというもの。ゲルを置いたり向きをかえたり、という操作に加えて、押したりつまんだり、といった操作を認識して、画面を操作できる仕組みになっている。

「柔らかい触感」という物理的な特性が、「柔らかくてつい触ってしまう」というインターフェースの魅力にもなっており、また「柔らかいからこそタッチ操作をセンシングできる」といった機能面での前提にもなっている。

作品紹介⑥ Physical digital book

紙自体を情報を操作するツールとして活用し、紙をめくることでその紙に投影されている画面が変わる、というリアルの書籍とデジタル書籍の中間のような仕掛け。

作品紹介⑦ Metamorphic light

http://www.xlab.sfc.keio.ac.jp/?page_id=306

紙の「張り」を活用して、その「張り」から生まれる動きに反応して投影画面が変化する仕掛け。

作品紹介⑧ Neon Dough

http://www.xlab.sfc.keio.ac.jp/?page_id=371

導電性の粘土を活用してつくった「光る粘土」で、その光がくっついたり離れたりすることで色が変化する、という仕組み。通常の粘土は、形を決めてから着色をすることが多いと思うが、制作の過程で「形が色を決めるきっかけ」になったり、「色を見て形を変える」ことが発生したり、といった色と形の相互作用を発生させるものとなっている。

作品紹介⑨ onNote

http://www.xlab.sfc.keio.ac.jp/?page_id=309

紙の楽譜を机の上に置くと、上部に設置されたカメラが楽譜の画像を認識し、その楽譜に記載された音楽を演奏する、という仕組み。「楽譜」という、普段使われている素材をつかってインタラクションを発生させている。

作品紹介⑩ Shaboned chime

http://www.xlab.sfc.keio.ac.jp/?page_id=241

石鹸の泡を用いた、空気をつかったインタラクションの仕掛け。

作品紹介⑪ hanahanahana

http://www.xlab.sfc.keio.ac.jp/?page_id=176

香に反応するインタラクティブアートで、香水などの香りをかけることによって、花の映像を出す仕掛け。

様々な素材をデバイスとして活用することが可能で、そのデバイスならではのインタラクションの設計が出来る。

よって、こういったインタラクションの仕掛けは、室内でなくともコンセント(電気)がなくとも、構築することが可能で、自然界のエネルギー循環を活用しそれを動力源とした仕掛けを構築することなども可能。

作品紹介⑫ Soltiluca

http://www.xlab.sfc.keio.ac.jp/?page_id=316

日中の太陽光のエネルギーを蓄え、光の当たった時間(昼間の影の変化)等をログとして残すことで、夜間にそのログに応じたライティングを行う仕掛け。

また、現実に人が感じる「触感」を、デジタルメディアを通じて「拡張」することも可能であり、以下のような仕掛けを構築している。

作品紹介⑬ TECHTILE toolkit

空のコップだが、そのコップに「水が注がれている触感」を感じるコップ

作品紹介⑭ RiverBoots

http://www.xlab.sfc.keio.ac.jp/?page_id=221

「川のなかを歩いているような触感」を感じるくつ

作品紹介⑮ TagCandy

http://www.xlab.sfc.keio.ac.jp/?page_id=215

舐めている飴玉に振動を伝え、いろいろな「触感」を拡張させる仕掛け

今まで紹介してきた事例は、すべて研究ベースのものではあるが、研究室を出て実用的に使われているものもいくつかある。例えば、美術館等ミュージアムの掲示版として、物理的なメモも貼り付けられる一方で、WEB上から映像によるメモを貼り付けられるような掲示版を使ってもらっている事例や、豊洲のあるベンチでは、二つ並んだベンチで、座り方がそろうとライティングの色がかわる(それによってコミュニケーションを誘発させる)ような仕掛けが展開されている。また、ワークショップや学びの場への活用も進んでおり、二子玉川における「くらす・はらたく・あそぶ」を繋ぐツールとしても、何か面白い展開が出来るのではないか、と考える。

質疑応答

Q1:本日の講演で、特定の素材を用い、素材の特性を活かすことによるインタラクションの事例を多数ご提示頂いたが、昨今では、例えばsiriなど、特定のデバイスを介さないでインタラクションを構築するような仕掛けに注目が集まっているようにも感じる。これは、モノ(デバイス)が少なくなっていく方向ではないだろうか。このあたりをどうとらえていらっしゃるか。

A1:ジェスチャーインタラクションや音声認識などの発展は認識しているが、一方で、自然なかたちのインタラクションを演出させるには、まだ「壁」が残っている部分があるのかなと感じている。モノ(デバイス)を通じたインタラクションは、日ごろ身近なモノ(デバイス)の素材を変えることで、例えば触感などを通じたインタラクションといった形に変わるといったようなことを通じて、そういった壁を超えることができる可能性があると感じている。

Q2:「今度はこういうのをやってみよう」など、着想をえるときの先生の「目の付けどころ」について何かあればお教え頂きたい。

A2:特別な素材、特別なモノに注目して何かを考える、というよりは、日常のなかにあるものをつかって、どういった新しいことを生みだすことができるか、ということを常に考えている。

第一回モビリティ・フューチャー・セッション』のお知らせ

 

モビリティは企業、自治体、地域住民など様々なステークホルダーが関わる課題であります。よってその開発プロセスは、多様なステークホルダーを包括しながら進めることが必要でしょう。「株式会社グラディエ」と「スマートモビリティWG」では、こうした問題意識を背景に、モビリティにおける地域参加型プロセスの構築を目的として、モビリティ開発に携わる企業や専門家に加え、二子玉川周辺地域の方々を向かえた未来志向のモビリティを考える「第一回モビリティ・フューチャー・セッション」を開催いたします。

また昨今広がりを見せる「フューチャー・センター」の普及啓発を進める任意団体「フューチャー・センター・ネットワーク」とも連携を図り、イベント「フューチャー・センター・ウィーク(※)」の一セッションとして開催いたします。ぜひご参加を頂きご指導を賜りたくよろしくお願い申し上げます。

 

○第一回モビリティ・フューチャー・セッション「生活を彩るモビリティ」

○日時:6月2日(土)受付15:00、開始15:30、懇親会19:30

○会場:カタリストBA

○参加料:2,000

○プログラム:①オブザベーション(二子玉川を自転車、徒歩などで散策)

(予定)   ②気づきのシェア

       ③インスピレーションスピーチ

       ④プロトタイピング    

○主催 :株式会社グラディエ

○協賛 :クリエイティブ・シティ・コンソーシアム(スマートモビリティWG

○お申込 :以下のサイト「お申込みはこちら」より必要事項をご記入の上お申し込みください。 

http://kokucheese.com/event/index/37538/

 

※「フューチャーセンター」の普及を目的に、5月27日〜6月7日の期間内に50前後のセッションが開催されるイベント。

http://www.futuresession.net/

 

移動をテーマとしたフューチャーセンターセッション。また本セッションはフューチャーセンターウィークに合わせたものとする。

OPEN LAB まち塾・まちライブラリーコラボ企画

いま私が節電するということは、どういうことなのか? ~一人ひとりが発電所~

今年度第1回オープンラボは、昨年末に続き、まち塾・まちライブラリーとのコラボ企画により、「いま私が節電するということは、どういうことなのか? ~一人ひとりが発電所~」をテーマに開催いたします。

IMG_1783.JPG

日本の原発が全て止まり、電気料金は値上げされるという事態が現実に生じています。
今年も確実に電力不足の夏がやってきます。
この事態を受け止め、二子玉川から「節電行動」について、我がごとに置き換えて、
「なぜ節電するのか?」「私は何をするのか?」というミクロ視点から考えていきます。

ひとりひとりが明るく楽しく節電行動をすることによって「創電」しようというメッセージを、二子玉川から発信していきます。

皆さまお繰り合わせの上ご参加いただければ幸いです。

↓お申込・お問合せは、下記サイトよりお願いいたします↓
http://kokucheese.com/event/index/37421/

 

●日時:6月5日(火)19時~
●場所:二子玉川カタリストBA
●参加費:2,000円
※参加される方は、「エネルギー」「節電」「省エネライフスタイル」等について考えさせられる本を各自1冊ご持参ください。
●スケジュール:
 19時00分 主催者挨拶・主旨説明  東急電鉄 東浦亮典・ 森記念財団 礒井純充氏
 19時10分 基調トーク「ミクロから見た節電」 早稲田大学教授 友成真一氏
 19時50分 「鼎談 二子玉川から明るく楽しく節電行動を」
       登壇者:友成真一氏(早稲田大)
           小川巧記氏(ビッグバンハウス) 二子玉川での節電縁日を語る
           高野雅晴氏(ビットメディア) ICTを活用した創電「電気玉」プロジェクトを語る
 20時30分 

  参加者間で各自が持参した本を通じて自己紹介した後、ミクロ視点で自分ごととして節電行動について考え意見交換
  (懇親会を兼ねながら)。


 21時30分頃閉会

↓お申込・お問合せは、下記サイトより↓
http://kokucheese.com/event/index/37421/

 

0605_open lab.pdf

2012425日、クリエイティブ・シティ・コンソーシアムで2011年度に行なわれた位置情報関連の活動を総括し、2012年度の発展的な取組みに繋げるセッションとして、G空間PJと位置情報サービスWGの共催にて、ロケーション・クルーズ・セッションが開催されました。会では、2012328日まで行なわれた経済産業省補助事業(産業技術実用化開発事業費補助金(次世代高信頼・省エネ型IT基盤技術開発・実証事業))を中心に2011年度に執り行われた各種取組みが報告されるとともに、位置情報関連分野のトップランナーの方や最新技術ソリューションの開発者による講演、パネルディスカッションが実施され、関連事業者の相互交流がはかられました。

 

ロケクル1.jpg 

開催日時 : 2012425日 14:0018:30

開催場所 : 二子玉川ライズ・オフィス8F カタリストBA

参加者数 : 83

 

 

 

1.はじめに

開会に先立ち、クリエイティブ・シティ・コンソーシアムを代表して東京急行電鉄株式会社 都市開発事業本部 事業統括部 企画開発部 部長 東浦 亮典氏より頂いたご挨拶では、二子玉川に集結する位置情報関連の新しい取組みに対する期待が語られました。

ロケクル2.jpgまた、本会のオーガナイザーであり、G空間PJメンバー、位置情報サービスWGリーダーの慶應義塾大学大学院SDM研究科 神武准教授からは、2011年のグッドデザイン大賞を受賞した本田技研の通行実績情報マップ等が事例として提示され、技術だけでなく、利用者のライフスタイルの中で、どのような位置情報サービスがあるといいか、といった「ユーザー目線での検討」を深める契機となる会となれば、というコメントが寄せられました。

 

 

 

2.基調講演 Georepublic Japan 浩之氏

 続く基調講演では、ジオメディアサミット主催者、オープンストリートマップ活動への参加、NASAAPIを活用するハッカソンイベントの開催など、ジオ関連・位置情報関連で先端的な活動に取り組まれるGeorepublic Japan 浩之氏より「ジオメディアと地域活動」について、講演を頂きました。

 

(ご講演内容)

  • 2008年に参加者数十人のボランティアベースの勉強会から始まったジオメディアサミットは、現在では年2300名程度が参加する業界最大規模のカンファレンスになっており、東京以外の各地域でも開催されるイベントとなってきている。(「ジオメディア」という語は、そもそも「ジオグラフィカル」+「メディアサービス」の造語として語られ始めたものである。)
  • ロケクル3.jpgジオメディアが急速に社会のなかで認知を広げた背景には、スマートフォンの普及がある。スマートフォンの普及の過程で、Foursquareなど海外の事例が日本に流れてきた結果、「チェックイン」行動など、急速にジオメディアが意識されるようになった。また、ここで重要だと感じるのは、ジオメディアはソーシャルメディアとの親和性が非常に高い、ということで、大きく普及するジオメディアの殆どは、ソーシャルメディアと連動するものである、ということが言えると思う。人間関係のリンクを反映するソーシャルグラフに、位置情報が加わることで、「場所」と「ユーザー」の関係を反映することで、サービスを構成している。最近では『O2O』(オンライン トゥ オフライン)という言葉がバズワードとして注視されている。一昔前ではクリックアンドモルタルなどと呼ばれていたが、それをさらに発展させた概念となっている。
  • 2011311日に発生した震災に関連して、様々なジオメディアが復興等で活用されている。Yahoo!やgoogleでは復興・救命・震災支援関連の情報を掲載する地図ページのPVが急増。その他、ホンダ、防災科学研究所ALL311など、地図上に各種情報をマッシュアップする取組みが非常に効果的に展開された。
  • 個人ベースでの活動も活発に行なわれており、福島原発の放射能問題に関連し、風向き情報を地図にマッピングし表示するアプリケーションなどが、個人エンジニアの取組みとして制作されたりしている事例もある。
  • 注目される取組みとして、オープンストリートマップの取組みがある。これは、wiki的手法でマップデータを作っていくもので、通常WEB等で提供される地図サービスは自由に書き換えができないものが普通だが、オープンストリートマップは「参加者の手で作っていく地図情報サービス」である。被災地でも現地の方とともにGPSロガーを持って測位しながら地図を作る活動をしているが、場所が共有されづらい仮設店舗の位置や、最新の道路の開通情報などを仕入れて落とし込むことができる地図として、被災地現地の生活に役立っている。
  • また、復興支援プラットフォームとして「shinsai.info」という、震災に関するレポートを地図上に落とし込む活動を実施している。主にツイッターから収集した情報を、ボランティアによる手作業にて、「位置」という切り口で再編集して地図に落としこんでいく活動をしている。(twitter上ではデマ情報などが流れることもあるが、これらを選別して地図への落とし込みを行なっている。なお、このプラットフォームは、実は『Ushahidi』というケニア発のオープンソースのプラットフォームを利用している。『Ushahidi』はケニアの暴動等の発生状況を地理的に表現する目的で開発され、その後ハイチ地震での復興支援をはじめ、世界中で多くの仕組に活用されるようになったものである。
  • ニューヨークで展開されている『COMMONS』は、ユーザーが街で見かけた「課題」(ここにいつも違法駐車があるよ、とか、ここでゴミが散乱しているよ、など)を投稿し、解決にむけたアイデアを考えていくもので、ゲーム感覚をいれつつ、街の課題に対してソーシャルなアプローチで解決を模索する取組みとなっている。『LOCALOCRACY』のように地域ジャーナリストがニュースを作っていくやり方もある。国内での事例としては、川崎市にて、街歩きワークショップを通じて発見された気づきをiPadで地図にプロットしていく『みんなのコモンズ』をGeorepublicで運営している。川崎市で市議会議員の方等とワークショップを開催している。

 

 

 

3.クリエイティブ・シティ・コンソーシアムの2011年度取組報告

 クリエイティブ・シティ・コンソーシアムの2011年度の取組みの報告として、東京急行電鉄 福島氏・国際航業 田端氏からG空間プロジェクトの取組みが、財団法人日本宇宙フォーラム 常務理事/IMESコンソーシアム事務局長 吉冨氏より、位置情報サービスWGの取組み報告がなされました。また、今年に入りコンソーシアム内に組成されたスマートモビリティWGの活動について、三菱総合研究所 福田氏より報告がされました。

 

(1)G空間PJ取組み報告(東急電鉄・国際航業・国立情報学研究所)

  • インターネットで家に居ながらにして多くの情報に触れることができてしまうが、位置情報をプラスすることによって人の動きにつながる情報の出し方ができるのではないかと感じている。サービス検討にあたっては、誰もが参加しやすい仕掛け作りを進めるということで、プラットフォームの構築を進めつつ、街としてのサービス実施の経験値をつんでいくことが必要だと考え、事業の検討を進めた。
  • プラットフォームでは、各アプリ構築に共通して必要となるものを集約して提供することで、アプリ構築者の参入障壁を下げることを考えた。屋内測位インフラの整備、屋内マップの作成、共通のコンテンツ作成を進めた。測位インフラ整備としては、二子玉川の街ナカに、QRコードを280枚配布。また二子玉川ライズではWiFiによる屋内測位技術の整備。
  • 構築したPFの上に東急電鉄の「ニコトコ:回遊支援」、慶應義塾大学の「aitetter:屋内混雑度共有」、国際航業の「ぶらサポ:商業施設サポート」の3つのアプリを展開した。
  • ニコトコの結果:二子玉川の街で店舗情報登録1727店舗、QRコード設置280箇所59のクーポン、登録ユーザー3704人(ユーザーは64で女性)、スポットチェックイン19,000回程度、クーポン閲覧は15,000回程度。iPhoneユーザーになると、73で男性が多いという結果が出ている。
  • サービスの振り返りとして、以下の4点がトピックとして上がった。一つ目のトピックとしては、プラットフォームに関する評価振り返り。プラットフォームの構築・提供によって、開発コストの3割以上の削減、情報品質の担保にも寄与する仕組が構築できたことは良かった。また、防災・安心安全に関する情報配信に力を発揮することも期待された。一方課題としては異種測位の統合、APIの対応範囲検討、現場での運用ルールの構築などが課題として残ったと認識。
  • 二つ目のトピックは、グローバルなITサービスとローカルで展開するサービスの違いや特徴を理解し、活用していくことの重要性について。ローカルである分、リアル空間と連動した仕掛け、盛り上がり醸成がしやすい、エンドユーザーとの接点がある、店舗などの運営者との協業の可能性も高まる、などの利点があるはずで、そのあたりをいかに訴求できるか、が重要だと感じた。
  • 三つ目のトピックとして、位置情報データのマーケティング活用について。(国立情報学研究所 相原准教授から説明がなされた。)今回のG空間プロジェクトでは利用者の行動ログを集積しており、それらのマーケティング活用は、非常に可能性のある分野であると考えている。例えば、マクロ視点ではユーザーの行動解析により店舗の傾向値分類などを行なうことができる可能性、ミクロ視点ではユーザー個人の動きをトラッキングしてモデルケースを導くことができる可能性、などが想定された。
  • 最後のトピックとしては、防災・安全安心のための利活用の可能性が上げられた。ユーザーのモバイル端末にとどまらず、二子玉川ライズの大型サイネージなど含めて、広域避難地図掲示、非常時用のフロアマップの提供、行政の防災情報やマニュアルの配信を行なったが、非常に有用なインフラとして展開できる可能性を感じつつ、非常時電源供給など、検討を深めるべき余地を感じている。
  • 今後のG空間プロジェクトの動きとしては、LBSプラットフォームでは、IMESアプリキャンペーンとの協働など通じた継続展開を、アプリケーションでは、ニコトコは3月末で現行サービスをいったんクローズし、今後のスポット的な利用にむけアップグレードを検討、aitetter・ぶらサポは継続展開を進める。

 

(2)位置情報サービスWG取組み報告(日本宇宙フォーラム)

  • ロケクル4.jpgJAXAが推進している準天頂衛星プロジェクトでの屋外測位システムの発展として、屋内での測位規格としての『IMES』が生まれ、現在活動している。IMESは既存のGPSのみで低コストで屋内のナビゲーションを行えるところが魅力。
  • 2011年末から、IMESを用いたアプリの制作公募を行っているが、現在までのところ40以上のアプリ制作応募が集まっている。各社にて現在開発が進められているところであり、今後二子玉川での実証ができるように考えている。
  • IMES送信機では、災害時の電源喪失を考え、要所要所で内蔵電源を保有したスタンドアロンでも稼動するセンサーを用意することも併せて検討している。

 

(3)スマートモビリティWGの今後の取組み(三菱総合研究所)

  • 現在様々なメーカーにて、パーソナルモビリティの展開検討が進められている。パーソナルモビリティを街で安全に走らせたり、あるいはシェアサービスとして利用者に提供することを考えると、位置情報の取り組みとの連動が不可欠であると考えている。
  • これらの仕組を支えるインフラとして、『IT融合』というキーワードが出てきている。各種の測位インフラやセンサー情報などを統合する「都市OS」を整備し、それをもとにさまざまなアプリケーションに展開することが構想されている。モビリティもそのアプリケーションの一つであると考えられる。

 

 

 

4.先端技術プレゼンテーション

 次に、位置情報サービスと関連する「最先端の技術」の紹介として、カディンチェ株式会社、株式会社アイリッジ、株式会社KDDI研究所、株式会社夏目綜合研究所の4社からのプレゼンテーションが行なわれました。4社による先端技術プレゼンテーションは、位置情報の測位技術や地図情報と連動し、新しいサービスへの展開が見込めそうな内容として、来場者の注目を集めました。

 

(1)屋内パノラママップ「パノプラザ」(カディンチェ株式会社 代表取締役社長 青木崇行氏)ロケクル5.jpg

  • カディンチェでは、現在「2.5次元」で展開されているサービスの3次元化を念頭において、空間の3次元モデリングなどの研究を進めてきている。サービスとして展開している「パノプラザ」では、屋内で撮影された写真を合成しgoogleストリートビューの屋内版のような定点の360度パノラマ画像を提供。これにより、商品情報等をマッシュアップすることも可能であり、大丸東京店では「バーチャルスイーツショップ」が展開されている。二子玉川ライズS.C.や、渋谷ヒカリエ(スイッチルーム)でもパノラマ画像の撮影を行なっている。
  • 空間位置情報の可能性について、「人の位置情報」だけでなく、「モノの位置情報」を組み合わせていくことに、ひとつの可能性があると考えている。

 

(2)位置連動push情報配信「popinfo」(株式会社アイリッジ 代表取締役 小田健太郎氏)

  • アイリッジ社を立ち上げ、iコンシェル関連サービスの立ち上げを実施。現在は、スマートフォン向けの位置に連動した情報pushサービス「popinfo」を中心に展開している。「popinfo」では自動GPS機能を用い、ユーザーにpushで確実に情報を届けるソリューション。待ち受け画面上にメッセージ表示することが可能であり、サイト遷移の頻度は通常メルマガの30倍という結果がでている。
  • 位置連動プッシュ通知は、位置情報×属性などと時間を組み合わせて、その時必要な人に情報を届けるという使い方が有効。店舗への集客利用が多いが、少し変わった利用方法としては、この仕組を活用いただいて、事故が多い場所に差し掛かったユーザーに対して、注意喚起のメッセージを送信するサービスの提供をしている会社もある。
  • また、googleアナリティクスのように、実店舗でのユーザーの行動分析ができるように地図を切り口とした分析機能へも展開中で、PDCAをまわせるO2Oソリューションとして提供している。

 

(3)位置情報匿名化技術について(株式会社KDDI研究所 主任研究員 清本晋作氏)

  • プライバシの保護はセキュリティと同等に重要、と考えており、プライバシ保護の仕組に関する技術研究を進めている。匿名化・追跡不可能化・開示制御などによる、プライバシ保護の考え方がある。例えばBluetoothなども近接通信として理解されているが、bluetooth信号から個人を追跡することが可能であり、通常はOFFにしておくことが望ましい、などがトレーサビリティの観点からは論じられているような例もある。
  • 位置情報の匿名性を確保するためには、複数の人間の情報に埋もれさせる(例えば、正確な情報から大雑把な情報に変換する(半径××mの範囲に変える))、ランダムなノイズを加え正確な位置がわからないようにする(ダミー情報を混ぜる)、など、いくつかの方法がある。
  • 位置情報の取得によるプライバシ保護と、サービスの魅力のバランスが重要。ただし、一度「プライバシ侵害」のレッテルを貼られると挽回は困難であり、慎重な対処が求められる。判り易い説明や、適切な知識による最適な設計が必要。

 

(4)感性判定システムについて(株式会社夏目綜合研究所 所長 菊池光一氏)

  • 「感性判定システム」は人の反応を目の動きによる「どこにどれだけ注目したか」を分析する情動反応の解析と、顔の表情変化から喜び、悲しみ、驚き、恐怖、怒り、嫌悪の感情反応の解析を組み合わせており、様々なビジネスにおいて活用の引き合いを頂いている。

 

 

 

 

5.街づくりの視点からのIT活用について

 パネルディスカッションに入る前の情報提供として、G空間PJ等における店舗運営者側のヒアリング情報が、リアルの運営現場からの観点のコメントとして提示されました。

  • 来館者のスマートフォン保有状況、G空間の取り組みに対する外部視察等からも、社会的に注目度の高い分野として、前向きに取り組むべき分野である
  • 一方、「手に馴染んで使える」までのハードルはまだまだ高い認識。登録負荷や、クーポンエビデンスの問題、現場スタッフを含めた日常化、通常の販促施策のスケジュールや展開負荷との兼ね合いも重要な観点。
  • 今回の取り組みを機にTwitter等は積極的に展開された。今後はこのtwitterの展開を、来場や購買にいかに結びつけるかが重要。
  • モバイル端末等の検討も必要ではあるが、より実践的な展開としては「かざすだけ」で展開できる交通系ICカードのタッチ端末等も有効な取り組みと認識している。二子玉川ライズS.C.では「乗ってタッチクーポンキャンペーン」などの取り組みが一定の反響を得ている。(クリエイティブ・シティ・コンソーシアムでもタッチコミュニティWGで交通系ICカード活用の議論が進められているが、ユーザビリティの観点から実用性の高いソリューションであると期待される。)

 

 

6.パネルディスカッション

 最後に、今までのプレゼンテーションの内容を踏まえて、以下の登壇者によるパネルディスカッションが行なわれました。パネルディスカッションでは、今後位置情報サービスがより発展していくための課題や可能性について、会場からの質疑を交えつつ議論が進められました。

 

ロケクル6.jpg(登壇者)

■ファシリテーター

慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科                 神武直彦氏

■パネラー

合同会社Georepublic Japan CEO                                                          関浩之氏

国際航業株式会社 GEOソリューション事業部                                       田端謙一氏

財団法人日本宇宙フォーラム 常務理事                                                  吉冨進氏

一般財団法人日本情報経済社会推進協会 電子情報利活用推進部              坂下哲也氏

東京急行電鉄株式会社 都市開発事業本部 事業統括部 企画開発部     白鳥奈緒美氏

 

(内容)

  • 神武氏「様々な事例が出てきているが、日本の位置情報サービスのビジネス的な成功における課題は?」
  • 関氏「アメリカではたとえばfoursquareなど、トラフィックの量に応じて広告料を取るようなモデルがあるが、日本では難しい部分が多い。」
  • 田端氏「当社は自治体関係のサービスが多いが、その経験でいけば、自治体の仕事を良くウォッチして日常の業務のコストダウンや効率化が図れるような提案ができればサービス導入の障壁が減るのでは。」
  • 吉富氏「まだビジネスとしての本格的な展開は無いが、二子玉川で実験が展開されて来客、売上に貢献できれば。送信機は廉価になってきているので、平時の商業利用と防災、公共利用への普及ができればと考えている。」
  • 坂下氏「ビジネスという観点だと、10年前は、ビジネス系雑誌で位置情報サービスの特集は無かったそれがここ数年、雑誌やテレビなどで特集が組まれるようになった。そのような状況を見ると、市場やチャンスは確実に広がっていると思う。地理空間情報を利用する事業層は薄く広がっていて、そこに載せるもの次第でビジネスチャンスがあるものになってきているのだと思う。」
  • 白鳥氏「ニコトコをやってショッピングセンターなどを見ていて、『女性とIT』の遠さを感じた。B2Cにいきなりではなく、B2Bでの管理業務への実績づくりなどを経てから消費者対象へシフトするのが良いのではないか。」
  • (会場からの質問)「ある程度の集積・密度がないとサービスとして発火しない。例えば渋谷で何かやっても気づかれにくいと思う。どの程度の集積・密度が必要か、という目途、感触についてどうお考えか。」
  • 関氏「明確なラインはわからないが、『目の前にいる人』だけを見ていてもだめで、その先誰に伝わっていくかまで考慮して、シェアしてアクションしてもらうコンテンツを用意できれば成功に近づくのでは。アメリカでは始まったサービスを販促などですぐ使ってみて、使ってみながらブラッシュアップする。」
  • 関氏「単純なトラフィックではなく、おもてなしなどの付加要素も必要。」
  • 田端氏「今回のニコトコの取り組みで東急電鉄が主体の施策でも高島屋が協力してくれたということに、複数事業者の連携、という点で成功の芽を感じた。それに加えて一つの街くらいの範囲で展開することが関係者の連携がとりやすいので良いのではないかと思った。」
  • 吉富氏「技術のことを中心に活動してきたが、コンソーシアム活動をするようになってみて、全く違った知見や考え方が勉強になっている。集積の目安などはわからないが、このことに価値があると思っている。」
  • 吉富氏「『シームレス』がキーワードなので、それを活かしていいきたい。」
  • (会場からの質疑)「ちょっとしたことでも、ユーザーの動きがわかりやすいものをもっと考えるべきでは?ユーザー体験をシンボリックにする工夫が求められているかと思う。」
  • 神武氏「G空間PJを始めるに当たり、『デザイン思考』を大事にしたが、時間その他の制約により実現しなかった部分がある。」
  • 関氏「既存で普及しているデバイスを使う、という制約がすでにある。目の前の仕事としては右手と左手の操作の違い、など細かい部分を考えている。」
  • 田端氏「10年前では考えられなかった使い方、というものが出始めていて、GISはプロ中のプロしか使わなかったかつての代物ではなくなっている。身近になってきたということはコラボレーションしやすいことなので、ユーザー体験をデザインするようなことができればよい。」
  • 吉富氏「IMESのサインポストは、ユーザーが気軽に使えることをイメージして製作した。自然に情報が入る場所や見え方が必要。」
  • 坂下氏「QRコードの話はビジネスで考える原価の基準の一つだと思う。ケータイのGPSは10年以上前の実証実験の時の機器が17万円だったが、今はチップは200円程度。街中でのデザインということでは、サービスが変わると約款が変わり、またユーザーが読む必要があり、それは面倒。特に、同じ空間の中だと余計に面倒で、それが広がりに制約をかけている一つの要因ではないか。『ゼロクリック』をどう実現するか、が大事。」
  • 白鳥氏「日々の動きの中にちょっとした変化を、という程度がいいと考えている。QRコードはユーザーが手を動かすものだが、測位技術の進化により、店側における管理システムが向上して、よりいいサービスが提供できる、というのがいいのではないか。」
  • 神武氏「国際展開について、日本が世界で戦えるポイントは?」
  • 関氏「『文化』がキーワード。カワイイなど。アジアでは日本文化が持て囃されている流れ。また、渋谷など密集地帯のサービスはアメリカには無いのでアジアでの応用が利きやすい。」 
  • 坂下氏「日本のLBSでは、面白法人KAYACのスマホ向け待ち合わせアプリなど中東で任期の高いものが出ている。いるようである。日本のサービスの創り方はとても丁寧なので、さまざまなアプリケーションに利用できるような『アプリケーションの部品にあたるところ』を標準化すればまだまだマーケットを取れるのではないか。」
  • 神武氏「二子玉川ならでは、という点ではどういう位置情報サービスが展開できるか?」
  • 田端氏「二子玉川は多摩川が目の前を流れていることがいいところ。自然を取り込んだ形のサービスができれば他とは違うアウトプットができるのではないか。」
  • 吉富氏「ショッピングセンターだけでなく、『シームレス』の利点を活かしてエリア全体での取り組みとしてマンションなども含めてやっていきたい。IMESの位置情報は国土地理院のコードを利用しているので、アプリケーションへの保証もできる。」
  • 白鳥氏「二子玉川をクリエイティブシティにするという目標を掲げているので、働く人、住む人がストレス少なくクリエイティビティを発揮する仕掛けを構築したい。街OSのように街に入るとチェックインされるようなものが理想。」

 

 

7.まとめ

 パネルディスカッション、及び会全体を振り返って、経済産業省 商務情報政策局 情報政策課 情報プロジェクト室 杉浦室長よりコメントを頂戴いたしました。杉浦室長からは、同省が進められる、高度情報通信ネットワーク社会の実現にむけた新たな情報通信技術戦略の取り組みについての説明と、二子玉川におけるG空間PJ分野の継続的な推進展開に対する期待のお言葉を頂きました。

 

8.懇親会

会終了後に行われた懇親会では、セッションの登壇者を中心に、今後の新しい位置情報サービスの展開を検討する各事業者にて交流・歓談が行われ、盛会のうちに終了しました。

 

以上

 

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ロケーション・クルーズ・セッション@二子玉川

 4月25日(水) 14:00~18:00(懇親会18:00~)

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来る425日(水)、コンソーシアムのG空間プロジェクト・位置情報サービスワーキンググループ主催で
ロケーション・クルーズ・セッション@二子玉川」を開催いたします。

「ロケーション・クルーズ・プロジェクト」は、今年のフォーラムでも周知の通り、コンソーシアム発の産学連携プロジェクトとして、二子玉川を実験フィールドに実際に複数のサービス(ニコトコ、aitetter、ぶらサポ等)を生み出しているコンソーシアムの代表的なプロジェクトです。

今回のセッションでは、慶應大学神武先生の進行により、これまでの取り組みの報告や、最先端の技術のプレゼン、参加者の方々とのパネルセッションを行い、幅広く多様な意見を交換する場をつくります。

会員の方をはじめ、非会員の方もご参加可能です。 皆様、お誘い合わせの上、奮ってご参加ください。

 

                   記

■タイトル  : ロケーション・クルーズ・セッション@二子玉川

■開催日時 : 4月25日(水) 14:00~18:00(懇親会18:00~)

■主催    : クリエイティブ・シティ・コンソーシアム G空間PJ・位置情報サービスWG

■会場    : 二子玉川ライズ・オフィス8F 「カタリストBA」(東急田園都市線・大井町線二子玉川駅下車1分)

http://catalyst-ba.com/access.html

■実施概要

【ファシリテーター:慶應義塾大学大学院SDM研究科 神武准教授】

14:00~14:10 はじめに

14:1014:50 基調講演 Georepublic Japan 関治之氏

14:50~16:00 2011年度のクリエイティブ・シティ・コンソーシアムにおける取り組み報告

 ・G空間PJ取組み報告/位置情報サービスWG取組み報告/スマートモビリティWGの今後の取組み

16:00~17:00 先端技術プレゼンテーション

 ・屋内パノラママップ「パノプラザ」(カディンチェ株式会社)

 ・位置連動push型情報配信「popinfo」(株式会社アイリッジ)

 ・個人情報の匿名化技術について(株式会社KDDI研究所)

 ・感性判定システムについて(株式会社夏目綜合研究所)

17:00~17:15 街づくりの視点からのIT活用に関するプレゼンテーション

17:15~18:00 パネルディスカッション

18:00~ 懇親会

■イベントお申込みページ

http://kokucheese.com/event/index/33769/

 詳細はこちらをご覧ください↓                                                     

   ロケーションクルーズセッション0425ご案内.pdf

 

以上 

 

2月22日(火)、玉川髙島屋S・C アレーナホールにて、クリエイティブ・シティ・フォーラム2012が行われました。

フォーラムはクリエイティブシティを必要とする背景や実現するためのオープンイノベーションの手法に加えクリエイティブ・シティ・コンソーシアム(以下、コンソーシアム)が2010年の設立以来活動してきた成果をビジュアルで表すオープニングから始まりました。

本編は第1部「エッジシティにおけるクリエイティブ・ワークスタイル」、第2部「都市における生物多様性とは?」、第3部「位置情報サービスがくらしを変える」の各テーマ別のトークセッションが行われ、メディアをはじめ各界で活躍するパネリストたちが、活発な提案や意見交換を行い、クリエイティブシティを実現するためのヒントも、数多く発表されました。

また、最後には、フォーラムの主旨でもある「オープン・イノベーションが人・街・社会・ビジネスを変えていく」と同様のテーマで、コンソーシアム副会長の松島克守東京大学名誉教授による講演も行われました。

世田谷区二子玉川地区をモデルとした、クリエイティブシティ。会を終えて、目指す未来へと大きく一歩近づいたことを、パネリストはじめ、総勢270名の参加者の多くが実感したことでしょう。

なお、会場では、多摩川の源流水入りペットボトルも配布されました。これは1本につき10円が「源流の森再生基金」に寄付され、多摩川源流域の人工林の再生活動に役立てられます。

フォーラムの模様は、Ustreamを使ったインターネットによるライブ中継(アーカイブを公開中)がされると同時に、会場のサブモニターでは、参加者、ライブ視聴者、スタッフがtwitterに投稿したコメントも表示されました。

当日の概要と、参加者の発言主旨は下記の通りです。

オープニング

オープニングムービーの後、東浦実行委員長がビジュアルプレゼンテーションを行い、コンソーシアムの目指す未来像の提示、3つのトークセッションのイントロダクションがありました。

プレゼンテーション資料はこちら

(開会ご挨拶)

小宮山宏 クリエイティブ・シティ・コンソーシアム会長

私たちにとって、多摩川は財産です。1千万以上の人口を要する都市にありながら、鮎が遡上するような川は、世界でも稀にみる例です。この美しい川と、カタリストBAから生まれるクリエイティビティ、それら全体が相乗作用を働かせ、世界に誇る新しいモノを作っていくのだと思います。
それらをベースに、今年の重要な課題をあげるとしたら、「ブランディング」でしょう。コンソーシアムをブランドとして世の中に発信していくことこそが、中身の活性化につながります。新しいことにチャレンジする際、どうしてもブランドは後からついてくるもの。今年は、ブランドを前面に出して、今ここで起きていることを、より多くの人に知ってもらう活動をしていこうではありませんか。そのための起爆剤となる議論が、今日のフォーラムで議論されることを期待しています。

(来賓挨拶)

三又裕生(経済産業省 商務情報政策局 情報政策課 課長 )

私が伝えたいのは、「企業が主役であること」「ピンチをチャンスに」「価値創造経済への転換」という3つのポイントです。東日本大震災、その後の急な円高、少子高齢化、アジアの台頭など、今、日本は多くのピンチに直面しています。こうした社会的な課題に対して、イノベーションによってソリューションを提供するということ、クリエイティブ・ビジネスの活性化を通じて価値創造経済への転換していくこと。それが、日本の経済・産業がめざす方向性だと思います。
企業が主役となって進められているクリエイティブシティへの取り組みは、今後、大きなビジョンを具現化するショーケースとなっていくのだろうと期待しています。

クリエイティブ・セッション1:エッジシティにおけるクリエイティブ・ワークスタイル

「エッジシティにおけるクリエイティブ・ワークスタイル」と題して行われた最初のトークセッション。二子玉川という東京の西端にあるエッジシティとして、未来のオフィスのあり方、クリエイティブな働き方について、パネリストの方々に語っていただきました。それぞれの発言をピックアップしました。

司会進行:齋藤敦子氏(フューチャーワークWGリーダー、コクヨ株式会社RDIセンター主幹研究員)

「クリエイティブシティ」というキーワードは、日本語でいうと「創造都市」。21世紀は都市の時代であり、その主役は人間です。このセッションでは、「生活者という側面も含むワークスタイルと都市の関係」をテーマにしたいと思っています。短い時間でクリエイティブシティとエッジシティを紐解くのは難しいですが、バックグラウンドの異なる3名のパネリストの方に、話題提供していただきながら創発的に進めていきます。
紺野先生からは知識創造とイノベーションというご専門分野から都市の未来を、田中さんからは異業種のクリエイターが集まって働く場づくりの実践者として都市の可能性をまずはお話いただきます。その後、野村さんに社会という視点でワーカーと企業経営の現状を俯瞰してもらいながら、都市の話からリアルな働き方の話へと、会場の皆様も何かインスパイアされるようなキーワードを出していきたいと思います。

パネリスト1:紺野登氏(多摩大学大学院経営情報学科 教授)

エッジシティは、都市と郊外の境界、つまり「エッジ」に新しい生活や経済が生まれるという考え方。もともと、米国のジャーナリストが20年ほど前に書いた本の中に出てくる言葉です。それまでの都市政策といえば、都市の周辺に郊外があって、経済と生活とが分かれているものでした。ところが、そこで様々な問題でてきたため、郊外に自然や経済、商業、娯楽、住宅が集積するエッジシティというものを考えるようになったのです。エッジシティにはいくつかの条件がありますが、とくに大事なのは交通の要衝であるということです。二子玉川のように、鉄道の沿線にあるということは、とても重要なことなのです。

21世紀は都市の時代。これまで農村や郊外と都市の人口比率は7:3でしたが、2010年に逆転しました。都市の動きやパワーが、これからの経済に大きな役割を果たしていく時代となのです。とは言っても、これまでのような、都市と郊外とに分けた考え方ではありません。様々なエッジシティの組み合わせというスタイルが形成されていくだろうと予想されています。これからの日本や東京の豊かなあり方を議論する場所が、二子玉川のようなエッジシティにはあるのです。

これからは、これまでとは違う働き方や経営を行っていかなければなりません。とはいえ、郊外からの通勤はエネルギーも浪費するし、共働き夫婦は子供を育てるのが大変になります。そこで、それを解決するのが、都市の構造を変える発想であるエッジシティです。大企業が率先してそのシステムを作っていくなど、チャレンジがされていくことでしょう。

パネリスト2:田中陽明氏(春蒔プロジェクト株式会社 代表取締役 co-lab主宰)

私たちは、インディペンデントに活動するデザイナーや建築家、アーティストなど異業種のクリエイターのためのシェアード・コラボレーション・スタジオ、「co-lab」を主宰しています。目指しているのは、既存の企業組織型でもない、単なるフリーランス形態の個人型でもない、その中間的な領域である「集合型」のプラットフォームです、

こういった場所があると何ができるのか。たとえば、300人のクリエイターが集まる場に、仕事が投げ込まれたとしましょう。ひとりひとりが仕上げる例と、チーム単位で仕上げていく例とがあります。ときには、地方の中小企業からオーダーを受けることもあります。
これらの背景には、新しい働き方が生まれてきているということ、そして、クリエイティブが単にデザイナーだけではなく、企業とのコラボレーションによって作られるようになってきているという現状があります。

大企業とクリエイターのコラボレーション、地方とクリエイターのコラボレーションなどを通して作る街は、創造的であり健康的な環境を作ります。クリエイティブワーカーのネットワークで都市を作るというのは、東京の今度の課題になっていくと思います。

パネリスト3:野村浩子氏(日本経済新聞社 編集委員)

「エッジシティにおけるクリエイティブ・ワークスタイル」を考えるとき、「職住一体型の新しい街における新しい働き方の創造」ということが一番大きなテーマになるかと思います。なかでも重要なことは、「新しい働き方の提案」ではないでしょうか。戦後長らく、日本は夫婦共働きよりも片働きが主流となっていましたが、今は完全に逆転しています。ところが、日本の企業の枠組みは、変わらず男性社員が専業主婦の奥さんをもって働くというスタイルがベースになっています。今まさに、ワーキンググスタイルを問いただすべき時がきています。

現在、働きたくても働けない女性が300万人以上いて、この方たちが働けば、労働力人口が5%アップすると言われています。また、70歳を過ぎても働きたい方や、若い男性で子育てしながらバランスよく働きたい方も増えています。そういった様々な価値観をもつ人たち、多様な働き手が無理なく働けるようなワークスタイルを考えなければいけない中で、エッジシティは非常に重要な役割をつとめるのだと思います。

企業はこれから、仕事を創造する優秀な人材をひき付けるには、発想転換が必要です。「時間と場所を固定した形で、目の前の社員をマネジメントする」といった時代から、「時間と場所にしばられない柔軟な働き方を認めていく」「目の前にいない社員をきちんと評価する」といった時代へとシフトしていく必要があると思います。

クリエイティブ・セッション2:都市における生物多様性とは?

続いて行われたセッション2のテーマは、「都市における生物多様性とは?」。コンソーシアムの次世代環境ワーキンググループでは、モデル都市である二子玉川を流れる多摩川の生態系を再現しようという新しい試みもされています。そういった取組みを通して、都市における生物多様性について、パネリストが語りました。

司会進行:朝田志郎氏(次世代環境WGリーダー、株式会社日建設計 設計部長)

「生物多様性」というと、なんとなく、「緑を植えます」とか、「ボランティア精神に長けた人たちが自然保護を訴えている」いう話にとらえられがちですが、そうではないということに、多くの人が気づき始めていると思います。私たちは開発者として、実際にそこに何を埋め込んでいけばいいのかを、今よりもっと考えなければ、生物多様性にはならないし、次世代につなげていくことはできないと思います。国分寺崖線と多摩川の間にどんなピースを埋め込んでいけばいいのか、何を思いとして入れていくことが大事なのか、皆さんにお聞きしたいと思っています。あわせて、次の世代にどうつないでいくべきかも、お聞きしたいと思います。

パネリスト1:澁澤寿一氏(農山村支援センター 副代表)

昭和27生まれの私は、子供の頃からこの地に暮らし、二子玉川を見て暮らしてきました。多摩川は江戸時代から、鮎や鮭や鮎がのぼる、有名な清流です。多摩川が清流だった理由のひとつに、江戸時代は世界最大の都市だったにもかかわらず上水道が完備され衛生だった、という背景があります。フランスのセーヌ川では、渡し舟が転覆し、メタンガスで二百数十名が窒息死していたその時代に、多摩川には鮎がいたのです。つまり、徹底的にリユース・リサイクルをする、ゴミを出さない、モノを大切に使うという、日本人の価値観や精神が、清流を作っていたのです。もう一度この風景を作り出す、生物多様な社会を作り出そうとしている今、私たちはどんな価値観を持ち、どういう思いを抱くのでしょうか。

私の小学生時代、多摩川脇の湧水には、養殖場から逃げたニジマスがいて、それをよく釣りに行ったものです。岡本町には延々とキャベツ畑が続いていたし、その中に観音様がいた。今考えると、まるで夢のような、まさにジブリの世界でした。それが変わりだしたのは、70年代。それまで生物多様性の上に成り立っていた社会から、高度経済成長へと突入していったのです。たしかに生活は豊かになったけれど、多摩川は変わってしまった。今、多摩川はまた美しくなり、鮎がのぼる清流になりつつあります。今、多摩川をもう一度見つめ直しながら、自分たちがこれから経済的・物質的な豊かさの他に、どういう価値を築いていくのかを考えなければいけない時期に来ているのだと思います。

パネリスト2:指出一正氏(株式会社トド・プレス ソトコト編集長)

僕は二子玉川が大好きです。この街ほど、健康と環境を考えられる環境はないからです。今の二子玉川には、澁澤先生の幼少時代と同様の環境が息づいています。河川敷では野性のノビルも採れるし、川海老もとれます。地形をそのままに残している上野毛自然公園もあるし、我が家のベランダにはノコギリクワガタが飛んできたこともあります。

生物多様性は雑多であり、多くのものが混じり合う環境が大事です。僕たちは生き物としての人間の交流として、世代間の交流をすることが大事だと思い、あることを仕掛けました。それは、「隣人祭り」というもので、ひとつのマンションの中で、年に一度、中庭に住民が集まり、顔見知りになるまで交流するというアクションです。

環境問題で、「緑化を進めよう」とか「生き物を守ろう」という以前に、寸断されている自然が多すぎるんです。僕たち人間は移動ができる生き物ですが、他の動物は、そうはいきません。生活圏が分断され、その中に閉じ込もるしかないという状況は、生き物の多様性という意味で、あってはならないことだと思っています。

パネリスト3:平賀達也氏(株式会社ランドスケープ・プラス 代表取締役)

川の浸食作用によってできた崖地に水が滾々と湧き、そこに生物が集まる多摩川は、非常に生命力のある場所です。縄文時代は、自然を読む力を持つ人たちが住んでいた場所でもあります。日本がこれからどういう社会・地域を目指していくかを考えるとき、縄文の人たちの生き方に学ぶところも多いのではないかと思います。その土地が本来持っている力を人間が享受して、取りすぎず、次の世代に残していくという生き方に、ヒントがあるのではないかと思うのです。日本の、世界の生き方を考えていく場が、ここ二子玉川に用意されたというのは、非常に意味のあることなのではないでしょうか。

私たちは、国分寺崖線と多摩川のちょうど中間に生きていますが、断面図でみると、地続きであることが分かります。そんな多摩川らしさを考えたときに、線ではなく面でつなげていくことが大切なんです。屋上で緑化をすることは、環境を変えるには微々たる力ですが、駅前で二子玉川の自然を学べるような場を作れば、子供たちの知る風景は、どんどん広がっていきます。私たちがやらなければならないのは、世界は多様な生き物の構造の中にあって、何百万年というスパンでこの場所があるという、世界の広さや時間軸の長さを次世代に伝えること。二子玉川は、そういったことを伝えるために、とても適した場所なのだと思います。

クリエイティブ・セッション3:位置情報サービスがくらしを変える

二子玉川では、屋内でも位置が精緻に計測できる次世代のGPS技術をコンソーシアムの活動拠点であるカタリストBAに設置したり、街全体で携帯電話を使ってスタンプラリーやクーポン発行を行って回遊性を上げるサービスを展開するなど、常に様々な実験がされています。セッション3では、それら新しい位置情報サービスついて、この分野で活躍するパネリストの方々に語っていただきました。

司会進行:神武直彦氏(位置情報サービスWGリーダー、G空間プロジェクトメンバー、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 准教授)

位置情報サービスとは、人やモノの位置に応じて情報を提供するものです。二子玉川では、「お店で自分が買いたい物についての情報を教えてほしい」とか、「電車に乗るときに、あらかじめ混雑していない車両を教えてほしい」など、そんな生活者が必要とする情報を提供することで、暮らしをよくしようという試みを行っています。

地図も位置情報サービスのひとつ。文字が生まれる前の紀元前から地図があり、大昔からこのサービスは利用されていました。現代はITの技術を使った位置情報サービス、つまり、スマートフォンやクラウドを利用した位置情報サービスなどが主流となっています。2011年のグッドデザイン大賞は、Hondaの「通行実績情報マップ(カーナビゲーションシステム「インターナビ」が収集したクルマの走行データを用いた東日本大震災での移動支援の取り組み)」という位置情報サービスが受賞しました。

そんな位置情報サービスの日本の拠点、メッカとなっているのが、二子玉川です。世界で唯一、屋内GPS「IMES(Indoor MEssaging System )」を用いた屋内位置情報サービスや、二子玉川ライズのナビゲーションやパノラマの提供、東急電鉄が中心に行っている「ニコトコ」など、さまざまな位置情報サービスが二子玉川で展開されています。今日は、位置情報サービスで暮らしがどう変わるのか、生活をどう変えて生きたいのか、皆さんのご意見を伺いたいと思います。

パネリスト1:石井真氏(測位衛星技術株式会社 取締役)

今年度は、130機の屋内GPS「IMES」を二子玉川ライズのショッピング棟につける予定です。これは世界初のことで、これに連動してアプリが動くと、世界中に注目され、ここから新しい位置情報サービスを発信できるのではないかと思います。

位置情報サービスのキーワードとなるのは「ローカルネットワーク」だと思います。インターネットはどこからでもどんな情報もアクセスできますが、その情報はあまりにも広い範囲で、ネット上で売っているものを買うことはできるけれど、誰が売っているかが見えてこない。これに対して、「ローカルネットワーク」は、その場所ならではの情報に深くアクセスできるため、誰がそのサービスを売っているのかが分かる。つまり、バーチャルではなくリアルであるのが特徴です。これから位置情報サービスを成功させるには、「ローカルネットワーク」というものがキーワードになると思います。

パネリスト2:佐藤正一氏(タッチコミュニティWGリーダー、シナジーメディア株式会社 代表取締役)

位置情報サービスで暮らしはどんどん変わります。ですが、変わったと思わせないようなサービスにすることが大事だと思います。今はスマートフォンやGPSやアプリなど、位置情報サービスを使う端末がたくさんありますが、私たちは、ただ持っているカードをかざすだけでいい「タッチ」というものにこだわっています。なぜかというと、お年寄りでも子供でも簡単に利用できるサービスであること、難解な利用規約を読まずとも匿名から入っていけるサービスであることが大事だと思うからです。もうひとつ大事なことは、情報へのアプローチが、「カードをかざす」という、自分から参加していく行為であるということ。その端末自身やタッチしている場所が目の前にあるというリアルさを、もう一度見直すことが重用なのだと思っています。カードをかざすと実際の環境も変化する。まるで、ネットを使っているけどネットを感じさせないようなサービスをめざしています。

位置情報サービスにおいて、二子玉川は非常に可能性を感じる場所です。交通の要衝であるということも、ポテンシャルが高いと思います。位置情報を活用して二子玉川を楽しむ「ニコトコ(http://p.tokyu.jp/nicotoco/)」というサービスを東急電鉄さんが行っていますが、これは、かつての鉄道事業者にはない例です。「ニトコト」のように、人を動かすプロでもある鉄道事業者と様々な業者が協力してオープン・イノベーションを展開しいくことが、日本の位置情報サービスの未来を築くのだと思っています。

パネリスト3:中澤圭介氏(株式会社宣伝会議 販促会議編集長)

位置情報サービスを考えたとき、二子玉川という場所の特性はとても面白いと思っています。二子玉川で生活している人もいれば、今日は二子玉川へ行ってみようというという人もいれば、ここを大きなビジネスの拠点にしようという人たちもいる。そういった人たちが混在している二子玉川で、どんな情報を皆さんが求めていて、どんなふうに情報が動いているのかが分かるというのは、とても興味があります。まさに二子玉川は3つの切り口からいろいろな位置情報サービスが提供できる場所。これからどんなふうに変わっていくか、メディアとして追いかけていきたいですね。

サービス事業者はどんどん増えていますが、それが生活者の習慣になるかどうかというのが、今年の大きな課題。生活習慣に落とし込んでいくための、面白い企画が出てくることに期待しています。

クロージング

最後に、松島コンソーシアム副会長から「クリエイティブシティとは」「モデル地域二子玉川が描く日本社会、未来都市のグランドデザイン」をプレゼンテーションしました。

「オープン・イノベーションが人・街・社会・ビジネスを変えていく」
松島克守氏(クリエイティブ・シティ・コンソーシアム副会長、東京大学名誉教授)

「クリエイティブシティ」には学術的な背景があり、その論旨は「都市は才能あるクリエイティブな人々を引き付け、新しい仕事を生み出すもの」「都市はヒューマンキャピタルを組織化して経済効果を生み出すもの」というものです。過去、日本の社会は工業経済が主体であり、「コストを以下に下げるか?」がテーマでした。しかしシリコンバレーの成功例のように、才能、資源、能力をすばやく動員することが、これからの日本の経済成長において大切なことで、クリエイティブクラスの人材をもっと集めて繁栄することが重要です。

しかしながら、日本でクリエイティブクラスに定義される人々は科学者やアーティストなどコアな層で150万人、ハイテク、金融サービス、法律など周辺層で400万人ほどです。アメリカではおそらくその3倍はおり、更に中国やインドという人口が多い新興国にも増えていきます。

クリエイティブクラスの人たちが好むのは、多数の就職の可能性や多様なライフスタイル、多様なアウトドア活動、健康的な環境や自然環境などです。今日の1つ目のセッションと2つ目のセッションはこの重要さを提示しています。二子玉川のみならず、先進国の諸都市が成功するには、それらを擁する街にならなければなりません。

また、3つ目のセッションで「位置情報」という通り、情報には粘着性があります。これは自分がどこにいるかを知るという意味だけでなく、グレーター東京やニューヨーク、ロンドンのように情報が集まる場所があることが都市の原理原則です。

個人的に、こんな二子玉川になってほしい、という願いがあります。それは、クリエイティブ産業の街であること、クリエイティブが集う街であること、クリエイティブクラスが住む街であること(さらに、家族と暮らしてもいいと思えるような街であること)、そして、異質や多様性を受け入れる街であること。二子玉川がそんな場所になるように活動しています。新しい日本の経済成長、地域がどうしたら経済成長できるかという答えを、二子玉川で見せていきたいと思っています。

プレゼンテーション資料はこちら

ツタグラ[=伝わるINFOGRAPHICS] × クリエイティブ・シティ・コンソーシアム カンファレンス

 ~グラフィックで考える未来の都市づくり~

2011年秋、インフォグラフィックスを使って日本の未来を考える経済産業省のプロジェクト"ツタグラ[伝わるINFOGRAPHICS]"が始動しました。
http://www.tsutagra.go.jp/

「ツタグラ」プロジェクトは、日本が抱える「現在の社会的課題」と「進むべき未来の姿」に関連したストーリーやデータを、クリエイティブの力を借りてわかりやすくビジュアル化し、多くの人に伝えようという取り組みです。
国の課題をオープンにし、国民と一緒に未来に有効な施策を考える「オープンガバメント(開かれた政策)」の取り組みとしても注目されています。

一方、社会の課題と未来を考える上で欠かせないのが、経済と生活の基盤となる企業や地域の力とビジョンです。

今回のカンファレンスでは、クリエイティブ・シティ・コンソーシアムから「お題」を提供し、企業が自身の活動と未来の都市づくりを論じ推進していくなかで、インフォグラフィックスの今後の可能性を考えていきます。
登壇者には非常口マークをデザインしたデザイナーの太田幸夫氏をお迎えし、グラフィックが果たす意義や太田氏がこれまで手がけられたデザイン、現在取り組まれている「命を守るデザイン」についてご講演いただきます。

また、実際にインフォグラフィックスを制作するワークショップを通じて、未来の都市づくりを考える中でのインフォグラフィックスの用途について考えていければと思います。

イベント概要
日時:320日(火・祝) 14:0017:00 (13:30開場)
場所:カタリストBA(二子玉川)

 http://catalyst-ba.com/access.html

出演:
 ・太田幸夫氏(NPO法人サインセンター理事長、太田デザインアソシエーツ代表)
 ・上平崇仁氏(専修大学准教授)
 ・高木美香氏(経済産業省クリエイティブ産業課課長補佐)
 ・林千晶氏(株式会社ロフトワーク代表取締役)
定員:100名(120名まで収容可能)
参加:無料
主催:経済産業省
協力:クリエイティブ・シティ・コンソーシアム

参加申し込みはこちら
http://www.opencu.com/events/infographics0320

プログラム
13:30〜 開場
14:0014:05 ツタグラ[伝わるINFOGRAPHICS]の主旨:高木美香氏(経済産業省)
14:0515:05 講演「視覚言語の役割とデザイン」:太田幸夫氏
15:0515:10 休憩
15:1016:50 ワークショップ「グラフィックスとして表現したい情報と、それをどのようにグラフィックスにするか」:上平崇仁氏(専修大学准教授)
16:5017:00 今後のツタグラプロジェクト:林千晶氏
17:00 閉会


出演者プロフィール(敬称略)
・太田 幸夫
ビジュアルコミュニケーションデザイナー、NPO法人サインセンター理事長、太田幸夫デザインアソシエーツ代表
1939年愛知県生まれ。多摩美術大学卒。同研究科およびイタリア国立美術学院修了。日本サイン学会会長、多摩美術大学教授を経て現職に。
視覚言語ロコス、通産省シンボルマーク、全国統一非常口サイン、国連大学、ISO国際図記号プロジェクトなどを実績とする。グローバルな視覚言語の開発を目指す。「ピクトグラム(絵文字)デザイン」、「目で見ることばのデザイン」(遊子館)、他受賞多数。

・上平 崇仁
専修大学ネットワーク情報学部 准教授
1972年生まれ。1997年筑波大学大学院芸術研究科デザイン専攻修了。グラフィックデザイナー、東京工芸大学芸術学部助手を経て2004年専修大学講師、2006年より現職。インフォグラフィックスやユーザエクスペリエンスデザインの教育・研究に従事。近年はコミュニティの持つ創造性に着目し,社会的相互作用を組み込んだデザイン手法の研究、分野を横断した社会的デザイン実践を行っている。著書に「情報デザインの教室」(情報デザインフォーラム共著)

・高木 美香
経済産業省クリエイティブ産業課 課長補佐
東京大学経済学部、スタンフォード大学MBA/MA in Education卒業
2002年経済産業省入省。日本においてクリエイティブ産業を振興し、また「クール・ジャパン(世界が共感する日本)」を海外に発信するために奮闘中。

・林 千晶
株式会社ロフトワーク共同創業者、代表取締役
16,000人が登録する日本最大級のクリエイターコミュニティを核として、Web開発、コンテンツ制作、映像、広告プロモーションなど信頼性の高いクリエイティブサービスを提供。またクリエイターとのますコラボレーションの基盤として、いち早くプロジェクトマネジメント(PMBOK)の知識体系を日本のクリエイティブ業界に導入。米国PMI認定PMP。米国NPOクリエイティブ・コモンズアジア責任者も務める。

 

以上

『成長に代わるイノベーションのあて先を探る』

 
 確度の高い未来予測を行うことが難しい時代ですが、未来の変化の予兆を観察し収集することは、企業の研究開発マネジメントにおいて重要な要素です。
 技術オリエンテッドになりがちな企業において、社会の 変化の兆しを捉えて事業機会を想定し、事業開発へ結実させることがイノベーションへの道で す。
  今年度を締めくくるオープンラボは、技術開発の過程に 長く携わりつつ、社会変化の兆しを読み解いて事業開発につなげる"インテリジェンス エバンジェリスト"高内章氏(ストラテジック・ビジネス・インサイツInc.) をお迎えし、日本企業が保有する潤沢なリソースを活かすイノ ベーションのあて先について、ともに考えてまいります。
 
-高度なIT技 術だけで、真の「スマートライフ」は実現しうるのか?
-成長が鈍化する先進国におけるスマートシティ/ス マートライフのあり方とは?
 
 新たな事業領域の開拓に課題を抱えている方、気づきを求めている方、皆さまお誘い合わせの上、奮ってご参加ください。
 
 
           《 記 》
 
■日時: 3月22日(木)18時半~18時開場)
■場所: カタリストBA TEL 03(6362) 3443
 世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ・オフィス8 F
 
■主催: 富士通株式会社
 
スケジュール
 18:30 主催者 挨拶
 18:3519:00 イントロダクション
 19:0019:45 レクチャー
 19:4519:50 休憩
-----以後、飲食を交えて------
 19:5020:20 ディスカッション
 20202030 発表・シェアタイム
 21:00 終了
 
■会費 2,000
 
■お申込 
 こくちーず(下記URL)よりお申込みください(先着80名)。
 http://kokucheese.com/event/index/29487/
 
 
■お問合せ先  
 コンソーシアム事務局(info(アットマーク)creative-city.jp
 
以上
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クリエイティブ・シティ・コンソーシアムでは、2月22日(水)にクリエイティブ・シティ・フォーラム2012を開催し、のべ300名近くの方にご出席をいただき、盛況のうちに無事終了することができました。

事務局より、ご出席・開催ご支援いただきました方々に厚く御礼申し上げます。

本シンポジウムの模様をUstream(下記ページ)で公開させて頂きますので、当日ご出席いただけなかったみなさまもご機会のある時にご覧頂ければ幸いです。

http://www.ustream.tv/user/CCFUTAKO

番組短縮URL:http://ustre.am/Htl2

また当日のレポートを近日中にホームページにアップいたしますので、ご確認の程よろしくお願いいたします。

今後とも、コンソーシアムでは活発な活動を行い、その活動を積極的に発信していきますので、引き続きご注目ください。

<参考> クリエイティブ・シティ・フォーラム2012(終了)開催概要

●日時  2月22日(水) 13:30~18:00

●場所  《フォーラム》玉川髙島屋S・Cアレーナホール

●主催  クリエイティブ・シティ・コンソーシアム

●後援  経済産業省、国土交通省、環境省

●協賛  コクヨファニチャー株式会社、東神開発株式会社、
東京急行電鉄株式会社、富士フイルムイメージングシステムズ株式会社

●開催概要
13:30
  オープニング   東浦亮典(クリエイティブ・シティ・フォーラム2012実行委員長)
  開会挨拶      小宮山宏(クリエイティブ・シティ・コンソーシアム会長)
  来賓挨拶     経済産業省商務情報政策局情報政策課長 三又裕生様
14:00  クリエイティブ・セッション1:
       「エッジシティにおけるクリエイティブワークスタイル」
15:30  クリエイティブ・セッション2:
       「都市における生物多様性とは?」
16:30  クリエイティブ・セッション3:
       「位置情報サービスがくらしを変える」
17:30  グランドデザイン2012:
       「オープンイノベーションが人・街・社会・ビジネスを変えていく」 
18:00   終了


■ クリエイティブ・シティ・フォーラム2012 ■

※お申し込みは終了させていただきました

クリエイティブ・シティ・コンソーシアムでは2010年8月の設立以来、多種多様な民間企業、学識者、行政、各団体、個人が連携してオープンイノベーションによるクリエイティブシティの実現を目指し、都市において人々がクリエイティブに働き、遊び、暮らす環境の在り方を論じ、技術だけでもなく、ライフスタイル論だけでもない多様な切り口で活動しています。

前回2011年のフォーラムではコンソーシアムの目指す未来やクリエイティブシティのグランドデザインを公開討論しましたが、今回は、「オープンイノベーションが人・街・ビジネス・社会を変えていく」をテーマに、各ワーキンググループを主体により具体化した成果の一端を披露しつつ、新たにクリエイティブシティの未来像を皆様と共有、議論する場として開催いたします。

※PDFはこちら

 

主催 クリエイティブ・シティ・コンソーシアム
後援(予定) 経済産業省、国土交通省
協賛 コクヨファニチャー株式会社、東神開発株式会社、東京急行電鉄株式会社、富士フイルムイメージングシステムズ株式会社(※)
※2月1日より新社名に変更(現:富士フイルムイメージテック株式会社)
参加費 無料
開催日時 2月22日(水) 13:30~18:00(開場13:00)
開催場所 玉川髙島屋S・C アレーナホール (東京都世田谷区玉川3-17-1 玉川高島屋S・C西館1F)
  

開催概要

13:30  オープニング
 
  • 東浦亮典(クリエイティブ・シティ・フォーラム2012実行委員長)
  開会挨拶
 
  • 小宮山宏(クリエイティブ・シティ・コンソーシアム会長、東京大学総長顧問、三菱総合研究所理事長)
  来賓挨拶(予定)
14:00 クリエイティブ・セッション1
「エッジシティにおけるクリエイティブワークスタイル」
 
  • 齋藤敦子氏(フューチャーワークWGリーダー、コクヨ株式会社
  • RDIセンター主幹研究員)
  • 田中陽明氏(春蒔プロジェクト株式会社 代表取締役 co-lab主宰)
  • 紺野登氏(多摩大学大学院経営情報学科 教授)
  • 野村浩子氏(日本経済新聞社 編集委員)
15:30 クリエイティブ・セッション2
「都市における生物多様性とは?」
 
  • 朝田志郎氏(次世代環境WGリーダー、株式会社日建設計 設計部長)
  • 澁澤寿一氏(農山村支援センター 副代表)
  • 平賀達也氏(株式会社ランドスケープ・プラス 代表取締役)
  • 指出一正氏(株式会社トド・プレス ソトコト編集長)
16:30 クリエイティブ・セッション3
「位置情報サービスがくらしを変える」
 
  • 神武直彦氏(位置情報サービスWGリーダー、G空間プロジェクトメンバー、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 准教授)
  • 石井真氏(測位衛星技術株式会社 取締役)          
  • 佐藤正一氏(タッチコミュニティWGリーダー、シナジーメディア株式会社 代表取締役)  
  • 中澤圭介氏(株式会社宣伝会議 販促会議編集長)
17:30 グランドデザイン2012 グランドデザイン2012
「オープンイノベーションが人・街・社会・ビジネスを変えていく」
 
  • 松島克守氏(クリエイティブ・シティ・コンソーシアム副会長、東京大学名誉教授)
18:00終了予定

 

お申込みは終了させていただきました


※お席の数には限りがございます(250名)。定員を超える場合は抽選となりますので、ご了承ください

※2/16に応募締切後、事務局より当選/落選のご案内を差し上げます。

※当日ご参加できない皆さまには、本シンポジウムの模様をUstream(下記ページ)で公開させて頂きますので併せてご覧下さい
http://www.ustream.tv/user/CCFUTAKO 番組短縮URL:http://ustre.am/Htl2

来る2月9日のオープンラボは、5名のゲストをお迎えしてビジネスに役立つシーズ/ニーズマッチングについて

考えます。 詳細はこちらをご覧ください ⇒オープンラボ_11_0209のご案内.pdf

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アイデア閉塞を打破!"シーズ/ニーズの最適マッチングとは"

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ビジネスにおいて効率とスピードが必須とされる現在、企業の外部技術活用のニーズが高まる一
方で、ベンチャー企業や個人発明家が持つ、未活用の技術(シーズ)が数多くあります。
今回のオープンラボでは、"シーズとニーズの効率的なマッチングによりイノベーションを生む"ことを
テーマに、ベンチャー企業・ベンチャー投資家・個人発明家・企業経営者、それぞれの立場の方に打
開策を語っていただいた後、ビジネス向け交流サイト(SNS) 「SNeeedS(スニーズ)」を提供するIPエ
レクトロニクス株式会社大槻社長によるデモを体験して頂きます。
皆様お誘い合わせの上、奮ってご参加ください。

 

          【記】

■日時: 2月9日(木)18時半~(18時開場)

■場所: カタリストBA  TEL 03(6362) 3443

世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ・オフィス8 F

■スケジュール

18:30 アイスブレイク

ゲストによるトークセッション

○シーズ側×ニーズ側 ○ソリューション事例:「SNeeeDS」のデモ

19:45頃~ 懇親会

21:00頃終了

※ゲスト:
   大槻悦理氏(IPエレクトロニクス株式会社代表取締役)
   
山川隆氏(ダイアゴナル株式会社代表取締役)
   松原髙司氏(株式会社MRSホールディングス代表取締役社長)
   守屋実氏(ケアプロ株式会社取締役副社長)
   見満周宜氏(インスパイア取締役副社長) ※順不同

■会費(懇親会にご参加の場合)2,000

★下記よりお申込みください。↓

http://kokucheese.com/event/index/25992

                                                  以上

慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科主催

フロンティアプロジェクトマネジメント ワークショップ

「暮らしをまもる、宇宙をまもる 〜交通・エネルギー・宇宙の未来を考える〜」

 

 21世紀の日本に生きる私たちの暮らしは、科学的知見と技術によって構築された、大規模かつ複雑な様々なインフラによって支えられています。例えば、鉄道や原子力発電などです。

 しかし、それらは、利便さの裏に、脱線事故や放射能汚染といった重大な危険性をはらんでいます。2005425日に発生した福知山線脱線事故では107名が死亡、2011311日に発生した福島原発事故では大量の放射性物質が放出され、現在も半径20km圏内への立ち入りが規制されています(20121月現在)。

 また、地球観測、通信・放送、測位といった重要なインフラの一端を担う宇宙開発においても、宇宙ゴミの問題をはじめとした様々なリスクが懸念されています。

 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(以下、SDM研究科)の講義のひとつである「フロンティアプロジェクトマネジメント概論」では、東日本大震災に代表される低頻度大規模災害や、「はやぶさ」小惑星探査プロジェクトに代表されるやり直しのきかないプロジェクトを題材に、「未知未踏」に挑むプロジェクトを進める際のリスクについて、徹底的に考察してきました。既存のマネジメント方法が通用しない領域に挑戦するには、自然や歴史に学び、過去成功例・失敗例を横断的に俯瞰しながら、いわゆる「想定外」をいかにリアルに想定しておけるかが肝要です。

 今回のワークショップでは、専門家の方々や参加者の皆さまと一緒に、交通・エネルギー・宇宙開発の「未知未踏」に関する議論を通じて、現代社会の利便を享受する上で日常に潜むリスクを分野横断的に考えていきます。そこから得られる知見を共有することで、今後リスクと共存していくために必要な視点を補い合うことを目的とします。

 SDM研究科所属の学生のプレゼンテーションを切り口に、専門家のパネルディスカッション、皆さまとのワークショップの三部構成で、日常の裏に潜むリスクに斬り込んでいきます。

 

↓ポスター・講演者プロフィールはこちら

http://aislab.sdm.keio.ac.jp/Keio_FPM_WS.pdf

 

        〔記〕 

日時 129() 13:0017:00

場所 カタリストBA (03-6362-3443)

    世田谷区玉川2212 二子玉川ライズ・オフィス8階

参加費 無料

定員 50名(先着順とさせていただきます)

プログラム 

13:00 開会挨拶 SDM研究科准教授 神武直彦

13:10 過去・現在・未来における「未知未踏」の事例分析 (SDM研究科 学生発表)

 ・ 鉄道に学ぶ、過去のリスク

 ・ 原子力発電に学ぶ、現在のリスク

 ・ 宇宙開発に学ぶ、未来のリスク

 ・安全保障・防衛に学ぶ、リスクへの対処法

13:25 これからの「未知未踏」とそのリスク(パネルディスカッション)

 ・ 鉄道:東京急行電鉄株式会社 事業戦略室国際部企画担当 山下有一 氏

 ・ エネルギー:株式会社ナノオプトニクス・エナジー代表取締役社長 藤原洋氏

 ・ エネルギー:日揮株式会社経営戦略室 近松伸康氏

 ・ 宇宙開発:SDM研究科特別招聘准教授 矢野創  

14:15 望むべき未来、今できることを考える(グループディスカッション)

15:30 ワークショップ成果報告

16:50 閉会挨拶 SDM研究科特別招聘准教授 矢野創  

※ 学生発表とパネルディスカッションはUstreamにて中継予定

 

■お申込

http://kokucheese.com/event/index/24776/

より、お申し込み下さい。

お問い合わせ

sdm@info.keio.ac.jp 

主催:慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科

 

以上


毎月恒例のオープンラボ、2012年の第1回目は・・・

アート、広告、ソーシャルサービスとジャンルを超えて縦横無尽に活躍する、クリエイティブ・ラボ「ライゾマティクス」の齋藤精一氏をお迎えし、「これから」のモノ作りについてご講演いただきます。
ライゾマティクスが唯一無二といわれる理由 --------ビジネス(広告等)の層とラボ(実験/アート)の層からなる企業形態や、クリエイティブとテクノロジー融合した、世界的にも評価されるクリエイティブ・ワークのケーススタディ、参加者との質疑応答で、これからのモノ作りに必要な姿勢を探求していきます。

聞き手はwhite-screen.jpの山本加奈さんです。

皆さまお誘い合わせの上、ご参加ください。

《講演内容》
 ● これからのモノ作りに必要な企業(組織)の姿とは?
 ● ケーススタディ:メディアアートと広告を融合した表現で新しい風を起こし続ける作品事例紹介
 ● 質疑応答

《開催概要》
□日時:2012 年1 月23 日(月) 18:00(開演)~19:30  懇親会:~21:00
□会場:カタリストBA 世田谷区玉川2-21-2 二子玉川ライズオフィス8階
  http://catalyst-ba.com/access.html
  TEL:03(6362)3443
  ※19時を過ぎますと、セキュリティの都合上、入館にカードが必要となります。
   万一遅れて到着された場合は、カタリストBA受付までお電話ください。

□定員:先着80 名
□会費:2000 円(懇親会を含む)
□お問合せ先:MRI 福田、東急電鉄 松浦

★お申込は、下記URLより ↓↓

 http://kokucheese.com/event/index/24179/

《齋藤精一氏プロフィール》
1975 年神奈川生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、
2000 年からNY で活動を開始。その後Arnell Group にてクリエイターとして活動し、2003 年の越後妻有トリエンナーレでアーティストに選出されたのをきっかけに帰国。建築で培ったロジカルな思考を基に、アート・コマーシャルの領域で立体・インタラクティブの作品を創る。2009 年-2010 年カンヌ国際広告祭にて多数受賞。現在、株式会社ライゾマティクス代表取締役、東京理科大学理工学部建築学科非常勤講師、Columbia University GSAPP StudioX Japan director。

white-screen.jp:
2007 年よりスタートした、国内外の映像カルチャー情報をデイリーに配信するウェブマガジン。映像を中心とした、クリエイティブ業界の御用達的存在。

12月19日はアイデア創出DAY!

 

今年最後のオープンラボのご案内です。

今回は特別企画として、12月19日(月)を《アイデア創出DAY》とし、

ビジネスアイデアを生み出す仕掛けやツールを体感していただきます。

■15:00~ 『アイデア創発システム』体験セミナー

■17:00~ オープンラボ 國藤先生の講演会

18:30~ アイデア創出体験ワークショップ

年末のお忙しい時期とは存じますが、頭をほぐし活性化させるためにも、ぜひ奮ってご参加ください。

 

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2011年第9回オープンラボ特別版

「最新、知識創造の世界動向と実践ワークショップ  ~アイデア創発ナイト~」

 

今年最後のオープンラボは「知識創造」の理論から実践まで、一粒で二度美味しい特別

版です。創造性分野でご活躍のお二方をお招きして、ご講演とワークショップという立

体構成で、今年一年カタリストBAで行われた創造活動(クリエイティブ)を締めくく

ります。

 前半は、日本創造学会の元会長であり現在は北陸先端科学技術大学院大学の副学長、

コンソーシアムの学術会員でもある國藤進教授より、グループ知識創造について教育的

側面からお話いただきます。後半は、アイデア創出支援の専門家であり、メソッド開発

やワークショップでご活躍のアイデアプラント代表、石井力重氏のファシリテーション

によるアイデア出しワークショップです。創造性をテーマにした貴重な機会となります

ので、ぜひご参加いただけますと嬉しいです。

★お申込は「こくちーず」より⇒ http://kokucheese.com/event/index/22586/

 

なお、オープンラボに先立ち、コンソーシアム会員の皆様には、アイデアを生み出すクラ

ウドシステム「アイデア創発システム」の体験も同時に企画いたしました。

システムを提供いただいているNEC様よりコンソーシアム会員向けに特別に100IDを

発行していただき、システムを使ってのアイデア創出体験をしていただきます。

(※コンソーシアム会員以外の方のご参加も受け付けます。)

★お申込は事務局(ccc-attend@mri.co.jp)まで氏名、所属、アドレスをお知らせください。

 

■日時 12月19日(月)アイデア創発体験/15:00-17:00、オープンラボ/17:00-20:00

■場所 カタリストBA: 世田谷区玉川2212 二子玉川ライズオフィス8階

■定員 50名(先着順とさせていただきます)

■概要 アイデア創発体験 15:00-17:00 可能な方はPCをご持参ください

    オープンラボ 17:00-18:15 講演「グループ知識創造教育の世界展開」 

                      北陸先端科学技術大学院大学副学長  國藤進 氏 

                      18:30-20:00 アイデア創出体験ワークショップ

                      ファシリテータ アイデアプラント代表 石井力重

                      20:00- 懇親会

■申込

オープンラボ⇒ http://kokucheese.com/event/index/22586/

 アイデア創発体験⇒ ccc-attend@mri.co.jp まで

■費用 すべて無料です。懇親会のみ参加費2000円となります。

 

皆さまぜひ足をお運びください!

 

詳細はこちら↓

OpenLab#9_1219のご案内.pdf

二子玉川のカタリストBAに『まちライブラリー』が誕生!


今回のオープンラボは、カタリストBAのライブラリーを学びあいの場=「まちライブラリー」にしていこうという試みです。

森記念財団後援の「まちライブラリー」(http://www.mori-m-foundation.or.jp/machi/)は、

「まち」で働き、生活する人が、「まち」を自分の目線で活き活きとさせるため、「まち」毎に「まちライブラリー」を設け、「まち」を元気にするプランを作り、実行していくことを目指しています。

今回はパネルディスカッションで「カタリストBAにかける夢」を東急電鉄・東浦が熱く語ります。

皆さま奮ってご参加ください!

◇  日時:12月13日(火)18:30~21:30
◇  内容:
 18時30分~本を用いた自己紹介
  ☆お互いの自己紹介を「本」の紹介と一緒に行いますので、「創造性を刺激された本」を1冊お持ちください
 19時~ パネルディスカッション :「二子玉川の知的活動拠点に掛ける"ゆめ"」
      モデレーター:友成真一(早稲田大学教授/まち塾実行委員会 委員長)
      カタリスト:東浦亮典(カタリストBA仕掛人/東京急行電鉄株式会社)、礒井純充(森ビル株式会社/まち塾案内人)
 ※パネルディスカッションの他、グループに分かれて二子玉川の面白知的活動をまとめます。
 20時30分~ 忘年会(語り合い) +本の飾りつけ+交換会 +グループ発表
 21時30分     終了

◇ 主催:「まち塾実行委員会」(財団法人 森記念財団内)
 共催:クリエイティブ・シティ・コンソーシアム
◇  参加費:2000円(*当日受付にて。20:30~の懇親会費含む)
◇  お申し込み:「まち塾実行委員会」(財団法人 森記念財団内) 礒井(いそい)氏
  電話:03-6406-6201 FAX:03-6406-6801 e-mail:tokyomachi@gmail.com
 http://www.machijyuku.org

クリエイティブシティコンソーシアム第8回オープンラボ
&「東京まち塾@まちライブラリー」申込書はこちらより↓

open lab #8_1213.pdf

 
"SOcial LAb Kitchen(そらキッチン)" 活動紹介
 
カタリストBAのコ・ワーキングスペースで活動している『そらキッチン』は、生活者の視点(QOL)、企業の視点(新たなサービス価値の創造)に加えて、"社会は何を求めているのか?"という全体最適の視点から、企業の人々との対話を通じてソーシャルイノベーションを起こそうとしています
 11月のオープンラボは、バックグラウンドも関心・専門分野も多様なメンバーが顔を揃えるそらキッチンのメンバー*より、活動の紹介を行います
  *日本におけるフューチャーセンターの第一人者・野村恭彦GLOCOMKDI)、社会起業家研究ネット 
   ワーク代表服部篤子地域SNSの専門家 庄司昌彦GLOCOM、他十数名
 
 現在、(1)低電力時代の創造的ワークスタイル(2)高齢化社会の潜在課題と新サービスの発見 などのプロジェクトSocial Lab Project進行中で、企業内個人を巻き込んだ活動を推進しています。
 -そらキッチンって何? という方も、 
 -ソーシャル・イノベーションはどのように起こしていくのか? 
 -そらキッチンが描く未来の社会像について知りたい 
 とお考えの方も、
 -新規事業創出のヒントを得たい、
 -社会に貢献するMy Projectを立ち上げたい という方も、 ご関心をお持ちの皆さまはどなたもお誘い合わせの上、 ご参加下さい。
 そらキッチンとのコラボレーションがこの日、この場から生まれるかもしれません!

        《 記 》
■日時: 11月16日(水)18時~17時半開場)

■場所: カタリストBA TEL 03(6362) 3443
 世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ・オフィス8 F
(東急田園都市線・大井町線二子玉川駅下車徒歩1分)
 
スケジュール
 18:00 そらキッチンプレゼンテーション
         質疑応答 ・対話
 19:45 懇親会
 20:30 終了
 
■会費 (懇親会にご参加の場合)2,000
 
■お申込 
 ccc-attend(@)mri.co.jp まで氏名・会社名・アドレスを ご連絡ください。
 
■お問合せ先  
 コンソーシアム事務局 (東急電鉄 松浦)
 
 
 

クリエイティブ・シティ・コンソーシアムでは、経済産業省が実施する「ドリームワークスタイル・プロジェクト」に協力し、対話セミナーを共催いたします。

「ドリームワークスタイル・プロジェクト」は、成長企業(中小・中堅・ベンチャー企業)で働くことの魅力を、学生自らが実感することを目的として創設された取り組みであり、クリエイティブ・シティ・コンソーシアムはこの主旨に賛同し、カタリストBAにおいて学生と企業人が対話を通じて、「働くことの魅力」や「成長企業の魅力」について語り合うワールドカフェ形式のセミナーを共催いたします。

 

開催概要は以下の通りです。

 

日時:2011年11月19日(土)14時~

場所:カタリストBA

主催:経済産業省

共催:クリエイティブ・シティ・コンソーシアム

協力:データセクション株式会社 http://www.datasection.co.jp/

 

「ドリームワークスタイル・プロジェクト」オフィシャルホームページ(申込み先)
http://dreamwsp.net/ 

経済産業省ニュースリリース
http://www.meti.go.jp/press/2011/10/20111007005/20111007005.html

 

以上

10月1日(土)、クリエイティブ・シティ・コンソーシアム(以下「コンソーシアム」)の活動拠点"カタリストBA"にて、「第2回 ワーキング・プロジェクト連絡会」が開催されました。

事務局長の開会挨拶のあと、「スマート社会における融合新産業の創出について」と題して、
経済産業省・商務情報政策局・情報処理振興課課長補佐 田辺雄史氏による講演が行われました。

経済産業省・産業構造審議会・情報経済分科会が取りまとめ中の「情報経済革新戦略」を紹介する内容で
①スマートコミュニティの国内外展開の加速化
②スマートヘルスケア産業
③社会システムに組み込まれるロボット
④情報端末化する自動車と交通システム
⑤スマートアグリシステム
⑥コンテンツ・クリエイティブビジネス
⑦ビッグデータから価値を生み出す基盤となる技術強化・利活用促進
などが紹介され、来場した参加者の方々も熱心に聞き入っていました。

写真1.JPG

後半では事務局より、コンソーシアム活動概況報告、カタリストBAの利用について説明を行った後
①位置情報サービスWG
②G空間プロジェクト
③次世代環境WG
④フューチャーワークWG
⑤スマートライフWG
⑥スマートシティWG
⑦タッチコミュニティWG
の各WG・プロジェクトによる報告が行われました。
また、最後に、講談社より「イノベーション・マガジン・プロジェクト」のご提案の紹介があり、参加者の高い関心を集めていました。

写真2.JPG

次に、新規入会企業による自己紹介を行いました。各社3分という短い持ち時間でしたが、パナソニック、東急設計コンサルタント、フィグラ、アヴァンザ、電通、セコム、東急セキュリティ、ネットマークス、シスコシステムズ、ジャイアント、富士フィルムイメージテック、LIXIL、日本情報経済社会推進協会のご紹介が、笑いと和やかな雰囲気の中で行われました。

自己紹介の終了と同時に、川崎市の花火大会が始まり、カタリストBAから多摩川対岸の花火を眺めながら懇親会が行われ、参加者による盛んな交流が見られました。


写真3.JPG   写真4.JPG

 

当日の概要は下記の通りです。

スケジュール
15:00 開会挨拶   事務局長  福田次郎
15:10 ショートセミナー
     「スマート社会における融合新産業の創出について」
     経済産業省商務情報政策局
     情報処理振興課課長補佐    田辺雄史氏
15:25 コンソーシアム活動概況報告
     カタリストBAの利用について
15:45 各WG/PJプレゼンテーション
17:10 新規入会 会員ご挨拶
18:00 懇親会

以上

 

『地域の絆づくりって難しい? でも面白い!』

オープンラボ2011の第6回は、平成の大合併で誕生した岐阜県恵那市の地域の絆づくりのために、地元を巻き込んで製作された映画「ふるさとがえり」(http://hurusatogaeri.com/)を鑑賞した上で、クリエイティブシティ実現のための地域、行政との関係性構築、まちづくりのブランディングなどについて、二子玉川の地域住民の方々とともに考えます。

映画鑑賞の後は、映画製作に携わった方々をパネリストに迎えて街づくりに関するディスカッションと懇親会を行います。

            《 記 》
■開催日: 10月27日(木) 16時~21時頃
 15:30~ 開場
 16:00~ 映画「ふるさとがえり」上映
 18:20~ 
  〔恵那栗と栗菓子(栗きんとん)のご紹介〕
   株式会社恵那川上屋代表取締役 鎌田真悟氏
  〔パネルディスカッション〕
  ◎えな「心の合併」プロジェクト代表 小板順次氏
  ◎石塚計画デザイン事務所 代表取締役 石塚雅明氏
  ◎東京急行電鉄株式会社 企画開発部統括部長 東浦亮典氏
  ◎ファシリテーター:株式会社グラディエ 代表取締役 磯村 歩氏
 19:30~ ダイアログ・懇親会

■会場: カタリストBA TEL.03(6362)3443
 二子玉川ライズ・オフィス8階
 http://creative-city.jp/about/catalystba.html
 (東急大井町線・田園都市線二子玉川駅下車すぐ、改札右手)
 ※16時過ぎより上映を開始いたします。お時間に余裕をもってご来場ください。
 19時以降オフィス入口にはセキュリティがかかります。ご入場にはカードが必要となりますので、受付03(6362)3443 までご連絡ください。
 
■参加費 
 2000円(茶菓・懇親会費用を含む)

■主催
 クリエイティブ・シティ・コンソーシアム(東急電鉄)
 http://creative-city.jp/

~映画「ふるさとがえり」とは・・~
 あなたにとって"ふるさと"とは何ですか?
 1990年、亀を助けた少年たち と 2010年、映画の助監督を辞め帰郷する主人公・勘治。
 ふるさとを舞台に、2つの時代と物語が交差する
 「少年時代の夢」と「田舎の現実」
 20年の時を越えて、「ふるさと」への愛情と葛藤が交錯していく・・・
 カンジが描いた「ふるさとの物語」を通じて、その想いを届けます。
 (公式HPより一部引用)

■申込

 下記サイトよりお申込ください。

 http://kokucheese.com/event/index/18135/

まだお席に余裕がございます。秋の夜長に、カタリストBAで多様な方々と語り合いましょう。
皆さまお誘い合わせのうえ、奮ってご参加下さい。


カタリストキッズは、交流と創造をすすめる「カタリストBA」を舞台に展開するこども向け
ワークショッププロジェクト。

アーティストや専門家によって開発された創造力・表現力を育むプログラムや、「カタリスト
BA」でしかできない新しい遊びと学びのプログラムを展開していきます。

次回の開催は、下記の通りです。お子さまを誘って奮ってご参加ください!

■日時:2011年11月23日(水/祝)
■会場:二子玉川ライズ・オフィス 8F カタリストBA
  (東京都世田谷区玉川二丁目21-1)
■対象:未就学児4歳~小学生
   ※幼児クラスA・B:未就学児(実施日時点で4歳以上)
■時間:1)幼児クラスA  10:00~11:30
        2)幼児クラスB  13:00~14:30
        3)小学生クラス 15:30~17:00
■プログラム:「これなあにムービー」
■定員:各回30名程度
■参加費:各クラス3,000円(税込)

[主催] 「カタリストキッズ」実行委員会
[運営] NPO法人CANVAS
[協力] クリエイティブ・シティ・コンソーシアム
[後援] 東京急行電鉄株式会社

詳細とお申込みはこちら>>http://www.canvas.ws/catalystkids/ws/index.html

★CANVASホームページに、夏休みの3日間(7月18日,8月13,27日)にわたって開催された
カタリストキッズ!ワークショップラボの様子と作品が掲載されています。

子どもたちの素敵な作品をぜひご覧ください。

http://www.canvas.ws/catalystkids/ws/gallery.html

 

 

 
新しい切り口の、複数の仕事を成立させる生き方~
 「ノマド・ワークスタイル」のすすめ
【ゲスト】小日向素子(こびなたもとこ)さん(「ココロウタブックラウンジ」オーナー )
 
 
 10月のオープンラボは、様々な企業でマーケティングや事業開発を担当した後、ブックコーディネイト業やブックラウンジを手がける傍ら、2011 年からは、カンボジアでBOPビジネスにも携わっておられる小日向素子(こびなたもとこ)さんをゲストにお迎えいたします。
 新しい切り口の、複数の仕事を同時に成立させる、という彼女の「ノマド・ワークスタイル」は、まさに、「オープン・イノベーション」を自ら体現し ている、という意味で、クリエイティブシティコンソーシアムメンバーにもその他の皆様にも大いに参考になるのではないでしょうか?
 今回は、特に
(1)ブックコーディネイトという仕事の内容とそれをしようと思った理由、
(2)手がけていBOPビジネスの内容とそれをしようと思った理由
について、写真等をふんだんに交えながら、詳しくご紹介いただきます。
 皆さま奮ってご参加下さい。

        《 記 》
■日時: 10月6日(木)18時~17時半開場)

■場所: カタリストBA TEL 03(6362) 3443
 世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ・オフィス8 F
(東急田園都市線・大井町線二子玉川駅下車徒歩1分)
6階ロビーでエレベーターを乗り換え、
 低層階用エレベーターで8 階までお越しください。
 
スケジュール
 17:30 受付開始
 18:00 講演
 19:15 質疑応答 ・対話
 19:45 懇親会
 20:30 終了
■会費
 講 演:無料 懇親会:2,000

■申込サイト
 下記サイトよりお申込みください(先着80名)。 
 
■お問合せ先
 NTT 伊能(いよく)
 
詳細は下記ファイルをご参照ください。

9月2日(金)、クリエイティブ・シティ・コンソーシアム(以下「コンソーシアム」)の活動拠点"カタリストBA"にて、「設立1周年記念シンポジウム」が開催されました。

第1部は、『クリエイティブ時代の日本の未来を考える』と題して、小宮山宏会長と慶應義塾大学特任准教授ジョン・キム氏の特別対談、第2部では『都市×農×食を考える』をテーマに、涌井雅之東京都市大学教授による基調講演、およびパネルディスカッションが行われました。
3月11日の東日本大震災を機に、農業や食、都市のあり方について人々の意識や価値観が変化してきていることを踏まえ、今後日本がどのような発展を目指していくべきか、また、そのためのアイデアを二子玉川からどのように発信していくかについて、登壇者それぞれの視点で意見が述べられ議論が交わされ、来場した127名の参加者の方々も熱心に聞き入っていました。
シンポジウム終了後に開かれたレセプションでは、和やかな雰囲気の中、参加者と登壇者による盛んな交流が見られました。

シンポジウムの模様は、Ustreamインターネットにてライブ中継(アーカイブを公開中 http://ustre.am/CphU)され、また、会場には富士フイルムイメージテック株式会社の協力により、twitterに投稿された"つぶやき"がランダムに表示される「ロカモダ」システムを導入し、参加者、スタッフのリアルタイムな感想も同時に楽しむことができました。
当日の概要は下記の通りです。

開会ご挨拶

 小宮山宏 クリエイティブ・シティ・コンソーシアム会長

コンソーシアムが設立から1周年を迎え、こうしたシンポジウムを開くことができ大変有り難く思っております。コンソーシアムはあらゆる分野で活躍されている様々な肩書の方々が集り、新しいクリエイティブを生みフリクションを起こす、日本には数少ない理想的な場所です。多摩川の清流を臨むこの"カタリストBA"で、今日も良い異質な人達による充実した議論が行われることを期待しています。

来賓ご挨拶

秋山由美子 世田谷区副区長

 3月の大震災によって改めて気づかされた、地域の絆や助け合いの大切さを区の活動においても再認識し、いろいろなグループ活動を通じて生まれる、民・官相互の顔の見える関係を、活力・魅力ある世田谷区づくりに生かしていきたいと考えています。また、コンソーシアムから生まれたアイデア、知恵を学び、活動を支援していきたいと思っております。

秋山副区長は、過日カタリストBAで行われた「プラチナ構想」実現に向けた「プラチナ構想スクール」にも参加されており、コンソーシアムの活動に大きな期待を寄せられています。

第1部『クリエイティブ時代の日本の未来を考える』

特別対談 小宮山会長×ジョン・キム氏

対談は、次の3つの論点について意見を述べ合う形で進められました。

論点1:3.11以降の日本の課題
論点2:カタリストBAへの期待
論点3:都市がクリエイティビティに果たす役割

 まず、小宮山会長から3.11以降の日本の課題について、「すでに先進国の仲間入りをしている日本が、変わらず他の国の真似をしようとしていることが問題であり、日本はすでに、自分たちの未来を自分たちで決めていく時代にきています。今、プラチナ社会(エコロジカルで、高齢者が参加し、人が成長し続ける社会を民力でつくる21世紀のモデル社会)を東北につくることができるかどうかのチャンス。そこから日本全体が前に進んでいけるかどうかがポイントになっています」と話されました。

続いてキム氏は、日本、創造性、SNS革命、資本主義という切り口で、「日本ほど安全・便利で、人々の間に信頼が築かれている国は他にありません。効率性から創造性を重視したモノづくり、競争から共創へと西洋的な資本主義を乗り越え、日本独自の成熟した新しい資本主義を切り拓く時が来ていると思います」と、日本の現状と未来についての思いを語られました。

 その後、「社会における創造性の意味と必要性」、「知識の構造化におけるコンソーシアムの役割」などについて、時間枠いっぱいを使って意見交換がなされました。
最後に、キム氏から「異質なものがぶつかり合う交差点のような"カタリストBA"には、参加者の意識の高さが不可欠であり、いかにそうした人材を集めるかの工夫が必要です」とのご意見をいただき、小宮山会長は「全員が一緒に進んでいくには、早い段階でビジョンを定義し、具体論に落とし込む必要があります」と対談を締めくくりました。

第2部『都市×農×食を考える』

基調講演 東京都市大学教授 涌井雅之氏

 涌井氏は、造園家として多摩田園都市やハウステンボス、東急宮古島リゾートなど数多くのランドスケープ計画・デザインを手掛けるかたわら、国連生物多様性委員会の委員長代行にも就任されています。そうしたご経験を通じた観点から、『TOWN ─ country 環境革命の時代に命を見つめ豊かさを深める』と題した講演をしていただきました。

「現在、生物資源は地球一つでは足りない状況になっており、人間も多様な生物の一つであることを明確に意識しなければなりません。近年、人々は心の豊かさを求めるようになり、モノを売る時代から自分らしく生きるためのライフスタイルを売る時代に変わってきています。それは必然的な環境革命の始まりです。
日本は元々、本物の田園都市を作り上げる空間的倫理観を持ち、自然と共生する知恵が個人の生活にも浸透していました。産業革命以降の都市は経済生産を目的とした存在であり、機械部品のように効率性を重視してきました。

 高齢化社会において議論すべきことは、"加齢と老化の違い"を認識し、いかに健康で元気な老後を送るかです。加齢と老化は、環境・日常習慣・モチベーションによって決まります。環境ストレスから心と体を守り老化を防ぐ手立てとして、農業は非常に有効であると考えられます。

震災で明らかになったように、都市は農村なくしては成立しないという事実としっかり向き合うべきです。都市の矛盾から人間的な生活に立ち戻るために、農業を真正面から見極め、自立型で持続的な都市をつくっていかなければなりません。利益結合型社会から、絆が感じられる地縁結合型社会をどうつくっていくかを考え、自然との共生を取り戻し、農空間を再評価することが、日本にとって重要な都市再生の道につながると思っています」

パネルディスカッション

引き続き、澁澤寿一氏をモデレーターに、小池聡氏×平賀達也氏×長野麻子氏×涌井雅之氏による多様な個性がぶつかり合った、熱意溢れるディスカッションが行われました。澁澤氏による導入、およびパネリストの方々の発言要旨は下記の通りです。

モデレーター:澁澤寿一氏(農山村支援センター副代表/農学博士)

 以前、江戸時代から1人の餓死者も出していない集落を見に行きました。秋田県の岩見川上流にあるこの集落では33カ所の森を所有し、エネルギー資源である薪を確保するため、森を順に伐採しています。伐採の翌年にはワラビが豊富に育ち、数年後切り株にはキノコが生え、34年経つと木はまた立派に成長する。ここでは、住民の誰もがこうした自然のサイクルを五感で知り、山を利用した持続可能な生活を実現しています。長野県にある集落では、厳しい自然環境の中にも生活の喜びやモラル、絆といった価値観を見出し、知識や文化を作り上げています。このように自然を利用する持続可能なシステムに加えて、心の中の環境を整えることが環境問題の解決へとつながることに興味を持ち研究をしてきました。現在は、高校生による"聞き書き"を行っています。お年寄りに話を聞き、自然との付き合い方を学び、絆を取り戻し、次世代につなげていくことを目指して今後もこの活動を続けていきます。

パネリスト1:小池聡氏(グリーンインフィニティ株式会社代表)

 小池氏は、IT企業経営やアジアのベンチャー支援のかたわら、週末は栃木県那須野ヶ原にて、農薬・化学肥料を一切使わない有機にこだわったイタリア野菜の栽培をされています。
「震災により生じた放射能汚染という出口の見えない問題は、農業を見直すきっかけになっていると思います。50歳のとき何か違うことを始めたいと思い、それまで輸入物しかなかったイタリア野菜の栽培を始めましたが、興味のあった農業をやってみたことで自分の中に問題意識を持つことができました。
"自産自消"の仕組み作りを目指して、日々新たな問題と向き合い取り組んでいる中で、都市に農業を伝える必要性を感じました。那須から持ってきた、土が付いたままの野菜を都会で販売することで、ニンジンが土の中で育つことを知らない子供たちの、新しい発見に喜ぶ顔が見られたり、那須を近くに感じられ、農業と都市が少しつながったような気がしています。身近なところにきっかけを作ると共感が生まれます。例えばベランダや庭で野菜を育てるなど、個人レベルでもまず何か始めてみることが大事だと思います」

パネリスト2:平賀達也氏(株式会社ランドスケープ・プラス代表)

 国土交通大臣賞を受賞した西鹿児島駅前広場や、飯田橋アイガーデンエア、秋田県の新庁舎などを手掛けられている平賀氏は、「生命のつながりが見えない都市では気づきませんが、農村ではつながりが見え、人は自然に生かされていることが良くわかります。良い土壌を持った日本に、震災によって起きた汚染という難しい問題に対しては、その場所自体が持つ浄化する力での解決策を見つけ出さなければなりません。
これからは産業工学的視点から、生命科学的な社会に転換していかざるを得ないでしょう。生命科学にはわからないことが多く伝えづらいものですが、学問である必要はなく、人の生き方や環境を大事にする姿勢、つまり文化・歴史を次の世代に伝えていくことが必要だと思います。二子玉川の二次開発ではエコミュージアムをテーマに、多摩川エリアの環境を凝縮・再現した屋上緑化を施し、建物全体には最先端の環境技術を駆使します。このように、自然環境と環境技術の両方を子供たち、次の世代に見せることが大切だと思います」

パネリスト3:長野麻子氏(NPO法人ものづくり生命文明機構常任幹事)

 長野氏は、農林水産省に勤務するかたわら、自然に学ぶ生命文明を日本から発信すべく設立されたNPO法人や、"銀座ミツバチプロジェクト"の活動にも参加されています。
「銀座ミツバチプロジェクトでは、ハチを通じて都会の中にコミュニティが形成されました。そこから人間と自然の共生、都会と農村がつながることの大切さを感じ、年2回"ファーム・エイド銀座"というイベントを開催しています。そこでは、農家の方が直接売りに来て、それを買った都会の人が稲刈りや搾乳しに行ったりと、農家と都会に暮らす人が直接つながり、都市と農業の間にサポート関係が生まれました。震災のときも顔が見える関係があったことで、国の支援が届く前に、私たちから物資を届けサポートすることができました。このように日本全国の都市と農村が網の目のようにつながれば、都会では食物を作ることができなくでも、農業とつながることで豊かに生きられる、支え合う関係を実感できます。
食は大切で、美味しくて楽しい体験です。そのことを核に"農"を考え、"農"によって生かされていることを考えていければ、国の補助がなくても農業を支えられるのではないでしょうか」

パネリスト4:涌井雅之氏(東京都市大学教授)

 「日本では、社会的に共有している農作物に対して価格を転嫁せず、共通の恵みである食料を安く購入しています。震災で食の安全への意識が変わった今、赤字の農業を救うためにも、社会制度の中で"農"をどのように支えていくか真剣に考えるべきだと思います。農林水産業に従事している人たちは皆、その土地に住み続けるための手段として営んでいます。ですから、安心して住み続けられる社会システムの構築が必要です。イギリスではすでに、その土地に住むことが環境にどの程度の貢献になっているか。産業としての農業に従事することの有利・不利のベクトルから所得保障の基準を決めており、日本でも社会全体として、農的暮らしの価値を見直す場面にきています。
老後にペットを飼ったり、園芸にいそしむ人が多いのは、人の役に立っているという実感が元気の源になるからです。老化を知らない社会を構築していく上で有益な農業に、人々をどう取り込むかを考えることが重要だと思います。100年前より環境の条件が厳しくなっている現状では、もの言わない生命との共感を持つことで、この地球に生き延びるチャンスが生まれてくるのです」

※登壇予定の赤池氏は荒天の影響で欠席となりましたため、急遽涌井氏にパネルディスカッションに参加していただきました

  レセプションの様子

以上

◆ OPEN LAB 2011 #4 ◆

 「テクノロジーを途上国に届けて社会問題解決を支援」

〜大学、ベンチャー、企業のリソースをマッチングし世界を変えるプロダクトを提供する〜

 【ゲスト】コペルニク・中村俊裕氏

 

 9月のオープンラボは、大学・ベンチャー・企業のリソースをマッチングして社会問題を解決する活動を展開されているNGO"Kopernik(コペルニク)"より、インドネシア・東ティモール他でご活躍中の中村俊裕氏をゲストにお迎えして開催いたします。

 中村氏は、10年にわたる国連でのキャリアを通じて、国家体制改革や和平プロセス、インドネシアのアチェやジョクジャカルタの被災後における再建などをご経験されています。昨年、日本で開催された「世界を変えるデザイン展」でも多くの来場者の注目を浴びた、泥水を真水に変える'ライフストロー'や、太陽光充電付LEDランタン等、いくつかプロダクトを見せていただきながら、具体的な活動やマッチングの仕組み、途上国の現状等をお話いただきます。

 皆さまお誘い合わせの上、ご参加をお待ちしております。

 

          記

■日時:9月28日(水)18:00〜 (開場:17:30)

■場所:カタリストBA

世田谷区玉川2−21−2 二子玉川ライズオフィス8階(東急田園都市線・大井町線二子玉川駅下車徒歩1分)

TEL 03(6362) 3443

6階ロビーでエレベーターを乗り換え、低層階用エレベーターで8階までお越しください。

■定員:80名(先着順とさせていただきます)

■タイムスケジュール:

18:00〜19:15 講演

19:15〜19:45 質疑応答およびダイアログ

19:45〜20:30 懇親会

■会費:セミナー:無料、懇親会:2000

■お申込み:

下記サイトよりお申し込みください。

URL http://kokucheese.com/event/index/16884/

PDF

OpenLab0928.pdf

■ コンソーシアム設立1周年記念シンポジウム ■

第1部 小宮山会長×ジョン・キム氏特別対談『クリエイティブ時代の日本の未来を考える

第2部 『都市×農×食を考える』 涌井雅之氏講演+パネルディスカッション

※PDFはこちら

昨年に6法人を発起人として発足したクリエイティブ・シティ・コンソーシアムは、本年4月には活動拠点カタリストBAを二子玉川に構え、個人と組織の力がともに活かされる新しいワーク/ライフスタイルを模索し、クリエイターや社会起業家など多様な人々を巻き込んで、その活動は一層本格化しております。

そして2011年8月、コンソーシアムは設立1周年を迎えました。このたび設立1周年を記念して、以下のシンポジウムを開催いたします。


                 記


●開催日時  9月2日(金) 16:00~21:00頃(開場15:30

●開催概要

【第1部】(16:00~17:15)

 ◎開会挨拶 小宮山会長

 ◎小宮山会長×ジョン・キム氏特別対談『クリエイティブ時代の日本の未来を考える』

  小宮山宏:三菱総合研究所理事長、東京大学総長顧問

  ジョン・キム氏:慶應義塾大学特任准教授

  モデレーター 中村秀治(三菱総合研究所主席研究員)


【第2部】 『都市×農×食を考える』(17:30~19:30)

 ◎涌井雅之氏(東京都市大学教授) 基調講演

 ◎パネルディスカッション

 〔パネリスト〕

  平賀達也氏(ランドスケープ・プラス代表取締役)

  長野麻子氏(ものづくり生命文明機構常任幹事)

  小池 聡氏(グリーンインフィニティ株式会社代表)

  赤池 学氏(ユニバーサルデザイン総合研究所所長)

  モデレーター 澁澤寿一氏(農山村支援センター副代表)


【レセプション】(19:30~)

  築地御厨の有機野菜を使ったヘルシー料理をご用意いたします。



●場所    二子玉川ライズ・オフィス8階 カタリストBA

        (東京都世田谷区玉川2丁目21番1号)

        (東急田園都市線・大井町線 二子玉川駅下車 東口徒歩1分

●主催    クリエイティブ・シティ・コンソーシアム

●後援    世田谷区

●協賛    東京急行電鉄株式会社

●参加費   無料

●お申込み  下記のページよりお申込みをお願いいたします。

          http://creative-city.jp/ccc-1st.html

          ※お席の数には限りがございます。定員を超える場合は抽選となりますので、ご了承ください

          ※8/23に応募締切後、8/26を目途に事務局より当選/落選のご案内を差し上げます。

    ※当日ご参加できない皆さまには、本シンポジウムの模様をUstreamで公開させて頂きますので併せてご覧下さい。

「日本再生に向けた若者挑戦」~世界に誇れ、世界で戦える日本を目指して~

 
 

政治・行政が混迷を深める中、元キャリア官僚 遠藤洋路氏を迎え、元官僚の視点から

 ・現代の若者像(日本の現状)
 ・プロジェクトK(新しい霞ヶ関を創る若手の会)の挑戦
 ・「青山社中」の設立
 ・若手リーダー育成の試み
 ・次世代の日本創造のために 

などについて語って頂きます。
元キャリア官僚の本音が直接お聞き出来機会です質問のお時間も用意しておりますので、 奮ってご参加下さい。 

★お申込みは下記サイトよりお願いいたします。 


★詳細は添付ファイルをご参照ください。

オープンラボ0822のご案内.pdf

2011年4月25日、クリエイティブ・シティ・コンソーシアムの活動拠点「カタリストBA」が二子玉川ライズ・オフィス8階にオープンし、同日、コンソーシアム主催、東京急行電鉄株式会社・コクヨファニチャー株式会社の共催でオープニングイベントが開催されました。
アイデアを持つ多様な人々と組織の枠にとらわれない多様な交流によって、つながりやプロジェクトを生み出し実験する場として創られた新しい空間に、延べ約210人が来場しました。

イベントの概要は下記の通りです。

 

オープニング


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初めに、本イベントを共催した東京急行電鉄株式会社の高橋専務と、コクヨファニチャー株式会社の黒田代表取締役社長より挨拶が行われました。
高橋専務は、「世界を代表する国際企業から、専門技術を持つ中小のベンチャー企業までが集う本コンソーシアムの取り組みは、業界の枠を越えてイノベーションを起こしていこうという、民間発意の過去に例を見ないユニークなものである。『カタリストBA』は、優れた才能を持つ魅力的な人材の交流の場として、コンソーシアムの活動を機能面から支援していく」と述べました。
お二人の挨拶をうけて、コンソーシアム松島副会長より、「カタリストBAから ~コンソーシアムの役割と活動内容」と題して、二子玉川が目指す街、新しいアーバンモデルの提案と実験、コンソーシアムが目指すオープンイノベーション(ソーシャルイノベーションとビジネスイノベーションの両立)、カタリストBAから生まれるもの等について方向性を示して頂きました。

 以下、4名の先生方による特別講演の内容を紹介します。

講演1 中村伊知哉氏(慶應義塾大学教授)
「日本のメディアコンテンツの展望 ~クリエイティブ・シティを目指して~」


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□震災で感じた4つのこと。 ・IT ・通信放送の融合 ・クールジャパン ・復興
東日本大震災では、携帯電話がつながらなかったが、インターネット(ソーシャルサービス)はつながった。震災をきっかけに、通信メディアの融合が一気に進んだ。広島の中学生が始めたTVを撮影してUstreamに流す動きをどこも止められなかったため、テレビ(NHK)をネット(Uストリーム)で流し始めた。20年動かなかったことが、ふとしたきっかけで動くことがあるんだと感じた。


□震災は日本の評価を海外から聞く機会となった
デマ情報などが拡散したが、すぐに収まり日本という国の強さを感じた。震災後の日本人の勤勉な姿が報道され、日本=かっこよいという評判は高まった。
しかし、その後の原発対応で評価・評判がまた下がってしまった。どうまたクールジャパンと言われるようになるのか。
自粛ムードは今後を考えると心配である。どうやって自粛を取り除くかが、復旧に向けてのテーマになっているのではないか。


□映像がリアルタイムで見られる時代がもたらしたもの
2001年9月11日、アメリカではテロを映像はリアルタイムに見ていない(早朝や夜間のため)、日本ではリアルタイムの映像を見ていた。これは、インターネットが普及して以降の初めて起こった重大事件。
世界中を映像でつなぐ世の中がやってくると言われていた。その当時はお互いをわかり合い平和になると言われていた。しかし、実際はけんかが増えた。ネット社会は戦争を止めようとした。しかし止まらなかった。戦争が起こり、GPSで効果的に爆撃できるようになっていた。同じ技術を使い、良くも悪くも使われる。ユーザー次第で変わってくる。
80年代、東海岸の大学の研究所で技術をつくっていた。90年代、西海岸の企業がつくっていた。21世紀、日本やアジアの時代になるのではないか。理由はユーザーが面白いから。
10年前から日本は進んでいた。欧米では携帯電話=電話だが、日本では、携帯電話=指と目のメディア。ユーザー(女子高生)が使い方を広げた。企業の意図ではなく、女子高生がそういったコミュニケーションを求めていたから。
平安女性は仮名(かな)文字をつくった、平成女性はデジタルの文字をつくっている。


□日本のネットユーザーの力
2001年のインターネット投票によるTIME誌のパーソンオブザイヤー第1位に田代まさしが選ばれた。(第2位はオサマ・ビン・ラディン) タイム誌はなかったことにしようとしたが、パワーシフトを感じた。西洋のエスタブリッシュメントが東洋の匿名のユーザーにしてやられた。このようにネットでは一夜にして立場の逆転も起こる。
「きょうの猫村さん」の作者は元自分のアシスタント。アシスタント時代から猫の絵などを描いていたので、ネット上に公開させたら連載の話が来て今は億万長者。今では自分がアシスタントみたいになっている。


□日本から世界への情報発信
2006年のTIME誌のパーソンオブザイヤー第1位は「YOU」(あなたです)。今頃そんなことを言っていると思った。
日本とアメリカには差がある。アメリカは技術が新しいモノを生み出す。日本の場合、新しいモノを生み出すのは若い人。良い悪いではなく、社会の違い。このクリエイティビティをどう活用するのかは、我々の役目ではないか。
「一億人の歩くテレビ局」を2000年にシャープへ提案したが、受入れられなかった。しかし、今では既に実現している。
ネットの中で使われている言語では、日本語37%、英語33%で日本語が世界で一番使われている。自動翻訳技術も発展するので、日本から世界へ情報発信が進んでいくのではないか。京都大学のカンニング事件は、教えあい支え合いの先駆けではないか。デジタル化が進んでも社会側がの変化が追いついていないことが如実に表れているのではないか。


□今、将来を予測すること
カメラを顔に埋め込み、自分が見たすべての映像を見てネットにアップすると言うことを数年前に考えた。70年分の人生を記録するには、10テラバイトの記憶容量があればよい、やろうと思えば10万円でできてしまう。
しかし自分はそこで思考が止まった。足りないのはその後に何が起こるかを考える空想力。550年前グーテンベルクによって活版印刷が生み出された。発明した技術がどうなるか空想できたのだろうか。今はIT革命が数世紀後にどうなっているのかをイマジネーションする良いチャンス。ファミコンは世界を変えた。
映像を見るだけのものから、映像で遊ぶことを可能にした。


□ネット配信とタブレット端末の台等
1993年、共和党(ブッシュ)から民主党(クリントン)にアメリカは政権が変わった。日本も政権が変わった。
この時、米国は情報ハイウェー構想を提唱し、日本ではマルチメディアが唱えられた。2009年、また同じく共和党(ブッシュJr.)から民主党(オバマ)にアメリカは政権が変わり、日本も政権が変わった。これから何が起こるか。
スマートフォン、タッチパネル、電子書籍、デジタルサイネージが一斉に普及してきている。メディア、業界の変化以上に、ユーザーの変化は早い。現在のコンテンツ提供比率は、パッケージメディアが6割、ネット配信が4割。
今後はネット配信がどんどん増えていくだろう。以下2つの事例がメインストリームになると考えている。


□デジタルサイネージとデジタル教科書
デジタルサイネージは、すべてがネットワークでつながっているメディアになっている。多くの業界を巻き込んだコンソーシアムができあがっている。本日この話をするのは、町のプロデュースが変わってくると思うから。
都市によってデジタルサイネージの使い方に違いが出てきている。多くの街でネットメディア化が見られる。
広島の市電、金沢のバス、ソウルのバス停、ヘルシンキ、NYのタイムズスクエア、これらは街の特徴を現している。
二子玉川では、その特徴をどう出していくのか。デジタルサイネージの使い方でよく見られるのは、アートと結びつけること。
日本ならではのデジタルサイネージのコンテンツは何があるのだろうか。自動販売機のデジタルサイネージ化はその一つの事例といえる。大型ディスプレイや携帯の連携も日本の特徴。世界へビジネスモデルを輸出したい。
ローカルにひも付いたコンテンツをどう生み出すのかがこの分野の醍醐味。


デジタル教科書教材協議会をつくり進めている。クリエイティビティは、若い人からの教育だと考えている。すべての子供たちにデジタル機器を配布することを2020年に実現すると決めた。しかしこれでは遅いと考えている。5年ほど早めたい。韓国は2年後に全員に配るし、ウルグアイは既に配り終えている。MITの100ドルPCは世界中に広まっており、このままでは日本は世界から遅れてしまう。
学力向上以上に、映像や音楽などをつくり出せることが重要になるのではないか。世界でクリエイティビティ向上のワークショップをしているが、日本の子供のクリエイティビティは極めて高い。授業中にパラパラ漫画づくりなどで鍛えているからかもしれない。
また、フランスや日本の子供でクリエイティビティの発揮の仕方が違う。なぜ違うかはわからないが、この違うパワーをどう発揮させていくのか。フランスではジャパンエキスポが毎年開催され、去年は18万人参加している。
コスプレは世界で広がっている。日本のお菓子がブームになっている。モノ作り力としてのおいしさと、文化力としてのパッケージが変なところが受けているのではないか。


□クールジャパンを認識すること
日本は自分たちのすごさに気づいていないため、ビジネスモデルできていない。ライフスタイル含めデザインし、丸ごと輸出するというチャンスが日本にはあふれているのではないか。クールジャパン(外国人から見た日本の良さ)


□場の力へ
クリエイティブ・シティには、創造(生み出す)、共有(つながる)、発信の3つが必要ではないか。
それを支える環境として、教育(創造)、基盤整備(共有)、意志(発信)が必要。これらを作り出すために、場、サロンが必要だと思っている。


講演2 西尾久美子氏(京都女子大学准教授)
「京都花街のビジネスモデル ~「舞妓はん」の育成と「一見さんお断り」に学ぶ~」


IMG_0920.JPG<内容>
□京都のコードから読み解く
京都には意味が込められている。どう解釈し、どうつながるかに皆がどう関わるかでカタリストの意味が変わってくるだろう。
衣装のコードについて。今日の着物はビジネススーツに相当。柄は全部上向きになっている。上昇することを表している。また花柄の花も特定できにくいようにしている。特定のイメージに結びつけると不都合なるお客様がいる可能性があるため。重ねる帯も松葉の衣装。常緑樹。衣装のコードは誰かが流行でつくっただけではなく、人のネットワークと伝統によってつくられていく。京都のおもてなし産業がインフラにあるからできる。


□舞妓、芸妓の現状
サービスプロフェッショナルの人たち。技能があり、師匠の許可がないと客の前には出られない。体力がないとできない仕事。芸妓さんはプロフェッショナルであり定年はない。80歳を超えてもやっている人がいる。舞妓はこの40年は増えている。これは規制緩和の影響がある。舞妓になった後、芸妓になっていく人たちも多い。
技能の品質がわかるネットワーク、サービスの質を管理するネットワークの両方がある。襟や鼻緒の色から経験がわかる。鈴の音でどの子が売れているのかもわかる。5年間で、舞妓さんを育成する。技能などを体にしみこませていく。
昔は舞妓から芸妓に変わるタイミングにスポンサー(旦那さん)がついたが、今はない。サラリーマン社長では無理。


□演ずるはプロジェクトチーム
お座敷(プロジェクトチーム)は一日に3回くらい変わり、チームメンバーも毎回替わる。待ち合わせ場所が伝えられるくらいで、事前準備できるプロジェクトはほとんどない。仕事のスキルがはっきりわかることが重要なので着物を見ただけでスキルがわかるようになっている。舞妓は5年くらいすると、芸妓になっていく。
仕事の場は海外にも広がっている。着物の柄も外国人にわかり易いように工夫されている。


□ニーズからのコーディネイト
京都のお茶屋さんはコーディネーター。京都のお茶屋は料理も外から頼む。京都中の料理屋、ホテルいろいろな場所に芸舞妓が入れるようになっている。顧客のニーズに応じ、日本の伝統を伝える、人と人をつなぐスキルが必要なときなど、芸舞妓はどこにでも出張する。芸舞妓の時間あたりの単価は一緒。


□品質を守り抜くための教育制度
花街の疑似親子関係と姉妹関係により教育をする。先輩(お姉さん)からOJTの責任者を決めてからデビューする。デビュー時にお姉さんの名前から一字もらって命名される。資本関係のない置屋同士のネットワーク(ライバル関係も含む)により、壁を越えたOJTが徹底している。これが未経験者でもレベルアップしていける仕組みとなっている。
最初は下唇しか口紅を塗れないことにより、見ただけで新人かがわかり、どこでもOJTを受けられるようになる。
他の置屋の新人であっても面倒を見ることは、業界としての品質に責任を持つ仕組みである。人事コンサルが入ったわけではなく、長い時間をかけてできあがった仕組み。


□興業化(システム化)によるビジネスモデル
京都内部から芸舞妓のなり手が減るという業界全体の危機を経験し、京都以外の出身者を受け入れだしてから、ここまでシステム化されるようになっていった。人材(芸舞妓)、学校(女紅場:Off JT 働きながら学ぶ仕組み)、
興業(歌舞練場)のトライアングルリンク、すべてがWin-Winになるようになっている。


□「座持ち」ができるということ
現場で何ができるかがビジネスモデルの肝となる。「座持ち」の良い人を皆が求めている。座持ちが良いとは、顧客の潜在的ニーズをつかみ、その場その場に臨機応変に対応できる力が高いこと。芸舞妓の評価は360度評価。
業界の壁を越えて連携している。なぜ連携が必要か。顧客にとって常によいものを提供するため。
「一見さんお断り」はこのためにある。在庫なし、時間消費というビジネスを行なう上では顧客情報が重要になる。
質の良い顧客と継続的な安定取引関係をつくることが業界の維持につながっている。後日精算も質の良い顧客との取引を行なうための仕組みになっている。


□日本の伝統産業から学べること
おもてなし産業のビジネスモデルには、アンバンドリング(専門業者の分業)とリバンドリング(お茶屋の組み立て)のメリットを生かし、全体としてサービスの提供レベルを維持・向上するために、サプライヤー間の緊密な情報連携が必要となる。「一見さんお断り」、「置屋」、「学校」、「お姉さん」などは制度として緊密な関係を持つ。
制度間を血液と筋肉のように情報と取引がつなぐ、さらに、情報の質は人間関係(疑似家族)で、取引の質は評価(売上げの裏づけ)で担保される。顧客満足度を上げるために、新しい試みをする自由(業者間競争)があり、うまくいくと花街に流布する。家族関係が情報を運び、新しいサービスも生み出している。「お茶屋バー」は、新規の海外顧客を引き入れるなど、新しい顧客を開拓している。業界全体として満足度向上が実現され、結果として業界が続く「ダイナミズム」を有する。多様で複層的な競争といえる。価格競争ではなく、価値競争がイノベーションを生む。
日本の伝統産業からのヒントは多いと思う。


「よろしゅう、おたのもうします。」  自分の技能をお客さんの前、師匠の前で披露するときに言う言葉。
自分の技能を発揮し、評価してもらいたいときに言う言葉。(「京都花街の経営学」という本が本日の講演のベース)


講演3 紺野登氏(多摩大学大学教授)
「知識都市の時代 ~「カタリストBA」に期待すること~」


IMG_0923.JPG<内容>
□イノベーションの起こる場
カタリストのような場が、都市、経済、社会を変えていくことができるということについて話したい。
都市化する21世紀。都市に住む人口が、農村に住む人口を2008年から2009年にかけて超えていっている。世界人口の半分以上が都市に住むようになっている。地球環境問題、少子高齢化などの問題の根底にあるのが都市化。
過疎地の少子高齢化も問題だが、都市部の高齢化が問題になっている。
混沌からのイノベーション。世界の都市を調べると大きな問題があることがわかる。例えばモンゴルのウランバートル。マンホールキッズが多く生み出されている。しかし、都市化には可能性も含まれている。50歳以上であれば、ホールアースカタログを読んだことがあるかもしれない。ヒッピー文化をつくった雑誌。創刊者が、都市の無断居住者たちは恐ろしく機知に富み、生産的であり、彼らが21世紀のイノベーションを担っていくといっている。
現場からの、社会的なイノベーションの創発。たとえばタタのナノ。見た目は車だが、発想は最小限の移動シェルター。
密集都市のモビリティ・イノベーションとしてグローバルな影響を生み出す。


□21世紀型へむけてのイノベーション
都市化はグローバルな課題。先進国、たとえばアメリカでは都市人口が50%を超えたのは1920~30年代。
21世紀はマルチライフ・マルチジョブの時代。19世紀には、働くとは一生従事することを意味した。
20世紀になるとサラリーマンが登場。一生サラリーマンとは思っていない。退職後は別の職業に就いたりする。
日本のライフシステム、たとえば9時に全員が出社、17時に退社は環境には優しくない。新しいライフスタイルを生み出す必要がある。創造的知識都市への要請がここにある。現在の復興税の話は悪代官の発想。飢饉の時にさらに年貢を取るというようなもの。復興で元に戻すと言うよりも、都市型サービス経済によるイノベーションを生み出す時代に来ているのだと思う。


□クリエイティビティとは
狭義の創造性経済は、クリエイティブな仕事をしているデザイナーなどの活躍のこと。しかし今は狭義の話だけではないのではないか。現在の企業価値の源泉は、無形資産が引っ張るようになってきている。クリエイティビティは狭い世界のクリエイティビティだけではなく、産業全体に関わるクリエイティビティが関係している。
広義の創造性経済は、知識資産の比率の高い業種:知識創造・イノベーションで発展する経済。単純なモノからコトへではない。創造性経済とは「いきいきとした人間中心経済」を作り出すこと。人間中心の顧客価値視点、サービス型ビジネスモデル、従来の産業・業界・市場の垣根を越えた融合・進化が求められる。


□クリエイティブ都市としての事例
創造性経済×知識創造=都市型サービス経済
ガルブレイス氏は、日本は近代の効率重視に走りすぎている。日本に一番ないものは芸術とデザインであるといっている。
知識都市という考えは、自分が考えたモノではない。バルセロナ、ビルバオ、ダブリン、デルフト-ユトレヒト、ストックホルム、モントリオール、シンガポールなどが目指している。知識資産の形成という視点から都市ネットワークで世界を見る。成立条件は、研究開発機能、知的ネットワーク、情報環境、文化的多様性、都市インフラなどの整備がある。知識経済が現実のものになってきている。たとえばビルバオ。鉄の都市。1970年代の経済危機、グローバル化への乗り遅れ、人口減少などで衰退化していた。鉄鋼都市の復活として戦略を立ててもうまくいかなかった。しかし、ニューヨークのグッゲンハイム美術館の誘致が再活性化のスタートとなった。


□「都市田園」というコンセプト
忘れてはならないのは、都市と郊外の関係。都市と郊外の境界線に新しい知が生まれる。
ポスト近代都市:多様な都市のモデルがある。
・エッジシティ(郊外の境界に生まれる都市地域。ex.シリコンバレー)
・フラクタルシティ(都市-郊外の距離のギャップを超えた都市間の相互的発展)
・分散型都市(エリアによる都市機能の分散協業)
二子玉川は東京のエッジにあり「都市田園」(都市と自然の共生圏:Urban Green)としての独自的な潜在力を持つ。
知識都市×都市田園=Creative City 二子玉川 と考えることができるのではないか。知識資本(周辺地域、R&D/イノベーション機能、渋谷とのアクセス)、自然資本(多摩川、国分寺稜線)、経済資本(企業ネットワーク)が融合することで実現できるのではないか。
新しいワークスタイルの人々を引きつけられるかが鍵となる。現状では二子玉川はビジネスゾーンのイメージがない。
9時~17時でない新しいワークスタイルが求められるているのではないか。世界でもっとも男性社会率が高い国が日本。
女性感覚を持つ必要がある。ただ単に女性を招き入れれば良いのではない。新しいワークスタイルを提示し仲間になってもらうことが必要。また震災により外国人がいなくなっている。一端消えたものは同じようには戻ってこない。
新しいビジネス、新しい価値を提示する必要がある。


□フューチャーセンターと二子玉川
知識都市が経済の発展を担う。下記モデルを促進する拠点が二子玉川になり得る。
<発展モデル>
持続的経済成長、QoLの向上
  ↑
イノベーション創出の「場」
  ↑
多様な知、アイデア、技能へのアクセス
  ↑
文化的・社会的な関係性資本(Social Capital)


一番重要な鍵は、「場」となる。都市の新しい機能としてどうつくるかが課題。フューチャーセンターという考え方が重要になる。欧州初で日本に広がってきている。ヨーロッパの省庁、企業が始めた動き。社内外の対話と実践的知識創造のための新たなオフィス機能(サービス)であり、現場をつなぐイノベーションの場となっている。話すだけでなく、実践することが大事でアカウンタビリティを持っている。
一つだけあってもダメで、たくさんのこういった場がつながっていくことが大事。二子玉川なりの場が必要になる。
バウンダリー・オブジェクトとしての場。バウンダリー・オブジェクトとは、異なるシステムやコミュニティなどの境界にあって、これらをつなぐものとして生み出される対象や存在をいう。とくに「内向き」のシステムやコミュニティ内だけでは知識創造は起きにくい。
→システム間、組織と環境との間での相互作用、創発が起きる媒介が不可欠。
Catalyst: Co-emergenceを引き起こす場。潜在的なソーシャルキャピタル(capital in waiting)を活性化させる「場」。


多様な個によって形成される「場」から同時的に知が生まれる(創発する)仕組み、その前提となるビジョンの共有、リーダーシップを生み出していく必要がある。


講演4  赤池学氏(ユニバーサルデザイン総合研究所所長)
「未来社会仮説 ~ポスト震災のまちづくりに向けて~」


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□これからの街づくりにむけて
これからのエネルギー、地域交通について、グリーンデザインの考えについて伝えたい。
紺野先生と共にフューチャーセンターの言い出しっぺでもある。都市型のビジネスをインキュベーションしていく
(無償の)オフィスとフューチャーセンターを捉えている。
新しい町作りの技術、ビジネスモデルをプロデュースしていく。そのためにファシリテーターの存在がいる。
サステナビリティ、サバイバビリティ(自立)、ユーザビリティはこれからの街づくりに必要な評価軸ではないか。


□プロジェクトへのステップ
プロジェクトの推進と計画への反映形態として、以下のステップを考えている。それぞれのステップを促進するファシリテーターを求めている。
ステップ1:個別参画企業の先進技術/システムの導入実装と実証評価
ステップ2:BtoBによる先進技術・システムのビジネスモデル開発
ステップ3:新規バリュー・デザインのデファクトスタンダード開発
どういう技術を二子玉川に入れていきたいのか。そのためには、これからの世の中がどう進むのかをざっくりと共有していく必要がある。4つの未来社会仮説。
・2000年頃は「自動化社会」。効率化はしたが、負の遺産をたくさんためた。
・2010年頃は「最適化社会」。エネルギーベストミックスといわれたりする。しかし震災後、3割くらい電力量が減っても大丈夫かもしれないと気づいてしまった。中央の考える最適化の意味を疑い始めてきた。最適化社会は3.11で終わったといえるかもしれない。
・2015年頃は「自律化社会」。誰もが情報を集めることができるようになっている。各人が自律的に行動できるようになってきている。多様なワークシフトが起きてくるのではないか。自律化社会時代のオフィスとはどうなるのか。対話・議論し評価したり育てたりしていくべきではないか。
・2020年頃は「自然化社会」。自律的に連携ができると言うことがわかってくると、上手に自然資本を取り込んでいくビジネスをするところがでてくるのではないかと考えている。自然化社会のビジネスはどうなるのか。
これらを具体的にカタリストBAで探っていきたい。


□これからのグランドデザインへ向けて
今やる気のある官僚たちからひっきりなしに相談を受けるようになってきた。テーマは地域自律分散型電源社会へのグランドデザインについて。
 1. 送電網を公共財に、どういう発送電分離のオピニオンと議論の沸騰
 2. ヨーロッパ型電力体系への移行を希求する声の台頭
 3. 電力の3/4を占める事業系を優遇してきた電力料金体系の見直し議論の活性化
 4. それらを見越した事業系の省エネ、自律型電源導入の加速化
今後は次のような脱原発社会のグランドデザインが台頭するだろう。このような時代のオフィスビルはどうあるべきか、再定義が必要だろう。
 1. 送電網と発電自由化による自律型電源の普及に伴う創エネ社会の実現
 2. 事業系電気料金の見直しによる産業部門の省エネの加速化
 3. 電力依存型産業の戦略的ダウンサイジングと生命産業への転換
 4. 原発不要論のエビデンス化と原発安楽死のためのアクションプランの構築
 5. 自然エネルギー推進によるヨーロッパ型雇用創出社会への転換
 6. 歩行者・自転車・低速モビリティ対応の都市計画、道路計画の台頭
 7. 多消費型ライフスタイルの見直しとダウンシフターの増加
 8. テクノ・ルーラルズ(田舎のクリエイティブクラス)型ライフスタイルの推進
 9. 沿岸非定住型開発、及び山村集落再定住型社会基盤の整備
 10. 成長戦略という国のグランドデザインそのものの見直し
ポスト震災後の留意すべき12のテーマ。二子玉川から考えていくことができるのではないか。
 1. 電力自由化を見据えた「自律型エネルギーシステム」の導入検討
 2. ガスの画期的利用に配慮した「熱対応スマートグリッド技術」の検討
 3. 電力料金体系の見直しを見据えた「省エネシステム」の再検討
 4. 採光、卓越風など活用した「パッシブエコロジー技術」の再検討
 5. 「免震・制震技術」の再整理「浸水・液状化対応技術」の検討
 6. 災害時のエリアマネジメントに対応できる「ファシリティ」の検討
 7. 「緊急・災害避難場所」としての公共緑化空間デザインの検討
 8. 持続可能な食料、水調達に配慮した水源自治体、生産者連携の検討
 9. 放射能汚染状況のモニタリング技術・解析技術の検討
 10. タイムシフトに対応できる「オフィスシステム」の再検討
 11. オープンイノベーション就業に対応できる「オフィスデザイン」の検討
 12. 多様な移動に対応できる「モビリティシステムと路面デザイン」の検討


オープンイノベーションをするにあたり、企業の守秘義務などが問題になる。だからこそ水面下での動きがますます重要になるのではないか。欧州のフューチャーセンターは水面下でのプロジェクトが非常に多いと感じている。


□次世代環境WGプロジェクトの開発テーマイメージ1
→ポスト震災対応のコンテンツ開発テーマ
 1. ガスタービン、ガスエンジン、コジェネ、SOFCなどのガスの面的利用技術
 2. 自然エネルギー・バイオマス活用などによる創エネ技術
 3. スーパーキャパシターなどの蓄電技術
 4. 電気自動車、ロースペックコンパクトEV、EVバイクなどのモビリティシステム
 5. ICTを活用した先導的BEMS技術
 6. LED・有機EL照明・隔射空調などの多様な省エネ技術
 7. パッシブエコロジー建築・デザイン
 8. 蓄光サイン・衣装材などのゼロカーボン技術
 9. 節水・貯水・水上化・上中水利用技術
 10. 人口炭酸泉システム・・・
日本初「生グリーン電力」で、新丸ビルの全電力が再生可能エネルギーに。二子玉川のRISEも同じようにできるのではないか。環境共創イニシアチブにより、良い意味で官僚を巻き込んでいきたい。
中心市街地を低速交通ゾーンに変えたナント市。信号を取っ払ってロータリーとして整備することで、事故が半減し渋滞も消えた。交通ゾーンは弱者を守ることが本来のあるべき姿ではないか。ヨーロッパの交通システムからは学べることは多い。21世紀のクリエイティブクラスは、移動手段が自転車になっているかもしれない。
こういったことを考えていくのが、Doタンクとしてのフューチャーセンターの役割ではないか。


□エコステーションとしての提言
二子玉川を中核とする東急コミュニティは、ガソリンスタンドがいらない、信号機がいらない、ガードレールもいらない。
これからのデベロッパーは社会提言ができるし、していくべきではないか。エコステーションのキーワードは以下ではないかと考えている。
・ゼロ・カーボン(環境配慮の取り得る施策の一つでしかない)
・ネイチャー・ギフト
・ハーベスト・デザイン
・デザイン・オブ・メモリー(その場所の歴史や地縁)
生物多様性オフセットのビジネスモデルがアメリカではじまっている。日本でも検討が始まっている。


□感性価値=テクノロジー×エコロジー×ランドシャフト
ランドシャフトとは、ドイツで生まれた概念で、英語ではランドスケープ(landscape)と訳され、日本では「景観」として狭義に理解されている。本来は「語感+心で感じるものの総体」を意味する言葉で、脳が捉えることのできるすべてが、ランドシャフトの構成要素である。美しい風景、妙なる調べ、香しい匂い、美味しい味、素晴らしい肌触りなど、居心地の良いランドシャフトのもとでは、人々が生き延びやすく、美しいランドシャフトは、人々の生存意欲を支える、と説明され、気持ちよいこと、心地よいことが、良いランドシャフトの定義である。


レセプション


_DSC3407.jpg講演終了後に行われたレセプションには、東急電鉄野本取締役社長他駆けつけて頂いた多数の方々が参加し、リラックスしたムードの中、コ・ワーキングの実験オフィスとなる「co-lab二子玉川」の田中社長他の挨拶、カタリストBAの空間説明、来場者間での交流・歓談が行われ、盛会のうちに終了しました。

 

 

 

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以 上

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「フューチャーセンターウィーク2011東京」が下記の通りカタリストBAで開催されます。クリエイティブ・シティ・コンソーシアム会員の方もお申し込みを頂けますので、ご希望者は、下記をご覧頂き御申込みをお願いいたします。

 

~~~~イベント概要~~~~

☆開催日時/会場
日時:2011年5月10日 - 13日13:00~16:30  (連続4日間開催)
場所:
・二子玉川カタリストBA(5/10,5/12,5/13)
・NTTデータ INFORIUM (豊洲イノベーションセンタ)(5/11)


☆主催・協力
・主催:国際大学GLOCOM, KDI, ソーシャルベンチャーズ四国
・協力:株式会社NTTデータ,Creative City Consortium, Art of Hosting in Japan, Japan Dialog,DevLOVEコミュニティ, その他多くの団体・個人の皆さん


☆ファシリテータ
野村恭彦 (GLCOOM主幹研究員, KDIシニアマネジャー, 金沢工大客員教授)
ボブ・スティルガー(Art of Hosting, The Berkana Institute)
八木陽一郎 (ソーシャルベンチャーズ四国 理事, 香川大学大学院准教授)


☆参加費
会場費・お茶代経費として3,000円/日を当日徴収。

 

☆イベントの目的
フューチャーセンターという「未来志向の創造的な対話の場」が、新しい日本を創るために必要であるという信念のもと、Art of HostingのBob Stilger氏、Future Center AllianceのHank Kune氏の協力のもと、日本中に500のフューチャーセンターを早急に立ち上げていくことをめざしています。ソーシャルセクターとプライベートセクター、パブリックセクターという壁を超えて、未来志向の対話を行い、社会イノベーションを起こしていきたいと思っています。本フューチャーセンター・ウィークは、その「始まり」です。

 

☆アジェンダ
それぞれのテーマに対し、多様性の高い招待ゲスト、参加者をお招きしたいと考えています。ゲストからのインプットだけではなく、すべての参加者が未来志向で対話し、アウトプットに貢献できる対話の場を作ります。

相互理解(招待ゲスト、参加者が全員で相互理解の時間をとります)
新たな兆しの発見(招待ゲストを中心に新たな気付きを共有します)
対話で深める(ワールドカフェなどで会場全員で対話します)
新たな価値軸の発見(全員で対話の結果を共有・綜合します)
理想像への共感(全員が各々の理想像を描き、共感し合います)

 

☆ご参加していただきたい方
日本の未来を考え、創り出していきたいと考えられている方。
各セッションのテーマに対して、熱意を持って取り組もうとしている方。
企業の立場から、社会イノベーションを起こしていこうと考えている方。
ノンプロフィットの立場から、企業や行政を巻き込んでいこうと考えている方。
行政の立場から、企業やノンプロフィットを巻き込んでいこうと考えている方。

 

☆申し込み方法
以下のURLからお申し込みください。
https://spreadsheets.google.com/embeddedform?formkey=dEFEYVAxUTRIeUlodHBYTU9IUGc0ZEE6MQ
(コンソーシアム会員は、「フューチャーセンターウィーク2011は何でお知りになりましたか?」の欄に、
 「クリエイティブ・シティ・コンソーシアム会員」と記入をお願いいたします。)

~~~~~~~~~~~

「カタリストBA」オープニングイベントのご案内
― コンソーシアムの本格活動スタートにあたって ―

クリエイティブ・シティ・コンソーシアムでは、昨年8月の設立後、様々な活動を行ってまいりましたが、より一層活動を本格化すべく、会員の皆様の活動拠点として、2011年4月25日(月)に「カタリストBA」を二子玉川ライズオフィス棟8Fにオープンいたします。

創造社会においては、企業間の枠を越えたオープンなコラボレーションや、未来の社会を見据えて働き方や暮らしについて考える横断的なネットワークが必要となります。この度オープンする「カタリストBA」は、コンソーシアムの会員の方々に、ワーキンググループやプロジェクトの活動の場としてご活用いただくとともに、クリエイターや社会起業家など、アイデアを持つ多様な人々と組織の枠にとらわれない多様な交流によって、つながりやプロジェクトを生み出し実験する場として、二子玉川でのオープンイノベーションを誘発することを目指します。

今後、「カタリストBA」を活用し、ワーキンググループのミーティングやグループワークをはじめ、オープンラボ、セミナー、ワークショップ等、創造プロセスを支援する各種イベントを年間を通して企画してまいります。二子玉川の街全体として、住民や来街者もクリエイティブを体験できる場、多様な人々を引き寄せる求心力をもつ場となるように検討していきます。
25日は、会員企業のクリエイティビティを支援するプロトタイプ商品等を展示する「ツールラボ」や、クリエイティブな個人のコ・ワーキングの実験オフィスとなる「co-lab二子玉川」など、会員の皆様のインスピレーションを刺激し、オープンイノベーションを創発する、クリエイティビティを高める空間や様々な取り組みをご紹介いたします。会員の皆様にはお誘い合わせの上、ぜひ足をお運びいただき、ご体感頂ければ幸いです

 ●開催日時  4月25日(月) 9:30~19:00(開場9:00)

 ●場所      二子玉川ライズ・オフィス8階(東京都世田谷区玉川2丁目21番1号)

 ●主催      クリエイティブ・シティ・コンソーシアム

 ●共催      東京急行電鉄株式会社 コクヨファニチャー株式会社

  ●交通案内  東急田園都市線・大井町線 二子玉川駅下車 東口から徒歩1分
             東急田園都市線渋谷駅より急行で9分、東急大井町線自由が丘駅より8分

 ●内容詳細
   〔午前の部〕 
    ◆オープニング  9:30~10:00
     「開所にあたってのご挨拶」
      ・東京急行電鉄株式会社    専務取締役   高橋 遠 
      ・コクヨファニチャー株式会社 代表取締役社長  黒田 英邦
     「カタリストBAへの期待」
      ・クリエイティブ・シティ・コンソーシアム 副会長 松島 克守

    ◆特別講演1  10:00~11:00
      講師 中村伊知哉氏(慶應義塾大学教授)
      「日本のメディアコンテンツの展望 ~クリエイティブ・シティを目指して~」(仮題)


   〔休憩/自由内覧〕11:00~13:30


   〔午後の部〕
    ◆特別講演2  13:30~14:30
      講師 西尾久美子氏(京都女子大学准教授)
      「京都花街のビジネスモデル」
    ◆特別講演3  15:00~16:00
      講師 紺野登氏(多摩大学大学院教授)
      「「場」と「知」の経営 ~「カタリストBA」に期待すること~」(仮題)
    ◆特別講演4  16:30~17:30
      講師 赤池学氏(ユニバーサルデザイン総合研究所所長)
      「未来社会仮説 ~ポスト震災後のまちづくりに向けて~」


   〔レセプション〕 17:30~19:00

 この度は東北地方太平洋沖地震及び長野県北部を震源とする地震により被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。

 

 本日予定をしておりましたオープンラボにつきましては、中止とさせていただくことに決定しましたので、ご報告を申し上げます。

 

 また併せて予定をされておりました二子玉川ライズショッピングセンターの内覧会についても、主催者側より中止のご連絡を頂いております。併せて御確認を頂ければ幸いです。

1/26 クリエイティブ・シティ・フォーラム2011では、多くの皆様にご来場を頂きまして誠にありがとうございました。

コンソーシアムでは、今後も引き続き創造経済の時代における都市のあり方、二子玉川の可能性について、ディスカッションを重ねてまいる所存です。

今後もコンソーシアムの活動にご注目をいただけますよう、お願い申し上げます。

 

なお、フォーラム当日の様子は、以下のサイトでアーカイブとして映像配信をさせて頂いております。是非ご視聴を頂ければと思います。

※VCUBE配信は、コンソーシアム会員である株式会社ブイキューブの協力により配信を実施します。

※ 映像の視聴にあたっては、閲覧するパソコン内にAdobe社のFlash Playerがインストールされている必要があります。インストールがされていない場合には、Flash Playerのインストールを行い、再度アクセスをお願いします。

1/26のクリエイティブ・シティ・フォーラム2011では、会場の様子をインターネットを通じてライブ配信いたします。
下記のアドレスからご視聴ください。

※Ustream配信ではtwitterでのコメント(#CCFT)を募集します。
※VCUBE配信は、コンソーシアム会員である株式会社ブイキューブの協力により配信を実施します。

1/26 「クリエイティブ・シティ・フォーラム2011」のお申込は終了いたしました。皆様たくさんのご応募をありがとうございました。

ご応募を頂いた方

ご応募頂きました皆様には、事務局にて抽選を実施した上、1/20を目途に当選・ 落選のご案内メールをお送りさせて頂きます。
事務局からのご連絡をしばしお待ち頂けますようお願い申し上げます。

ご応募が間に合わなかった方

大変申し訳ございませんが、参加申込は締切とさせて頂きました。
クリエイティブ・シティ・フォーラム2011では、会場の様子をインターネットを通じて
ライブ配信いたします。是非、ライブ配信にて本フォーラムをご視聴頂けますよう
お願い申し上げます。
⇒「フォーラム2011にてライブ映像配信を実施します」

第7回幹事会を2011年1月14日(金)に(株)三菱総合研究所において開催しました。
今回の幹事会において、新たに入会希望のあった以下の3法人の入会が承認されました。

  • パナソニック株式会社(正会員)
  • 大日本印刷株式会社(正会員)
  • 株式会社PFU(正会員)

また新たなWGとして「次世代環境WG」および「タッチメディアWG」の設立が承認されました。
併せて、当コンソーシアムのTwitterの開始、2011年1月26日(水)に開催する「クリエイティブ・シティ・フォーラム2011」に向けての各WGの準備状況等についての報告がありました。

本フォーラムでは、地域住民を含むより多くの方々にコンソーシアムの設立趣旨や理念、問題意識をお伝えするとともに、講演やグランドデザインの公開討論を通じて様々な分野の有識者の知がつながることにより、未来の新しいライフスタイルやワークスタイル、街のあり方などを提案します。

主催
クリエイティブ・シティ・コンソーシアム
会長:小宮山宏(東京大学総長顧問・三菱総合研究所理事長)

協賛
後援
東京都、世田谷区
協力
イッツ・コミュニケーションズ株式会社、東神開発株式会社、株式会社ブイキューブ、株式会社三菱総合研究所

テーマ:「創造経済の時代〜変化する都市・ワーク・ライフと二子玉川の可能性」

基調講演

「創造社会の到来と都市の未来」
金正勲氏(慶應義塾大学政策・メディア研究科特任准教授、ハーバード大学法科大学院visiting scholar)

パネルディスカッション

松島克守氏(クリエイティブ・シティ・コンソーシアム副会長、東京大学名誉教授)
石戸奈々子氏(NPO法人CANVAS副理事長)
金正勲氏(慶應義塾大学特任准教授)
向谷実氏(ミュージシャン、株式会社音楽館代表取締役)
「プロジェクト紹介」
フューチャーワーク/スマートシティ/ネクストメディア/位置情報サービス/スマートライフ ほか


小宮山宏会長

松島克守副会長

石戸奈々子氏

金正勲氏

向谷実氏

 

日 時 2011年1月26日 14:00~17:00(開場 13:30~)
場 所 玉川高島屋ショッピングセンター西館1F 「アレーナホール」(アクセス)
参加者 全200名程度 1) 一般募集(1/17応募締切) 申込受付は終了しました
2)コンソーシアム各会員、
  設立総会出席者(1/10応募締切)
申込受付は終了しました


日時 2010年12月8日(水)18:00~20:30
場所 株式会社ソリトンシステムズ(7階)(新宿御苑前)
参加者 48名
テーマ 「Creative Cityってどんな街?」
司会 原岡和生(俯瞰工学研究所)
運営 俯瞰工学研究所、クリエイティブ・シティ・コンソーシアム幹事メンバー
記録 俯瞰工学研究所

※前回と同様、受付にてシナジーメディアのハニタッチを設置。来場者にタッチコミュニケーションを行ってもらった。


司会より: OpenLabを進化させていきたいと思います。思いついたアイディアをポストイットに書いてください。リラックスした雰囲気で参加ください。

(株)ソリトンシステムズ 会社紹介:中村氏 

会員企業である(株)ソリトンシステムズ様に本日の会場提供を頂いた同社の中村氏に会社紹介のプレゼンテーション頂いた。500名近い社員、設立30年の会社です。現在、ネットワークセキュリティ関係の事業がメインです。製品開発、ソリューション提供などです。


「Creative Cityが目指すところとは」 松島副会長(俯瞰工学研究所長)

コンソーシアムのことはまだ内容がはっきりと決まっていません。名称も変わる可能性があります。そこでコンソーシアムについて自分が日々よく言っていることをまとめてみました。丸の内、大手町、銀座を越えた街を作ることだと考えます。そこに住む人、コミュニティ、活動がクリエイティブな街です。「新しい街のモデルを作りたい」「住みたい、働きたいという街」。街を作るためにビジネス/ソーシャル・イノベーション、地域戦略の議論が必要と思います。拡張現実技術、高精度GPSを活用した近未来都市の社会実験をやっていきたいと思います。だからこそ、非定形、不規則発言が必要です。その結果として人々がクリエイティブになっていきます。

 

議論
  • 不規則発言を誘引するイベントを設定するメソッドはあるのでしょうか?
  • メソッドに頼るのではなく、意見を言おうという姿勢が必要。日本人にはクリエイティブさが足りないですから。
  • 司会:本日初参加してくれました凛の会の方はご意見ありませんか?
  • 無料の無線LANがその場にあるといいと思う。今日はじめて参加したので「凛の会」というコミュニティを紹介します。理系の女子学生は男子学生に比べて人数が少ないため大学の枠をこえて理系女子を縦横につなげて活動しています。フリーペーパーやWebコミュニティを行っています。
  • 二子玉川に行ったことはありますか?
  • あまり行ったことはなく、気軽に立ち寄れるような街であってほしいです。
  • 司会:どんな街が好きですか?
  • 都内東部に住んでいましたが、木の建築物やちょっとした野花があります。自然に囲まれることがクリエイティブにつながると思います。
  • 出身が兵庫県になりますが、地域のコミュニケーションがとても多いです。それに比べて東京では人とのかかわりが少ないです。便利さとのバランスを考えると難しいのかもしれないです。自然との共生も必要と思います。


講演「人の思いが拠点を作り、広がっていくような場を」
PREMA9代表取締役 有島政彦氏

オープンラボの第1回はどのように行われたかは存じ上げないため、以前、私がプロデュースから運営まで関わりました「LIFE CREATION SPACE OVE」という自転車パーツメーカーとのコラボレーションプロジェクトにつきましてお話しいたします。(O:opportunity V:value E:ease)まず「OVE」では、「場をつくる」ということでリアルな場所を拠点化し、「渦をつくる」ということで実際の体験機会を提案しています。いくつかの事例が下記のような機会創出です。当初は男性を想定していましたが、実際に参加したのは女性の方が多かったですね。分かったことは、女性にはまずはやってみよう、自分にフィットすれば取り入れよう、という思いと実行力があり、男性は新たなライフスタイルにトライすることに極めて慎重であり、少々身構えてしまうということです。

機会創出の事例

  • 散走(散歩のように気ままに自転車で街を探索する)
  • ベジマニア倶楽部(田畑を耕し、田植えをし、野菜やお米を作るところから関わり、調理して食べる)
  • にっぽぽん倶楽部(日本文化を気軽に気楽に体験する)
  • 夢倶楽部(様々な夢を発表しあい共創しあう)
  • 地域密着(地元の任意団体や季節イベントと共創しあう)

「OVE」での取り組みは、こういった機会創出から得たノウハウを、世界のエンドユーザー開拓へ広げていくという考えです。

二子玉川VOTREX(渦)

今回の二子玉川のプロジェクトにおきましても時代感度にフィットした「心地よい渦を創っていく」という視点が必要のように感じています。その「渦」がコア・バリューとなって様々なプロジェクトやコンテンツを生み出し、参加者の共鳴と、次なる機会への期待感創出へとリンクし続けていく、そんなイメージをもっています。

「Creative Cityってどんな街?」

<嗜好性のある街>=その場へ訪れることがライフスタイルの一部となり、なくてはならない時間となっていくこと。
<集う人々の思いが拠点として育つ街>=人生にとって必要な価値創造(ライフバリュー)ができうる場であること。
<リアリティーとファンタジーのあいだごとのある街>=「リアリティー」とは、便利さとラッキーの体感のことであり、「ファンタジー」とは感嘆、歓喜、感動のこと。
議論
  • Q:嗜好性は個人によるのでバラバラになるのでは?
  • A:嗜好性の捉え方を個人的なものとして捉えず、食材と調理方法によって感嘆する味覚となるように、ある人の嗜好性は、他の人々をインスパイヤするヒントヘと変換されるはずです。
  • (本日初参加のアグリライフクラブ様より簡単な会社紹介。エンターテイメント農業をテーマとしています。これらを踏まえ)体験農園が二子玉川でもできたらいいと思います。玉川という自然風景のある街だからです。米国にアスペンという街がありますが、普通の街なのですが有名なアーティストが集っています。

「カタリストフロア企画案」:鳥居氏(コクヨ)

案の段階ではありますが、現状の案を簡単にご紹介します。
皆さまのご意見もお待ちしております。



<休憩中> 飲み物でリラックスを。

オープン・プレゼンテーション

1.エネルギーの変化とともに: 斎藤先生(慶應大学)

人類のエネルギー消費率は12.5~18TW(テラワット)、植物全体の10~15%と、とてつもなく大量です。これは右肩上がりの経済を前提としています。
石油ピークに代表される資源・エネルギー問題と様々な環境問題の板挟みになっている今、その前提は続かず、この先も人類が生き延びるためには、変化に応じた生活スタイルを考えていくべきと思います。具体的には、都市はひとり当たり1.4kW(電力以外を含むすべてのエネルギー消費率)で生活できる環境を作るべきでしょう。

 

議論
  • 最近の若い人のようにものを買わず家でインターネットを使うのはエネルギー消費が少ないといえるのでしょうか?
  • インターネット自体もエネルギーを消費しますが、エネルギー効率を高める 努力はしています。若い人がものを買わないのは、環境の変化に前適応していると言えるのではないでしょうか。

2.測位衛星技術について:石井氏(測位衛星技術)

3分なのではしょりながら説明します。世界で100の衛星の打ち上げが完了すると、数十センチの精度で位置測定ができると推測されています。衛星による位置測定は、「屋外」しかできないというのが常識でしたが、JAXAとの研究により屋内でのGPS測位の技術が開発されました。IMESという方式ですが、米国GPSから地上衛星として衛星番号が正式に割り当てられ、日本発の世界標準技術として普及を目指しています。

 

引き続いて

3.「屋内Twitterマップ」デモ:高橋氏(インディゴ)

経産省のG空間プロジェクトで実証実験を行った「屋内Twitterマップ」をデモします。二次元のイラスト平面図(フロアマップ)を重ねることで三次元空間モデルを構築し、実空間でのTwitterのツブヤキをリアルタイムに当該モデル上にマッシュアップすることで、4次元コンテンツ(x,y,z,t)を実現しました。これにより、屋内空間での賑わいやアテンションの推移等を、時間軸に沿ってグラフ表示等で可視化することが可能になりました。

 

議論
  • このコンソーシアムのハッシュタグを決めて発信するというのがいいのではないでしょうか。
  • いいですね。今日は、いい話を聞いた、でおわらないようにしましょう。

そして懇親会へ

乾杯

<お料理:Calvaさま(カフェカルバ広尾)>

中締め

*20:30懇親会散会、21:10片づけ終了

日時 2010年11月12日(金)18:00~20:30
場所 open source studio KREI(地下1階)(西麻布)
参加者 51名
テーマ 「Creativityを発揮できる環境」
司会 原岡和生(俯瞰工学研究所)
運営 俯瞰工学研究所、クリエイティブ・シティ・コンソーシアム幹事メンバー
記録 俯瞰工学研究所

開会の挨拶 松島克守副会長(俯瞰工学研究所長)

オープンラボは、オープンイノベーション・ビジネスイノベーションの実験の場。クリエイティブな人にどんどん入ってもらいたい。
組織を越えて色々な人・物を巻き込んで、議論をして、イノベーションを起こして行きたい。

デモ1「ハニタッチによる近未来体験」 佐藤正一氏(シナジーメディア)

Suicaなどの非接触カードの読み取り機を利用したサービス。参加者の皆さんに、会場入場時に体験していただいた。その場で「かざしてタッチする」システムのため、ネットとは違うコミュニティ作りができる。リアルな二子玉川で利用してタッチコミュニティを考えたい。利用方法を皆さんのアイディアを一緒に実現してゆきたい。

キーワードは「普及」

 [司会] 今日のハニタッチではSuica、PASMOを持っていない方はいませんでした。ちなみに2つの問いかけをしてみます。
・お財布携帯を使っている人は、会場でどのくらいですか?⇒5~6人の挙手
・iPhoneを使っている人は? ⇒80%強の挙手

佐藤氏(シナジーメディア)Suica、PASMO首都圏での利用率はとても高い。世界に向けてもタッチコミュニティを広めていきたい。

オープン・プレゼンテーション「Creativityを発揮できる環境」

1.Creativityを発揮できる環境3大要素: 前野康夫氏(講談社)

・要素1:自然と触れ合う環境、 感性が研ぎ澄まされる工夫
・要素2:リアルなコミュニケーションの場
・要素3:データベースアクセス、専門的・新鮮な情報にアクセスできること

議論:3つの観点にそれぞれの意見が

○「自然」と関連して、音について。都会には音の周波数が少ないが、自然には多い。屋久島やハワイに行くのは大変なので、疑似体験できるものを検討している。
○3要素は、価値を作り出すことを言っていると思う。クリエイトしたものを世に広める発信機能も重要だと思う。例えばiPhoneのようなものを考えていた人は多くいたと思うが、広げることがキーだ。
○(ICTの発展も必要だが)ネットではなく、商店街などでのリアルなコミュニケーションが気持ちいい。
○このスペースは都会の中のアジト的で、つい終電すぎまで仕事をしてしまう。そんなことからすると、刺激、多様性がある環境が必要だと思う。

2.Creativityを発揮できる要素: 有賀基之氏(イトーキ)

・要素1:組織から離れた自由な時間
・要素2:集中(まとめる作業)と発散(アイディアを出す)がスムーズに行き来できる環境
・適度な刺激が周囲にある環境が、自分にとっては良い。

・エクセルシオールカフェが自分の好み。ソファ・間接照明・BGMが良い。スターバックスはおしゃれすぎる。
議論:音に参加者反応! 

○情報や意見を頭に詰め込んだ状態で、川べりを散歩すると私は良い。二子玉川はその環境だと思う。
○音で何かできないかと考えている。都会は、音が少なく、可聴音しかない。これはストレスがたまる。本来の自然環境は、ずっと高い音がたくさん含まれている。脳や心が揺さぶられる。ハイレゾ音響によって、クリエイティビティが高まり、食事もおいしく感じる。
○いい音を、できるだけよく伝えるデータの研究を行っている。圧縮してもよく聞こえる音を活用させていきたいと思う。
○オフィス実験で、ジャングルの音を1週間流したことがある。ストレスがたまりにくいという結果が得られた。

3.マック、二子玉川 & アイディアは無限:高野雅晴氏(ビットメディア)

・二子玉川のマクドナルド(すでに閉店)が良かった。カウンター席は長居しても良いと解釈して、落ち着いていられた。
・自由に動き回れて、適度にざわついていて、歩き回れる二子玉川は良い。
・オープンラボの参加者とのアライアンスのアイディアはどんどん出てくる。

・いろんなことをやっている。メディアの地産地消。サーバー無しでバケツリレーでビデオ配信し、誰でも放送局ができる。事業仕分けの中継も行っている。自然の音、アマゾンの生音を流したい!月に定点カメラを置いて地球の映像を流したい...。

4.Creativityをビジネスに: 間下浩之氏(V-CUBE)

・クリエイティブもビジネスにしないと面白くない。
・いつでも誰でも何処とでもコミュニケーションができるテレビ会議で人を結びつけクリエイティビティをサポートしたい。

5.二子玉川の自然の写真を紹介: 村野隆氏(東急建設)

朝焼け・桜・水面・木・河原など。これらの自然環境が五感への刺激を生む。

二子玉川の自然を生かしたクリエイティビティを発揮できる環境を作りたい。

議論:「自然」を想像するエリア

○オープンラボでは「自然」がキーワードとして多いと思う。二子玉川は自然が多いという印象だが、上流から下流まで走ったところ、上流20kmは自然にあふれ、下流行きは世俗的な印象をもった。
[司会] 二子玉川には自然が感じられ"ない"と思う人は?⇒挙手なし
○自分も一緒に走ったが、自然が多いと感じた。多面的なものを二子玉川は持っており、いろいろな発想が生まれるのではと感じた

デモ2「3D で Creative!」  山下良一氏(東海ビデオシステム)

・Application & Utilities、HD & PlatformsがCreativityの要素
・今日のデモのシステム構成は、業務用カメラ、家庭用カメラ、バーチャルスタジオ、トライキャスター(事業仕分けの配信でも使われている。3DTV+3Dパソコン。
・3Dパソコンへのネット配信を今回チャレンジした。ぜひ体験してほしい。

議論

○安く提供してもらうのはクリエイターには非常にありがたい。映像系は設備等にお金がかかる産業で、徐々にアクティビティの幅が狭められている現実がある。誰でも使えるスタジオや編集室があるエンタテイメントの街になれば、映像文化への貢献になる。
○二子玉川では、3Dも含むシネマコンプレックスやデジタルスタジオも設置したい。
○人と人が交わってCreativityを発揮できる環境を作ってゆきたい。また、発信力を高めるとアウトプットが多くなると思う。
○ 映像に関わっている人はインプット情報が多く、アウトプットも多いと思う。一般の人はインプットが少ない。インプットの蓄積でアウトプットを出すようになるような変化を与えたい。

デモの一例


写真左:緑色の幕前の人物を撮影すると ⇒ 写真右:合成映像では、まるでキャスターのよう

最後に

[原岡(司会 俯瞰工学研究所)]
オープンラボから、オープンイノベーション・ビジネスイノベーションが起こることを期待。
例として、
・二子玉川施設のバーチャルリアリティを作ってはどうか。
・AR(拡張現実)を取り入れてみてはどうか。
・クリエイターを育てる施設を考えてみてはどうか。

ARは、

今後、二子玉川にも広げていきたい。

本日最後の意見

自分を隠さず遠慮せず好き勝手できることが、クリエイティブにつながっている。色々な技術が有ることを知らずにいることがクリエイティブを阻害している。

お知らせ

次回は12月8日(水)、場所は未定。

そして懇親会へ

・乾杯: IBM 後藤氏

・懇親会では、3Dビデオの体験デモを用意し、乾杯時の発声を仮設3Dスタジオで行った他、3Dメガネの体験デモも行われた。

<お料理:Calvaさま(カフェカルバ広尾)>

・中締め: V-CUBE 間下氏

*20:45懇親会散会、21:40片づけ終了

クリエイティブ・シティ・コンソーシアムは、10月20日時点で法人会員45社(学術会員10名、後援会員9団体)が参加しています。会員は現在も増加しており、会員間の相互理解と交流を促し、新しいWGアイディア等を含めて情報を共有・交換し、創発の土壌づくりをするための第一歩として、「クリエイティブ・ミーティング」を開催いたしました。

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当コンソーシアムの会員相互の理解や、今後のワーキング(WG)活動に向けたご案内・情報共有を行う「クリエイティブ・ミーティング(仮称)」を下記の要領で開催いたします。

日時: 10月20日(水)16:30-19:00
場所: 三菱総合研究所セミナー室
http://www.mri.co.jp/PROFILE/office_map.html
参加対象者: 全会員 *プログラムの内容等の詳細は、別途ご案内いたします。
2010年8月4日15:00より、セルリアンタワー東急ホテル地下2階の「朝霧の間」において、クリエイティブ・シティ・コンソーシアムの設立総会が実施されました。 

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